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その魔女に祝福を  作者: 晴海翼
第二部:第六章 芽吹く悪意
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374.本物の悪意を持つ者

 ピースが自らをも囮にして解き放った五枚の『(フェザー)』。

 アルジェントへ襲い掛かった枚数は三枚。

 残る二枚は、アルマと剣を交えるアメリアの援護へと向かっていた。


「っ! マギアの武器か!」


 アメリアを攻め立てるアルマは、『(フェザー)』の介入に苛立ちを覚える。

 世界を統べる魔剣(ヴェルトスレイヴ)の力は凄まじく、蒼龍王の神剣(アクアレイジア)に決して引けを取らない。

 彼女の身を護る鎧さえも裂いていき、力づくで押し込もうという時に水を差された気分だった。


 ピースの傍にはサーニャと『嫉妬』(レヴィアタン)が居るはずだった。

 援護出来る状態だとは到底思えない。この場に『(フェザー)』が在るのは不自然だと、アメリアは視線を流す。


「ピースさんっ!?」


 アメリアが視界の端に捕らえたのは、『嫉妬』(レヴィアタン)の拳が打ち付けられるピースの姿。

 今この瞬間にも、彼の持つ緑色の髪が流血により赤く染まっていく。それでも、彼はまだ戦意を失ってはいない。

 髪だけではない。額を、鼻筋を、顎を通って滴り落ちる流血の向こうで、未だ意地を張り続けていた。


「痛い……けど!」


 ピースが味わっているのは、生前の自分とは全く違う種類の痛み。

 直接感じる痛みに加え、どうしても血を見ると身体が強張る。

 

「まだはっきりと傷付ける意志を見せられている分、こっちも意地が張りやすいな!」

「ワタシのこと、バカにしてますか!?」


 サーニャはピースの存在に苛立ちを覚えていた。彼の言動にある意味を正しく理解できてはいない。

 けれど、自分には在るのだ。薄汚れた貴族(ブタ)達に「面倒を見てやっている」と害意がないかのように、弄ばれた過去が。


 『嫉妬』(レヴィアタン)の拳が触れる瞬間。ピースは翼颴(ヨクセン)の腹で受ける。

 子供の体格ではとても受け切れられるものではなく、足元が地面から離れていく。


 その瞬間をピースは待っていた。受けた翼颴(ヨクセン)に魔力を注ぎこみ、風を暴発させる。

 反動で自分の身体が飛ばされ、距離を置く。散らされた血痕が点々と地面へ浸み込んでいった。

 一方でまたしても巻き上げられた塵が、冷たい空気が刃となり、相手の視界を僅かでも奪う。

 

「――っ! 何度も何度も、しつこいですよ!」

「こっちだって、必死なんだよ!」


 ピースは瞳に流れ込もうとする流血を、袖口で強引に拭い取る。

 こんな時こそ、基本に立ち返るべきだと自分へ言い聞かせる。


 冒険に出る前。シンが自分に戦いの手解きをしてくれていた時。

 彼は言った。「可能な限り、敵の攻撃は大きく避けろ」と。


 相手の出方が判らない以上、紙一重で避けるのには危険が伴う。

 広く視野を持つ事で、自ずと冷静な判断が下せるというものだ。

 最終的に踏み込む必要があったとしても、まずは相手をきちんと見極めてからだという金言。


 初めは魔術がある世界で、多少離れたぐらいで意味はあるのだろうかと半信半疑だった。

 けれど、ピースは実際に手痛い目を見ている。だからこそ、余裕が失われたこのタイミングで敢えて外へと離れて見せた。

 それは同時に、サーニャと『嫉妬』(レヴィアタン)の注意を自分へ引き付ける意味も兼ねていた。


「逃がしませんよ!」


 砂塵によって閉じられていた『嫉妬』(レヴィアタン)の瞼が持ち上がる。

 これも離れていたからこそ、予備動作を感じ取れた。幻影(ヴィジョン)を喰らってなるものかと、ピースは咄嗟に眼を逸らす。


 逃げたせいで幻影(ヴィジョン)が不発に終わり、サーニャは舌打ちをする。

 ならば再び距離を詰めるまでだと、攻め立てようとした瞬間。耳障りな程大きな風切り音が彼女の鼓膜を揺らした。


 迫りくる三枚の『(フェザー)』。

 更に奥には、血を流しながら横たわるアルジェントの姿があった。


「っ! 復帰早々、またおねんねですか!」


 毒づくサーニャだが、アルジェントの心配をしている余裕はない。

 『(フェザー)』はナイフで受け流そうとも、立体的な軌道で何度もサーニャへ迫りくる。

 実質的に彼女が一度に三枚を相手取るのは不可能であり、『嫉妬』(レヴィアタン)の助力を余儀なくされた。


 『嫉妬』(レヴィアタン)の巨体が『(フェザー)』とサーニャの間へと割り込む。

 ピースにとっては道が拓けた事を意味する。適合者自身に集中できる機会を、彼は自ら生み出した。

 

「今だ!」

「逃げたり迫ってきたり、情緒不安定にも程がありますよ!」


 押し寄せる眩暈に知らん顔をしながら、ピースはただ前だけを見て進み始めた。

 一方のサーニャも、『(フェザー)』は『嫉妬』(レヴィアタン)が対応をしてくれている。

 操っている張本人は自分の相手だと、ナイフを構えた。


「――氷礫(アイスショット)


 刹那、小さく圧縮された氷の礫がサーニャへと触れる。

 魔力で生成した氷を撃ちだす、初級魔術。サーニャとて、大した負傷(ダメージ)には至らない。


「なっ……!?」


 それでも彼女が驚いたのは、打ち込まれた()()だった。

 氷礫(アイスショット)は自分の後方。『嫉妬』(レヴィアタン)が壁となっている方角から、真っ直ぐに放たれた物だったのだから。


「サーニャ。わたし、よく氷礫(これ)で悪戯をしていましたよね」

「オリヴィアお嬢様……ッ」


 壁となっている『嫉妬』(レヴィアタン)。そのさらに奥から聴こえる声の主は、オリヴィアだった。

 薄い石榴色の巨体。その隙間を縫うかのように放たれた氷礫(アイスショット)は、彼女の思惑通りにサーニャへ命中を果たした。


「余所見していていいのかよっ!?」


 オリヴィアに気を取られた隙を狙って、ピースは翼颴(ヨクセン)を振り払う。

 咄嗟に翠色の刃にナイフを滑らせるサーニャだが、翼颴(ヨクセン)の纏う風の煽りを受け、細かな傷を負っていく。

 

「本当に本当に、厄介な武器をお持ちですね!」


 刃となった風を浴びながらも、サーニャは見た目ほどの痛みは感じなかった。

 ピースもずっと全開で戦っている。魔力が消耗しているのは必然であり、翼颴(ヨクセン)を維持するので精一杯だった。


「ウチの天才に伝えて置くよ、お褒め頂いたってな!」

「鬱陶しいって言ってるんですけどね!」


 意地が交差する中で、ピースとサーニャは決め手を求める。

 

 袖口に仕込んだ暗器は、今の風を受けて破壊されてしまった。

 ならばと、サーニャは自らの大腿に隠し持っていた投擲用のナイフへ手を伸ばす。


 一度離れた事により冷えた頭は、ピースの視野を広げていた。

 ナイフを持たない左腕が、無関係の方向へ伸びていくのが見えた。


 何かを企んでいる。阻止しなくてはならないという考えが脳裏に浮かんだ瞬間。

 彼の頭からある存在が消えてしまう。そしてそれは、致命的だった。

 

「――ッ!!」


 またも固く握りしめられた拳が、ピースを襲う。

 唾液。血液。胃液。あらゆる液体が口から逆流をする。

 息が出来ない。肺の空気が全て、吐き出されてしまっていた。


「ふう。お仕事ご苦労様です、『嫉妬』(レヴィアタン)


 ふう。と息を吐くサーニャ。

 彼女はピースが自分へしたものと同様の事を、意趣返しとして行っていた。

 暗器を気にするようなあからさまな動作へ気を取られたピースは、『嫉妬』(レヴィアタン)の警戒が薄まる。


 『嫉妬』(レヴィアタン)の巨体から繰り出される一撃が、無防備となったピースへと襲い掛かる。

 背中と肩には、まだ風を纏って暴れる『(フェザー)』が突き刺さっている。

 故にピースもまだ『嫉妬』(レヴィアタン)の気を引けていると、誤認をさせられていた。


「それにしても。本当に面倒な子供でしたね……」


 咄嗟にサーニャは左眼を手で覆いながら、ぽつりと呟く。

 自らに埋め込まれた石榴色の瞳が原因で、サーニャは頭に強い痛みを覚えはじめる。

 邪神の力を得てから、ここまで能力や邪神の分体を使い続けた経験はない。


 消耗を自覚をしたのは、ピースと最後に交戦した瞬間。

 物が二重に見え始めた彼女は、同時に頭痛が襲い掛かる。


(けど、まだだ。まだ、終わっていない。アルマ様一人に、残りを押し付けるわけには……)


 気合で疲労を誤魔化すかのように、余裕の振舞を見せようとするサーニャ。

 そんな彼女の前に、蒼色の刃が迫りくる。紛れもなく、蒼龍王の神剣(アクアレイジア)だった。


「サーニャ! これ以上は!」

「アメリアお嬢様!?」


 困惑の表情を浮かべながら、サーニャは蒼龍王の神剣(アクアレイジア)を回避する。

 激しい頭痛に襲われながらも、彼女にとってはそれどころではなかった。


 アメリアがこの場に現れた。単独で。

 彼女と相対していたはずのアルマはどうなったのか。最悪の状況を想像し、固唾を呑み込んだ。


(アルマ様は……)


 追撃をするアメリアの相手をする余裕はない。『嫉妬』(レヴィアタン)を割り込ませ、サーニャ本人は一歩退く。

 自らに落ち着くよう言い聞かせながら見渡した先に捕らえたのは、地面へ転がる世界を統べる魔剣(ヴェルトスレイヴ)

 アルマの姿は、その更に奥で発見する事が出来た。


 ……*


 サーニャがピースと交戦をしている最中。

 アメリアとアルマもまた、一瞬の油断が命取りと成り得る剣戟を繰り広げていた。


「アルマ様、もうお止めください!」

「ならば、君が僕の仲間になればいい! 君だって、あんなものを見れば僕の気持ちを理解できるはずだ!」

「あんなもの……?」


 アルマの真意は気になるが、アメリア自身に世界再生の民(リヴェルト)へ参加するつもりは無い。

 口振りから相応の理由はあるのだろうが、ミスリアを、世界を混沌に陥れる免罪符には成り得ない。


 けれど、今のアルマを止めるのは至難の業だった。

 彼の持つ漆黒の魔剣は、埋め込まれた疑似魔導石(マナ・ドライヴ)によって驚異的な威力を備えていた。

 恐らくは邪神の『核』を源泉としているのだろう。蒼龍王の神剣(アクアレイジア)で相殺していなければ、受けきれそうにもない。

 

 加えてアメリアには、まだ甘さが残っていた。どうしても、アルマを殺すのではなく止めたいと考えてしまう。

 フローラにとってたった一人の弟。何より、先刻の会話から彼が諸悪の根源とはとても思えない。

 もう一度話し合い、真に戦うべき敵をはっきりとさせたい。その温度差が、アルマを攻めきれない理由となっていた。


 魔術を練る余裕は与えられない。一方で、アルマにも魔術を練る間を与えない。

 純粋に剣と剣が交差する中。徐々にアメリアへ生傷が増えていく。

 

 状況が変わったのは、オリヴィアの放った氷礫(アイスショット)だった。

 彼女の一撃はアルジェントが敗れた事。そして、サーニャが危機へ陥ろうとしていた事をアルマへと伝える。

 

「サーニャ……!」


 彼の活力。その源泉となっているサーニャが危機へ陥る。

 それは一瞬の隙を生み出すには、十分な理由だった。空中を舞う『(フェザー)』が、落下するようにアルマへ襲い掛かる。


「くっ!」


 アルマは世界を統べる魔剣(ヴェルトスレイヴ)を用いて、『(フェザー)』を弾き飛ばす。

 明確にアメリアから剣先が逸れた瞬間を、彼女は逃さなかった。


 蒼龍王の神剣(アクアレイジア)の剣閃が、世界を統べる魔剣(ヴェルトスレイヴ)を弾く。

 眼を見開くアルマだが、アメリアの攻撃はまだ終わっていない。


「アルマ様、お許しください!」

 

 アメリアの掌が、アルマの腹部へと触れる。

 次の瞬間、魔術によって造られた大量の水が彼を押し流していた。


「アメリア……ッ!」


 ただ大量の水を精製するだけの魔術。それ故に、アルマは水圧に抗えない。

 流されるまま、アルマは強制的に距離を取らされる。


「……後で、また話をしましょう」


 アメリアはアルマへ背を向け、交戦中のピースの方を見る。

 彼は『嫉妬』(レヴィアタン)の拳によって、小さな身体が地へ伏せられた瞬間だった。

 このままピースを死なせてはならないと、アメリアはサーニャの元へと走り始める。


 ……*


「アルマ様をっ!」

「一度頭を冷やしてもらったまでです。貴女も、これ以上は止めてください!」


 奥歯を噛みしめながら、ナイフの切っ先をアメリアへと向ける。

 アメリアはその刃を受け止めながら、戦いを止めるようにと訴える。


「止めて、どうにかなるんですか!?

 アメリア様と違って、ワタシにはもうこうする術しかないのですよ!」


 ありきたりな言葉を前に、サーニャは益々苛立ちを募らせた。

 彼女は強く、優しい。そして甘い。世界に於いて少数派だという自覚がない。

 何より、自分が持ち得ないものばかり持っている。『嫉妬』の感情が、大きく揺さぶられていく。


(それに、アルマ様が……!)

 

 サーニャは水浸しになったアルマが、自分の元へ駆けつけようとしているのが見えた。

 大口を開けて声を発しているのが判る。聴こえてはいないが、自分の身を案じているのだと思った。

 自惚れかもしれないが、それでよかった。そう思うだけで、彼の為に戦えるのだから。


 間も無くオリヴィアがアメリアの援護を行う為の魔術を放つだろう。

 彼女も相当消耗しているが、気を散らされるだけで命取りになる。

 一刻も早く彼女が介入する余地を奪うべく、サーニャは声を荒げた。

 

「――『嫉妬』(レヴィアタン)ッ!」


 薄い石榴色をした巨体が、アメリアへ襲い掛かる。

 蒼龍王の神剣(アクアレイジア)を持つアメリアへ、幻影(ヴィジョン)は意味を持たない。

 己の体躯を用いてアメリアを制圧しろと、命令を下した。


「止めなさいと、言っているでしょう!」


 だが、アメリアも怯まない。彼女には護るべきものがある。

 蒼龍王の神剣(アクアレイジア)による剣閃は『嫉妬』(レヴィアタン)の脇腹から大腿を斬り裂く。

 バランスを崩した巨体が、アメリアの足元で崩れ落ちた。


「そのまま、逃さないでくださいよ!」


 けれど、サーニャにとっては織り込み済みの事態だった。

 愚直な攻撃など、アメリアに通用しない事は解っている。

 

 真の目的はアメリアの自由を奪う事。

 その狙いを実行する為、『嫉妬』(レヴィアタン)は彼女の足首を掴んでは離さない。


「っ! 放してください!」


 自らの足首を握りつぶそうとする『嫉妬』(レヴィアタン)

 その手首を斬り落とすべく、アメリアが神剣を振り被る。

 だが、サーニャがそれを許さない。ナイフを突き立てながら、アメリアへと覆いかぶさる。


「逃がしませんよ、アメリアお嬢様」

「……サーニャ!」


 崩れ落ちた二人。上からナイフを突き立てるサーニャと、阻止するべく彼女の手を押し上げようとするアメリア。

 サーニャの全体重と共に、刃の先端が、眼前に迫っている。一瞬たりとも、気は抜けない。


「ここまでして、何が手に入るというのですか!?」

「ワタシが、自分の人生に納得できる何かですよ!」

「そんなものの為に!」

「持っている人には、判らないでしょうね!」


 激しい口論を重ねながらも、ナイフの押し合いを続ける二人。

 徐々にナイフの切っ先が下がっている中、オリヴィアはどう動くべきか戸惑っていた。


「アメリアお姉さま。サーニャ……!」


 余りにも密着しすぎていて、下手に魔術を放てばアメリアを巻き込んでしまう。

 普段ならいざ知らず、下手に邪神を刺激してしまえば事態が悪化する可能性も懸念していた。


「オリヴィア。私が何とかして見せる」

「……トリスさん」


 もう魔力は殆ど残ってはいない。けれど、無力感に打ちひしがれていた頃とは違う。

 賢人王の神杖(トライバル)を構え、アメリア以外へ魔術を放とうと詠唱を試みた矢先。

 事態は、予想していなかった方向へ舵を切る。


「――サーニャ。そのまま、抑えていろ」

「……え?」


 不意に聴こえる、男の声。低く重い声。

 氷のように冷たい声を、サーニャは知っている。

 けれど、信じられなかった。彼がこの場に、居るはずがないのだから。


 刹那、彼女の背中から腹部にかけて強い痛みが生まれる。

 一体何が起きたのか、理解できなかった。


「……っ」

 

 同時にアメリアからも、苦痛の声が漏れる。

 腹から滴り落ちる鮮血が、アメリアの腹部を汚していると思った。

 だが、違う。自分を貫いた漆黒の刃は、そのままアメリアをも貫いていた。


「な……」

「どうして、ここに……」


 オリヴィアとトリスは、突如現れた黒衣の男の存在に眼を疑った。

 同じ反応をしたのは、彼女だけではない。アメリアに流され、戦線へと復帰した王子も、驚きと怒りで声を荒げる。


「ビルフレスト! 自分が何をしたのか、解っているのか!?」

「ええ、勿論。私は全て、理解した上で行っていますよ」


 乱戦が繰り広げられる森に姿を現した男は、ビルフレスト・エステレラ。

 世界を統べる魔剣(ヴェルトスレイヴ)を手にした彼は、瞬く間に場の空気を支配した。

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