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30_ナバウォーク

 僕が開いた転移ゲートは考えているところと少しずれた所へと開いてしまった

 アルミちゃんやナバは僕がわざとやっているのだと思っているようだがやはり祖父が使うのに最適化してある魔導書は扱いが難しい

 まぁ考えている地点とはさほど狂いがないのだから良し・・・・・・?としてほしいところだ


 僕等は森の温泉での休息も程々に2日ほどで出発することとなった

 サキュバスの町へと向かうこれからのルートは一度南へ向かいキッチン王国東に位置するの巨大な山脈をを迂回して砂漠を北上するというものでこの旅でもっとも危険になるであろうルートであった


 僕等は早朝森の温泉を出発した

 僕達はガヤガヤと談笑しながら歩いていたが森の温泉の入口にあるタマちゃんとうちのじいさんの噴水の前では皆だまってしまった

 その後静かになってもくもくと歩く僕達に気を使い最初に声を上げたのはナバであった


「なぁ なぁ タマちゃん 今日のお昼は何食べっだぁ?」


 ナバは僕達の連隊の先頭まで行きタマちゃんの前に歩きながら無理な体制でヌッと顔を出すと今日のお昼の献立を聞いている


「にゃはは ナバは何が食べたいにゃ このへんで少し狩でもしていくにゃ?」


「んー ・・・・・・」


 タマちゃんはナバのそのおかしな格好も気にするでもなく受け応えする

 ナバは流石に歩きながらのその体制が辛くなってきたと見えてぷるぷる震えだしたあとみをひるがえして元の場所へ戻った


(!?) 


 このとき僕はナバのスキルを始めてみることになった


「えっ ナバ 今の何?」


「何って? なんだ?」


「さっき タマちゃんのところからそこに戻るのが見えなかったから・・・・・・」


「ああ これのことかぁ」


 ナバはそう言うと自分が歩いている位置から唐突に僕の目の前に現れた


「わあっ」


「あははは うち すっげーはやく動けるスキルもっとるだがぁ あははははは」


 そう言うとナバは消えたり現れたりしながらいろいろな位置にあらわれて見せた


「そんでなぁーーーー うちー こんなことも できっだでー」


 そう言うとナバは僕のまわりに数人の分身残像を新作ブランド衣装の発表をするモデルの様に歩かせた


「おおお」


 ナバは驚いた僕に気を良くしたのか分身残像のまま上着を脱ぎ始めた そして脱ぎ捨てた服も回収していく器用さ


「ラーラーラ・ラ・ラ チャラーン ウッフーン」


「ええい やめろ この露出うさぎめ」


 そしてナバが胸当てをとろうと手をかけたとき すかさずアルミちゃんが分身の一人のその腕をとるとナバの分身はその一人に集束されていった


「あ ちょっと調子にのりすぎたわ わりい(悪い)っちゃー てへ」


「ナバ すごい おにい えろい」


(えー 梨花 僕か?)


「どうだー リストー にひひ スゲーだろ ナバさん輝いとるだろう」


 ナバはすぐに僕の隣に来ると肩に腕をかけてそんなことを言っている


(ウザウサ ウザウサ ・・・・・・ あと胸が当たってますよ)


 ギュルルー


「あ」


 お腹の音がなってしまったナバは一瞬で赤くなりもとの位置にもどりやっちまった感を出しながら両手をだらりと下げてあるくこととなった


「んー やっぱり 食材探し しておくにゃー おいしいものをとるにゃよー」


 タマちゃんはそんなナバを微笑ましくみつめながら皆に狩の準備をするよううながしたのだった
















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