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DARKANGEL

作者: 外天ハク

DARKANGELとは、


堕天使という意味でも


闇天使という意味でも無い


DARKANGELとは「闇で出逢った天使」の事



私は、肉体を病に蝕まれ天命尽きた


苦しみも後悔も無かったが家族を


残して去った事の念だけが残っていた



目が覚めた場は、真っ暗闇


ここは、天国か地獄か


耳が痛くなる程の静寂


熱くも寒くもない


この快適さを天国というならばここは


天国なのかも知れない


その時だった


ひたひたと裸足であるく様な音が離れた


場所から聞こえてくる


音は次第に大きくなり目の前に女の子が


現れた


一筋の光を浴び佇むそれは天使以外に


何者でも無かった


しかしどころかで見覚えがある


私の娘だ


今は大学生だがそこに立つ天使は、幼少


時代の娘そのものだった


彼女の前で膝を付き、そっと抱き寄せた


香りも


感覚も


尊さも


生きてた頃に感じた感覚は、全てがリアル


だった


私の溢れだす涙を優しく指で拭った天使は


はにかみ微笑む


今の私に出来る事は何も無い


家族のこれからを、これからの時間を


健やかに幸せに暮らしてもらいたい一心だ


天使の小さく柔らかな手が私の両頬を


包み込む



いつかまた、めぐり逢える



小さな両腕で抱き締めれた私は、優しさと


温かさの中で昇天してゆく


身体が急に軽くなる


心配も苦しみからも解放される


瞬間なのだろう


やがて私は、無となり


夢となって家族とめぐり遭う






メリークリスマス・イヴに。

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