表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

19/115

19_梨花の魔法

「そうかぁ 梨花は回復魔法つかいたいにゃ 悪いにゃ 梨花 タマやアルミ ナバは回復魔法使えないにゃ あの魔法はちょっと特殊でにゃあ サキュバス族が得意としてるにゃよ だから習うんだったらサキちゃんにならうといいんだろうけどかなりの覚悟が必要になるにゃ」


「覚悟?」


 梨花はタマちゃんの話に小首をかしげる


「あー 梨花はサキちゃんの事どんな人だとおもうにゃ?」


「サキさんはなんかエッチ」


「はい 梨花正解にゃ」


 タマちゃんはぱちんと手を叩いて梨花に正解を告げる


「回復魔法は性欲に強く関係してるにゃよ だから使い手ににゃるとサキちゃんくらいの妖艶さがほっといても漏れ出しちゃうにゃよ これは危険と表裏一体にゃ いつでも全裸で歩いているようなものだからにゃ どうだい? 梨花 梨花は全裸で街を歩く勇気があるかにゃ」


「今は無理」


「だよにゃ まぁ 回復魔法を使うにしてもある程度自分を守る術を会得してからのほうがいいとおもうにゃ」


「うん」


 梨花はタマちゃんの提案に素直にうなずいた


「それじゃあ とりあえず普通の魔法をつかってみるにゃ ひとまずさっきのラストと同じように眼の前に壁をイメージするにゃ あ 梨花 大きい壁じゃにゃいぞ 小さな壁をイメージするにゃ」


「わかった」


 梨花はそう言うと大きく息を吸い込んだあとそれをゆっくりと吐き出していく


「壁よ せりだせ」


 ・・・・・・


 失敗か いや 僕のときも少し時間が過ぎてから発動したはずだ


 ・・・・・・


「梨花 もう一度やってみるにゃ」


「壁よ せりだせ」


 ・・・・・・


「・・・・・・タマちゃん だめみたい」


 魔法の発動に失敗してしまった梨花は今にも泣きそうだ がんばれ 梨花


「にゃ」


 短く声をあげたタマちゃんは何かをひらめいたらしく 梨花を眺めてニヤっと笑みを浮かべた


「そうだ 梨花 あのにゃ 梨花のおかあちゃん らみは不思議な攻撃魔法を使ってたにゃ あー 確か マヨネーズ とか ハバネロソースとか唱えていたにゃ なにかヒントににゃるかにゃ? もしにゃにかひらめいたらタマの作ったテスト人形に当ててみるにゃ」


 そう言ってタマちゃんはテスト用の土人形を生成した


「母さんの魔法はマヨネーズ?」


「そうにゃ マヨネーズっていう魔法で相手を窒息させてたにゃ あとはハバネロソースっていうのが強力でにゃ 相手の眼や呼吸を麻痺させる魔法にゃよ」


(なんか母さんらしいなぁ 笑っちゃいけないけど面白いな さて梨花はどうする?)


「なんでもよさそう 私は・・・・・・」


「白いごはーん」


(そうきたか!)


 梨花が白いご飯を唱えると梨花の後方に大量のご飯のつぶが形成された


(それをどうするんだ!)


「やー」


 そしてその粒は猛スピードでテスト人形に凝縮していく 形は三角形だ


「おー すごいにゃ 梨花 それはなんにゃ?」


「これは ・・・おむすび さらに!」


「ライスペーパー」


 梨花が叫ぶと後方にあった粒は円形になり飛んでいくそしてその先にあるおむすびに入ったテスト人形をを一刀両断に切ってみせた


「すごいぞ 梨花 すごいぞ すごいぞ」


 アルミちゃんが身を乗り出して梨花を称賛する


「一応母さんの魔法もやってみたい マヨネーズ」


 梨花は大声でマヨネーズを唱えた


 ・・・・・・が


「マヨネーズは失敗」


 そういった梨花はマヨネーズまみれでその場にへたり込んでしまうことになったようだった











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ