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75_休息 発覚

  「ラスト 起きろ!・・・・・・き 君というやつは・・・・・」


(あ れ アルミ ちゃん?)


  僕は夢ごごちのまま松明でぼんやりと明るい洞窟内を見回す

  隣で僕をはさみぴったり寄り添うように寝ているルウミーナとクレゼル まるでハーレム状態だ

 僕は状況を把握すると顔色を失う


「ア アルミちゃん こ ここれは違う 違うんだ・・・・・・」


 ・・・・・・そう 僕は昨日ギエルとの戦いの後 この2人に魔気の補充を行いながら疲れて眠ってしまったのだ


 ・・・・・・


「ぐあああぁあああ」


 僕の魔気はルウミーナ クレゼル ラストラを通し魔気監獄に注がれていく・・・・・・

 中にいるギエルは依然魔気の吸収を行っているがもうすでに自らの精神の制御すらできなくなっているようだ


「ルウ ラス クレ!」


「イエス マム」


 僕から魔気の供給を受けている3人は魔気監獄を強化し徐々にギエルの存在を圧縮した


「ギュ ギュウエーーー」


 ギエルはそのまま監獄の中で押しつぶされたが転生は行われなかったようだ

 3人は魔気監獄を解除するとそのままリリスの支援へと向かった

 僕はそれに続く

 数時間後僕らはギエルの残党を掃討し洞窟内の少し開けた場所にて露営することとなった


「大丈夫?」


 僕はルウミーナ クレゼル ラストラの3人に声をかける


「・・・・・・少しつらい」


 答えたのはクレゼルだったがほかの2人も同じような感じだ


 多量の魔力を持って来られる僕やリリスと違いルウミーナ クレゼル ラストラの3人は魔気監獄を解除してからもひどく魔気を消費しているようだ


「すまない ラストこの子たちに魔気を・・・・・・」


 リリスがすまなさそうな顔を僕に向けながらいう

 もちろん僕はそのつもりだ


 洞窟内に小さな光る精霊たちが浮かびだしてから数時間たっているだろうか露営の準備が終わり食事をすませた後3人に魔気の補充を行うこととなった


「ラストラの補充は私がやりますよ」


 リリスがにこやかに提案してくれたため僕は素直にそれを受けた


「あ あの ラスト まだちょっと痛いんでもう少しゆっくりと入れてもらえますか・・・・・・」


「あ ああ」


 ラストラがそういうので魔気はできるだけゆっくりと補充することにした


(えっと たしかルウミーナは尻尾から・・・・・・それからラストラは首からだったよな」)


「お願いします」


 ルウミーナ ラストラはすでに寝転んだ状態で施術を待っていたため僕も同じように寝転びリラックスした状態で魔気の充填を始めた


(えっと ゆっくり ゆっくり)


「はぁ」


「ふう」


 2人とも安堵の吐息をもらすとそのまま寝入ってしまったようだ

 なんだか僕も眠くなってきた

 このペースなら眠りながらでも充填はできそうだ


 ・・・・・・


「ななな なんで ア アルミちゃんが ここ ここへ」


 顔面蒼白になっている僕はあたふたしながら話題をそらそうとする


「そんなことよりその女の子たちの肩と尻から手を離せ そして 君はそこに座れ!」


「うっわあああああ」


 僕はあわててルウミーナ ラストラから充填を行っていた手を離す

 ルウミーナ ラストラはこの騒ぎをうけてむにゃむにゃとめをこすりながら起き出して来た


「にゃにゃ いたいた アルミ ラストは見つかったのかにゃ」


「おにい!」


 タマちゃんと梨花が昨日崩して無くなったほうの洞窟出口のほうからやって来たのが見えたのと同時に右肩に重みを感じた


「ありゃあ どうしたぁ ラストちん にひひ またわりぃことしただかぁ」


 どうやらこの肩の重みは僕の肩の上に肘を置いているナバのもののようだ


「ナバ!ちゃかすんじゃない ラストそこになおれ!」


 ナバはそこから猛スピードでどこかへ隠れてしまった


「ひいいいぃ タマちゃん!」


 僕は背中の大剣の手をかけたアルミちゃんを見てタマちゃんに助けをもとめる


「まぁまぁ アルミ こんな魔獣の多い洞窟の一角で緊張感もなくよこしまな考えを起こしているということも考えられないにゃ 何かわけがあるかもしれないにゃ おちついて理由を聞くにゃよ」


 落ち着いた様子でアルミちゃんを諭しながらやってくるタマちゃん


「どうやら 敵ではないようですね・・・・・・それからその口調もしや賢者タマ様ですか?」


 いち早く皆の気配を感じどこからか様子を見ていたリリスが慎重な面持ちでどこからか出てきた
































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