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プロローグ2

本日二度目の更新となります。文章をまとめるのってめっちゃ難しいですね....他の作家の方達が神に見えてきた今日この頃。

正直なところめちゃくちゃビビっている。


そりゃそうだろう。疲労困憊の体で帰宅したら、初めて見る超美人(重要)の女性から満面の笑顔で



「お待ちしてました!!」



などと言われビビらない男がいるだろうか。 もう一度言おう。めちゃくちゃビビっている。


「待ってたって...俺のことをですか?」



恐る恐る尋ねると、先ほどと同じ満面の笑顔で


「はい! この家の持ち主であるあなたに話したいことがありまして、待っていましたとも!」



話したいこと?そもそもあんた誰よ? 何で俺の家知ってんの?


頭の中でクエスチョンマークが乱舞し、訳がわからないといった表情の俺を見て、


「ああ! まだ名前も言ってませんでしたね...私、竜胆莉亜と申します。年は21です!」


と、件の女性..竜胆さんはどこか子供らしさの残る様子で、はきはきと話してくれた。



...いやこの人さりげなく自分の年暴露しちゃってんじゃん。しかもやっぱ年上じゃん。 というか他に知りたいことが山ほどあんだけど。


と、内心でツッコミつつ


「それでえーと...竜胆さん? は一体何のつもりでここに?話したいことがある..ってのは聞きましたけど」


再び警戒心を強め、俺が本題に入るよう促すと


「はい!! ひとつお願いがありまして...私をあなたの家に..住まわせてくださいませんか!?」


「は???」


••••••いったいこの人は何を言っているのだろう。

いや、自分が何を言ったかわかっていない可能性もある。


「••••••もう一回言ってもらえます?」



「私をあなたの家に...住まわせてくださいませんか!?」


一番耳を疑った部分を一言一句間違わず、間の取り方まで完全に同じ調子で言った。


いったいこの人は何を言っているのだろう••••••

と、こちらもさっき内心で浮かんだセリフが一言一句違わずに再度浮かんできたがそれを振り払い


「えーと..無理です」


素直に断った。


いや断るに決まってんだろいきなりそんなこと言われたら。 得体の知れない女の人に「あなたの家に住まわせてくれ」なんて言われて快諾するのは余命1ヶ月の人だけだろ。

と再び内心で突っ込み、


「そういうことなんで...それじゃ」



奇妙なことは忘れるに限る。全てを忘れ部屋でゲームでもしようと俺が家に入ろうとすると、


「えっ いやちょっと待ってください!お礼ならいくらでも...あ..ないんだった..ううう...! い、今は無理ですけど

あとで必ずお支払いしますからぁ!


とりあえず、3億ほどでいかがでしょう!?」


「はあ....そうすか」



一気にまくし立てる竜胆さんを俺は冷めた目で見つめた。


バカバカしい。3億とかまるっきり小学生が冗談でいう金額そのままじゃねーか。やっぱり酔ってんだろうな。


「まあ、ほんとに3億俺に払ってくれるんならこんな家いくらでも使っていいですけどね」


こちらも冗談のつもりで俺が吐き捨てるように言うと、

竜胆さんは何かに気づきむっとした様子で

「あー、私のこと疑ってますね?ならこれ! 見てください!」


と、俺にスマートフォンを差し出してくる。


当たり前だろ急に3億とか。信じるわけが.....え?


え???


スマホを覗き込んだ俺が見たのは、日本の富豪たちについて書かれたとあるホームページだった。そこに書かれていたのは••••••


「竜胆グループ..トップの娘..?個人資産約10億円..???」


『竜胆グループ』


確か俺でも知っているような大企業の中でも特に大きなグループのことじゃ...


何を隠そう俺の父親が働いているのもそこの系列の会社だと聞いたことがある。


そんな大グループのご令嬢ってことか? ということは?


「....竜胆さんもしかして、超お金持ち.....?」


愕然とした俺の問いに


「はい!私でも3億程度なら支払えますとも!..(いますぐは無理ですけど... )それよりさっき3億払えるなら住んでいいって言ってくれましたよね!?」


途中ごにょごにょしていた部分を聞き逃し、 呆然とした俺は首を縦にも横にも振ることができずひたすら立ち尽くした••••••

ここまで読んでくれたあなたに最大の感謝を。

次回、プロローグ3でプロローグが完結します。

「プロローグが完結ってなんだよ!」「プロローグにどんだけ時間かけてんだよ!」という突っ込み、もっともです..!

文章をまとめることの難しさを実感したのです...

よろしければブクマ評価感想等頂ければ、モチベが爆上がりします!

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