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俺の高校生活どうなるんでしょうか?4

どうぞー


「私の事を、蕾と呼んで下さいっ!」


「まさか、下の名前で読んで下さいって、女子から言われる日が来るとは…思ってもいなかったんだけど」

 しかし、結果的に桜海の住所が書いた紙を手に入れる事ができた。でも、俺今まで女子の家とかに事前の約束も無しで訪ねたことなど一度も無いからとても緊張するんですけど。

 ただ、なんで蕾が桜海の住所を知っているのかが謎すぎて逆に怖い。

 でもたしかにあの時、蕾がまだそんなに仲良くない桜海の事を、心配している事がはっきりわかった気がした。

 紙に書かれていた道を辿っていると、どうやら目の前にあるコンビニを右折しそのまま真っ直ぐ歩くと、紙には目的地と赤のペンで書かれていた。

「…!おい、嘘だろ…」

 それを見た俺は声をこらえきれず、体中に寒気を感じさせた。

 そこの家の表札には桜海と綺麗な明朝体でその名前を掘られていた。そして、そこに建てられてあったのは、この辺りでは一番の大きさだと思われる屋敷が建てられていた。

 流石にこれは何かの間違いだろう。そうだ!きっと、蕾が俺を騙したんだよきっと!

「い、一回コンビニ寄ってから考えよう!」

 温かいペットボトルのお茶を手に取り、お腹がすいたが家に帰る時には夕食の時間帯なので軽く俺の好きなツナマヨのおにぎりを一つとった。

「このくらいにしておこう」

「…あの、鰻君…」

 背後から俺の名前を呼ばれた気がしたので振り返ってみると

「桜海!?」

 桜海を見て感じたのは、制服姿のみしか見た事なかったので、桜海の初めて見た私服の様な和服姿を観たときは桜海以上に緊張してしまった。

 ただこの様な状態でも俺が疑問に思った事だけはすぐに頭の中に思いついた。

「何で桜海が、ここにいるの?」

「何で鰻君が、こんな所にいるのですか?」

 ほぼ同時だった。だが、この場合学校の帰りにコンビニに寄った俺と、今日学校を欠席しているのにコンビに和服姿でいる桜海。この場合、桜海がここにいる方が絶対不思議だと思うんだが。

 ただ、学校を休んだので具合か何か悪いかと思っていたが、普通に元気そうでまずは一安心だ。

 そのあと桜海が、家に来て欲しいと言ってきたのでここで断るのもおかしいと思われるのでついて行く事にした。(ばりばり緊張してます!)

「それにしてもとても大きい家だ…」

 桜海の家は今の家とは違い木材など組み合わせて作られている様に見える。そのせいか空気が薄く木のとてもいい香りが広がっている。まるでジャングルを探検しているかの様な気分になってしまいそうだ。

 すぐ見て感じたのは、この家はただの家ではないと分かった。そして、所々に何に使うかも分からない建物もあったけど

「ついてきて」

「お、おう」

 玄関に入るとまた一層木の香りが強くなり太い木の柱を見ると歴史を感じさせるような雰囲気を出していた。

 桜海の後ろをついていると途中戸が少し開いている部屋を一瞬除くと見間違いかもしれないが、そこには刀や鎧などが飾られていたような気がした。

「ここ」

 と、人差し指を指したその先には何十畳と言える広さになっており、机やベットなど様々な物が置かれていた。

「いい香りだ」

「私もこの香り好きなんです。い草の香りを嗅ぐととても気分が落ち着くんです。」

 せっかく桜海の家に来れたのだから、ここへ本題を言う。

「あのさ、昨日の事についてもう一度いってくれないかな」

 俺は直接問うのではなく少しカモフラージュさせながら聞いた。

こんにちは猫家の宿です 

今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます!(^^)まずはとても間が空いてしまいました。

僕の作品は一話が超短編なので数分あればすぐ読み切れると思います‼

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