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第四話 血染めの繭に包まれて

手にした力を存分に楽しもう!



「今の音なに……? んー? あんなとこに穴なんて空いてたっけ」


 わざとらしい言い方だ。

 僕の過失を問うように真っ直ぐ見つめられる。

 沈黙に耐えられず、目を伏せた。


「ごめんなさい」


 しおらしく振る舞った僕に溜息をついたマナはそれから『夕飯抜きの刑』を執行しようとしたが、すぐに取り止めて、許してくれた。


 最近は少なくなったが、ちゃんとご飯を食べずに倒れるときがあるからだ。空腹感に浸されて何も考えなくて済むのは案外とラクだったりする。


「う〜ん。学園の試射場や実験室はいつでも使えるわけじゃないしね。柵の向こうに塀でも作ってもらうかっ」

「日曜大工なら僕がやるけど」


 釘と板を使って、大きなばつ印にすれば完成だ。


「さっき使った魔法、私にも見せてよ」


 マナはどこからか持ってきたコンクリートブロックを庭の芝生に置いた。


「いいよ。ちょっと待ってて」


___________________________________________

スキル《グリッターボール》

 マジックスキル。放出系攻撃魔法。

 輝く魔力球を高速でぶつける。

 衝撃波を生む。

___________________________________________



 機能【ブック】は、僕にしか見えない『魔導書』が出現するというものだった。


 極太の鎖で厳重に封印された、重厚感のある魔導書は、漆黒の装丁と金の細工が施されてある。


 天使と同じく、個人差のある演出だ。面白いのだと、大学ノートやチラシが出てくる人もいるらしい。


 その見た目のわりにはあっけなく開かれた魔導書が自動でペラペラと捲られる。例によって、僕の意思に応じて動く。


 中身はほとんど白紙。一番最初のページに戻ると、そこには『魔法名』と『魔法陣』が描かれている。


 コレを使えば、MPの消費と引き換えに自動で魔法が出てくるらしい、優れものだ。


 つまり―――



「《グリッターボール》」


 突き出した左手に出現した幾何学模様を組み合わせた円形の図柄『魔法陣』から光の玉が飛び出した。


 明らかに僕が自力で魔力を練るよりも早い。ちょっとショックだ。


 射出された魔力球が、ブロックにぶつかる。


 ゴンッ!! と鈍い音を発してブロックは一転二転、飛び跳ねた。マナんちの庭はかなり広く、しかも今度は、裏の田んぼがある方向に打ったので被害は出なかった。


「わーお。なんか悔しい」


 ヒットの仕方から、衝撃を地面に吸われたものの端っこの方は欠け落ちている。きっと生物に当てれば、無傷とはいかないだろう。


『物騒な思考ね……』

「ひゃぁ〜〜っ!!」


 魔法の成果を確認し一瞬遅れてリアクションするマナ。


「ほらぁっ現時点でこの威力だよ!」

『ふぅむ。これは将来に期待が持てますなぁポン』


 ニュッと現れたエイポンの声が聞こえる。パーティメンバーであれば常時HPも見えるし天使の声も聞こえる。

 パーティという枠組みが重要視されるのも道理だろう。


「そんでもってエイくんの顔からして発展途上なのは明らかッ。近いうちに家が吹き飛んだり隣の高山さんちを巻き込んだりするって、絶対」

「そうかなぁ?」


 僕のことをなんだと思ってるんだ。


 そんなことより、《グリッターボール》の威力や操作性のチェックだ。


 呆れたマナが没頭し始めた僕に笑ってデッキの席に座った。

 また何かあったら止めるつもりなのだろう。パーティメンバーであるマナの視界も行動範囲となった天使が、テーブルで雑談に興じる。


『ヒグレマナ。あんたがアイツの保護者みたいね』

「えっ。あーまぁ、そういう側面もあるかな?」

『あいつのこと聞かせてよ。あんたが一番詳しいんでしょうし』

「いいけど、ヘンな意味じゃないよね?」

『? ヘンな意味ってなに?』

『……マナはおまえのことをラクミヤエイに群がるハエの一人だと危惧してるのだポン』

『はぁ? ちょっと本気で言ってるの? ……ヒグレマナ……本気みたいね』


 さて、何の話をしてるんだが。


 僕は興味をなくして、魔法を発動する。


 魔法陣から現れた魔力球。

 すぐには飛ばず、僕の命令があって初めて動くようだ。


 もし、コレを他の人が使うとしたら、魔力を感知すらできずとも、「あっち行け」、「こっち行け」で飛ばすこと自体はできそうだ。


 『マジックスキル』は術者の魔法構築のショートカットであり、なおかつ、ただ魔力を操作するのとは別の、命令入力の機能も含まれている。


 スキルの効果は、

 ①魔力球を出現させる

 ②高速でぶつける


 この二点だけなら、スキルを覚えたら誰でもできる。

 ただし、その場合は指定したポイントに最短経路で直進して向かいスピードは等速。単調で読みやすい弾道しか生まれない。少なくとも、現時点ではそうだった。


 だけど、別途《魔力操作》で魔法をコントロールすれば、僕の体表をおおう魔力につながる感覚が生まれて、ヒョイヒョイと移動させられる。


 試しに、打ち出さずブロックの真上からゆっくりと押し当てるようにすれば……。

 接触の瞬間に行き止まりを感じた。

 それでも、強引に押し当てると魔力球は変形して徐々にブロックを包み込み、ある一定のラインを超えて破裂する。


 その『破裂の衝撃』は、ブロックにのみ吸収された。無数の亀裂が入ってる。


「ふぅん。楽しいっ! もしこれがはぐれゴブリンだったら衝撃を一箇所にまとめた方が良さげかな。そしたら内部までグチャグチャだよ!」

「エイくんは兵器開発でもしたいのかな?」

「何を言う、魔法の練習だよ」


 さっそく天使とすら仲良くなったマナがやってくる。相変わらずのコミュ力だ。


 しかし謎だ、魔法。何でもありじゃないかコレ?

 《グリッターボール》はきっと一つこれで完成形なのだろう。

 標的にぶつかって瞬間的な衝撃を生む。そのときも高速で打ち出すほうがより威力は高くなる。


 気が利くことに、マナが倉庫から持ってきたらしいブロックをお代わりして……。


 芝生に固定。真上から直撃させると一発で表面はボロボロになった。


 次に、魔力操作して真上に打ち出し、Uターンさせてから落とす。

 長射程で威力は増すかと思いきや命中性能が著しく低下。+空気抵抗もあるのか、魔法自体の耐久性の問題から飛距離を伸ばせば伸ばすほど体積が小さくなって威力も減じることが分かった。


 スキル化された魔法は、それに最適な使い方がある。


 精密な機器もなく体感でしかないが、僕の立ち位置から2メートル半ほどの距離で当たるのが一番強そうかな。

 この範囲を超えると、誘導性・魔法の維持が極端にしづらくなる。


『すごい集中力だったけど、何かつかめたかしら?』


 何より、スキルの優れている点は『片手間にやれる』ということだろう。


 戦闘時、【ブック】からマジックスキルを使うだけなら、意識の片隅で『考える』だけでじゅうぶんだ。それで……。


『バァ! ベロベロバァ』


 ………その間に走るなり、剣を振るなり、別の魔法を使うなりできるのだ。


「マナ! 組み手をやろう……うわっビックリした……」

『なんでもないわ』

「………うん」


 そうとなれば、試すのみ。


 と思ったら、目の前で盛大に変顔をして悪ふざけする天使がいたら心臓が止まりそうになった。……キミって、そんなキャラだったのか……。


「…………えっ? 組み手? いつも嫌がってたのにどんな風の吹き回しなの?」

「お互いにステータスで補強されたんだ。素手なら怪我はしないんじゃないかと思ってさ」

「別にいいけどさっ。私も身体能力が上がったのは実感あるし」


 そういうことになった。


 お互いに真新しい学園の体操服姿に着替えて、向き合う。

 マナは小さい頃から空手をやっている。そこらのゴロツキなんかじゃ相手にならない。高レベルのゴロツキなら危険だが……。


「…………」


 マナのまとう空気が変わった。


 真剣な面持ちで、堂に入った隙のない構えを披露。


 思わずゴクリ、と喉がなった。

 僕もその猿真似で構えるが、いったいどれほどの意味があるのか。


「フゥッ……ッ!!!」


 突然のことだった。


 浅い息が吐かれたかと思ったときには―――急接近した拳が胸元に迫り。


 ストン。


「えっっ……?」


 完全にキメにきたマナの握り拳が、体操服を押し除けて、静止している。


 胸に集めた魔力の層が、マナの攻撃を和らげたのである。


「柔らかい……!? 枕を叩いたみたいに……」


 不可思議な現象が起こり自慢の拳を無力化されたマナは……。


 最後まで振り抜いた拳を引き抜くと、呆然と見つめ、その感触を思い出している。


 これが身体強化の魔法なのかは分からないが、防御の役に立ったのは明白。実用性はあると見た。


「ふっふっふー」


 ドヤ顔を作った。僕だって、いつもやられるばかりではない。


「っ!!」


 その挑発にキレたマナは、すり足でサイドステップをした。


 これは………左脚を軸にした回し蹴りの予備動作だ。


 ………え? 一旦終わりかと思って構えを解こうとした横からキレのある蹴りが襲う。


「あぶないっ」


 とっさに合わせた左腕。

 驚くべきことに、自身の二の腕よりも速く移動した『魔力の壁』が受け止める。


「いや、ちょっ」


 実は、胸のパンチは普通に痛かった。魔法覚え立ての僕の未熟な技では、完全に防ぎ切るのは無理があったのだ。


「はぁーっ! シャッ! ちょれいッ!!」


 けれど、体内を行き交う魔力の操作は何より速い。

『防御の魔力』が、すぐさま間に合うのだ。もしやとは思うが、僕の体よりも魔法の方が反応がいい。……フッフッフ……!! ………マナ? どうやら何度やっても無駄みたいだね!


「………ハァ」


 しかしプライドを傷つけられたマナは、無言で連撃を仕掛ける。

 そのことごとくが全身をなめらかに移動する魔力に防御され、ついに舌打ちして苛立ちをあらわにした。


「なんで……そんな急に! 今までこんな意味のある魔法使えなかったじゃん……成長が早すぎるよぉ……」

「―――今度は、こっちの番だな」


 何らかのショックを受けて愕然としたマナに、出来たてホヤホヤの魔法を放つ。


「いくぞ、グリッターボールっ」


 ヒュン、と心地いい音を残して炸裂した。白い輝きが弾ける。すると、あのブロックほどではないがそれを至近距離で受けたマナが車に撥ねられたみたいに吹っ飛んでバウンドしながら庭を転げ回る。


「あっごめッ」


 ヒヤッとしたが、HP的に全然平気だろう。脱力したところを突き飛ばされた程度の衝撃しかないはずだ。マナのステータスは僕なんかよりよっぽど頑丈だったし……。


『ちょ。やりすぎ!』

『マナッ……………よかった。……無事か……』


 それでも、視覚的なショックは大きかったのだろう。天使たちも慌てる。


「うぅ……酷い。エイくんがいじめるよ〜。あかりさん。エイくんが悪い子に育ちました。ごめんなさい……」


 マナは哀れみを誘う演技と共にお母さんの名前を出して僕の罪悪感を刺激した。


「その攻撃はずるい。不利になったら弱々しい演技をする、いつものやつ」


 対戦ゲームでの常套句だ。でも半分は本当に傷ついてそうで、内心焦る。


「……クロスした腕に当たったのは見えた。どうだった?」

「………どうって。痛いよ。折れたかと思ったもん」

「うん、ごめん。HPはどれくらい減ったっけ……。グリーンカラーだから大丈夫だと思うけど」

「……10くらい」


 マナのHPは90前後なので十回当てれば死亡するのか……?

 HPは生命力を数値化したものだとされるが、いまいち仕組みが謎だ。


 ただ、今は半泣きのマナをどうにかしないと。

 さすがに魔法はまずかったかな……。自分に当てても少しの圧力を感じるだけで、別段害はなかったのもあって、勘違いしてしまった。


 これはれっきとした『攻撃魔法』だ。安易に人に向けていいものではない。それなら空手の技も危ないと思うけども、ぐっと不満を抑えこんで、彼女の機嫌をとった。



 少しして。

 友達からの電話で抜けたマナを見送ると、また一人の時間がやってくる。


 今日は朝から新体験の連続で少し眠くなってきた。

 あくびを耐えながらぼーっとしてると不快な羽音が聞こえてくる。


 蚊だ。

 ブゥゥンと毎度のごとく厄介なやつ。外はこれがあるから困るんだ。

 天使はあれでいて羽音は聞こえないからうるさくはないのだ。


『あ、あんたねぇ……! あんまりでしょその扱いは!?』


「あ、そうだっ」


 《魔力感知》を使って、周囲の状況を探る。少し集中したら横切った蚊の姿がはっきりと分かった。


『あー。これダメなやつね』


 目をつむって。さらに追跡する。ヒトの認識を遥かに超えるスピードで動く蚊の動きも、一定の規則性がある。


 じっと見つめれば、集合する毛の一本一本。


 機械的にも感じる複眼の区切りまでハッキリと見えた。

 さらに、意識を深めると、自分の全身がまるで小人のように縮小されていく心地になった。

 しばらくして、自分も蚊と同じサイズになり追いかける姿を幻視した。そうして追いかけっこを続けていると、しまいには蚊に触ったときの感触や食感、口どけまで伝わってきたので最高に気持ち悪くなったが倒れるほどではない。


 『拡大視』をしても、自分が処理できる程度の情報に抑えられている!


「気づかれたっ」


 もう少しで捕捉できるというところで急旋回した蚊は、明らかに僕に気づいた様子だった。


 うねうねと操作した魔力を伸ばして捕まえようとしたが、あまりにも速い機動力になす術なく逃走を許してしまう。


「フフ。でも、いい訓練相手が見つかった」



 太陽の日差しがやや傾いてきて、それをシャットアウトするように瞼を閉じた。


 僕はウキウキで立ち上がる。木組みの床を軽快に歩き、段差を下りるとそこはフカフカの芝生だ。


 視覚に頼らない遊び。昔からこういうのは得意だったけど、ダンジョンに入って一段と進化したようだ。


 暗闇の世界に克明と刻まれる物質の境界線。絶えず魔力を感じることで手の届く範囲くらいなら精細に読み取れる。

 どんなモノにも魔力はあるからだ。


 デッキの下や、石ころの下。

 少し、通りは悪いが芝生の下に広がる地中まで。

 ヒトの脳でも処理できる情報量と取捨選択、スキルのアシストは驚嘆すべきものだった。


 石や砂粒、水滴の形状や材質など不必要な情報をカットしていき、動くものだけをピックアップする。


 さっきの蚊も見つけた。どうやら一度マーキングしたやつは区別がつくらしい。無意識下で処理した情報が断言してくれる。



 そうして、十分くらい経った頃かな。


 ピーピーとうるさい天使の声が機械っぽい特有の喋り方に変わった。



『スキル《無属性魔法》を習得した!』

『スキル《魔力感知》と《魔力操作》が《無属性魔法》に統合された!』

『スキル《オーラフィールド》を習得した!』


 そうなってからは、爆発的だった。


「―――《オーラフィールド》」


 僕の体から出る『魔力の手』の届く範囲を満たしていけば、範囲制圧スキル《オーラフィールド》でより強力かつ迅速に魔力を操れるようになった。


 跳躍し、『魔力の手』を伸ばす。僕を包み込む血潮のように赤い球体状の《オーラフィールド》のその範囲に入った蚊。


 すぐさま逃げ出そうとするので、空中で魔力を噴射させ、移動しながら球体から伸び出たうねうねと蠢くオーラの触手でパクっとつかみとる。視覚的には、タコ脚みたいな触手だ。


「ふふっ。つーかまえたっ」


 《オーラフィールド》によって強化された触手に握られもがき苦しむ蚊は、翅をばたつかせた。吸着性のあるべっこう飴みたいな触手に反発する。一度触れたらネバついて離れにくい触手も《無属性魔法》のスキル効果で自由につくれた。


「ふんふん。それにしても、小さな虫も魔力を扱えるんだね」


 道理ではあった。体内の少ない魔力を振り絞って触手を滑るようにして抜け出した驚くべき蚊の『無属性魔法』は、にゅるり、と潤滑剤を生み出してのユニークなものだった。

 恐らく自身の体液とセットで発動したのだろう。

 今度、モンスターに掴まれたときに真似してみよう!


「『テンタクルハンド』」


 それはともかく別に触手は一本ではない。オーラフィールド内の魔力を偏らせて新たな触手を生やす。今度は赤い半透明の二の腕がニョキっと生えて五本の指を広げる形状にした。


 先ほどより質の上がった『テンタクルハンド』によって、何もない空中でたたみ込まれる蚊は徐々に小さくなった。


『…………』


 チーン。


 グチャグチャになった蚊の死骸と触手を空中に溶かして切り離す。………ちょっとばっちいな。魔力越しにも触れたくない。


「しっかし、魔法は本当っ、何でもできるなぁ〜」


 力なく横たわる蚊の残骸を見つめながら、僕は感慨に耽る。


 こんなに万能ならもっと早く試せばよかったよ!


 ヘンな力が怖くてセーブすることしか考えてなかったんだ。

 ダンジョン、サマサマだね。



「あと、スキル化の条件はなんなのだろうか。一定以上の大きさか強度が必要なんだろうか……」


 マナが言ったように、急にいろんなことが出来るようになって、少々足元がおぼつかない。


 さっきから頭がふわふわとしてる。


 無根拠に何でもできそうな気がして暴走する列車みたいな気分で突っ走ってる自覚はある。


 とりあえずMPの続く限り試してみようか!



『そこは普通やめどきなんじゃないのね……』



 うーん。自覚の有無と進退は別問題かな……? そして、僕は実際に倒れるまで走り続けた。



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 《無属性魔法》

 無属性魔術の基本的な使い方がわかる。

 すべての魔法系技能の習得速度が高まり。

 魔法強度が向上する。

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 《オーラフィールド》

 範囲制圧スキル。魔力で満たした場を作り出す。

 場の中において、《魔力感知》と《魔力操作》の

 レベルが上がり、魔法強度が大幅に向上する。

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圧倒的な魔法のセンスと大人顔負けの魔力を持つエイくんです。何事も初めては楽しくて周りが見えなくなるよね!

 

 以下お役立ち情報

 

 この世界の蚊は、私たちの世界の蚊とは別物です。魔力のない成人男性を吸い殺せます。(なおモンスターではない)

 この世界の住人は幼い頃に魔力に適応しているので痒いくらいで済みます。またはそうでないものは淘汰されるとも言う。


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