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69_ミッション始動

「ラスト どうじゃ 皆とはうまく話すことができたかの? タマに聞いておるじゃろうが妾たちはインキアスの言霊について少し研究するつもりじゃ なんでもこの前の戦いでカンナがいくつか気がついたことがあると言っておっての・・・・・・もしかするとインキアス攻略の手がかりになるやもしれん」


 祖母は一息ため息をついたあと続けた


「ラスト すまんの 結局 お主もこの戦いにまきこんでしもうた お主が勇者や魔王の孫でなければこんな戦いに巻き込まれることもなかったろうに・・・・・・」


「ばあちゃん・・・・・・気にすること無いよ 僕もこの世界で生きていくためにまだまだ勉強しなくちゃならないことがたくさんあるし 自分の力を試したいって気持ちもあるから・・・・・・」


 僕は祖母の前で魔法詠唱の型を決めてみせる 実際は無詠唱でいい あまりのかっこよさに自分が大魔法使いになった気分だ


 ・・・・・・祖母は少し悲しい顔をした


「さて それではラスト そろそろリリスも向こうで待っておる頃じゃろ 本当に気をつけて行動するのじゃぞ 危険を感じたときには迷わず連絡せい」


 その後祖母から一通りのリリスの話を聞いたあと僕はタマちゃんたちのところへ戻った


「にゃはは そろそろ戻って来る頃だとおもったにゃあ ラスト」


 部屋には旅支度を終えた皆が待っていた


「え?」


「ラスト何を驚いているんだ?」


「みんな何処に行くの?」


「どこにいくもなにもこれから僕たちパーティーは君をサポートすべく行動する」


 不思議そうな顔を向ける僕にアルミちゃんが答えた


「対策本部はタマカーに設置するにゃ ラストはタマたちを川の温泉までポータルで送るにゃよ ラストとはそこで別れてタマたちは南下して砂漠に入りタマカーに待機するにゃ いざ行かん」


「おにい すぐに出発」


 タマちゃんは窓の方へ腕を向けて出発のポーズをとりやる気をアピールした

 梨花はタマちゃんの後ろでミューを握りしめながら同じポーズをしている

 僕が準備を終え裏庭に行きポータルを出した頃には父や母も見送りに来ていた 父はどこからか母に捕まったらしく封印されて小さな男の子に戻っていた


「梨花 くれぐれも気をつけて行くのよ タマちゃんアルミちゃんナバ この子達をお願いね・・・・・・」


 母さんは僕の名前をださなかったが心配そうな眼差しを終始むけていた


 ・・・・・・


「それじゃあ ラスト 一日一度は必ずこの魔力レシーバで連絡を取るようにするにゃ」


「うん わかったよ」


 僕はポータルを開き皆を川の温泉の女湯・・・・・・へ転送した後川の温泉街の入口にあるうちのじいさんと転生前のタマちゃんの像の前で皆と分かれる前に玉ちゃんと作戦について話をしていたがリリスとの約束もあり取り急ぎ皆と別れることとなった


「それじゃあ みんな 準備はいいかにゃ タマカーの隠してある砂漠まではけっこう長いにゃ気を引き締めていくにゃよ」


 タマちゃんは祖父と自分の像を感慨深げにながめたあと出発の合図を出した


 僕はそこから皆の姿を見送ったあと旅館で待っているであろうリリスのもとへと向かった


「ラスト こっちですよ」


 ロビーでリリスが人を避けたような声で僕を呼ぶ そこでは話をせずサキさんの用意した秘密部屋へと移動するようだ


 部屋に入ると見知らぬ美少女が3人いた しっぽがあるところをみると獣人だろうか


「紹介します コードネーム ワサビ カラシ ショウガ です」


(え?)


「ラスト何をぼーっとしてるんです ちゃんと挨拶しないとだめですよ」


「あ ああ こんにちは あ あのリリス・・・・・・ この世界にもわさびや辛子ってあるの?」


「ん? この世界にも? わさびやからしは君たちのいた世界の言葉なのですか?ここでは昔から隠密行動をするものへの呼称としてワサビ カラシ ショウガ とつけるのが通例なのですが・・・・・・他には えーっとなんでしたっけ サンショ サンショウ? なんてのもありましたかね」


 僕はリリスに元の世界の調味料のことを簡単に説明した


「あ それは興味深いですね ならばきっと昔の転生者から伝わったものなのですね おもしろいわ・・・・・・まぁそれは置いといてリスト この娘たちは私の信頼おける部下です これからこの3人にお手伝いをしてもらおうとおもっています」


 リリスは思案顔を見せながらも周りの3人の娘に目配せをおくった




















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