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一条 翼3

「ハァ……ハァ…」


「ハァ…ハァ…ふふ」


「もう…十分だろ」


「そうだね…今日はこれくらいでやめておこうか」


俺達は身体中が汗だくになるくらい激しい行為をした


まだ1時間も経ってないのに体感は3時間以上に感じた


「それじゃあ…また明日…ここでね…」


「………」


それから翼との関係が始まった…



「ん?あー、今日のお昼に空ちゃんとシたでしょ…匂いする」


「まじか…結構拭いたから匂い消えてると思ってた…」

  

「グルーミングシートの匂いするけどよく嗅いだらえっちな匂いするよ」


「犬かよ…」


「胸にあるタトゥーカワイイよね…私も同じの入れたいからおすすめのタトゥースタジオ教えてよ」


「俺の知り合いの彫り師さん紹介するよ」


「やった、一緒に行こうね」


「はいはい…」


「それじゃあ…今日も…いただきます」


 ーー

 

「見て」


そう言うと翼が舌を見せてきた


「舌ピ開けた」


「お、痛かったっしょ?」


「うん…でも軟骨の方痛かった」


「あー、センターならそーかもね」


「今日は口でシてあげる…」


「俺好きなんだよね、舌ピしてる子のフェ◯」


「知ってる…悠里さんに仕込まれたんだよね」


「……ほんと、なんでも知ってんな…」


ーー


「首…もっと絞めて…」


「………」


ギュー


「んん…」


「……ぐっぅ」


「ン…ゴホッ…ゴホッ…もっかい」


「本当に翼はドMだよな…こんな姿を皆が見たら…」


「暁人だけだよ…こんな姿見せられるのは…」


「椿産んでから全くシてなかったから沢山付き合ってもらうからね」


「まじか……」


「次は乳首にピアス開けるから次する時は乳首引っ張りながらシてほしい……」


「それは……俺も少し興味ある…」


ーー


俺と翼はこの一週間毎日えっちをしていた…悠里や空とは違う身体付きに俺はハマってしまっていた


身体だけなら翼が一番好きだ…どこを触っても柔らかくていい匂いがする…

 

翼……やっぱカワイイよな…


……なんだろう…絶対他の男に渡したくない…


翼は俺だけの物にしたい………他の男が翼といるだけでイラつく


俺には悠里と空がいるのに……



今日…息子に会いに行く…正直怖い……


翼と再び関係持ち始めてから…息子…椿に会いたくなった


不安や緊張…色んな感情で押しつぶされそうだ


「暁人…連れてきたよ」


そこにはなんとも可愛らしい赤ちゃんがいた…


「ほら見て…もう歩けるんだよ」


「おお….」


すごい感動している自分がいる


「お鼻とか暁人似だよね」


「確かに……目元は翼似だな」


「うん!私似のパッチリとした目だよね」


「抱っこしてみてよ」


翼に言われ…椿を抱いてみた


軽い…小さい…カワイイ…最初に思ったのがこの三つだった


椿の顔ジッと見る……すげーカワイイ…


「これは将来…色んな女の子不幸にするな」


「椿は暁人みたいな子には育てません!」


椿と会う前は不安でいっぱいだったけど実際会ってみたら不安なんて消し飛んでずっと一緒に居たいって思ってしまった…


「翼」


「ん?」


「また会いに来てもいいか?」


「………」


「翼?」


「ご、ごめん…嬉しくて……」


翼の目には涙が溢れていた


「もちろん…いつでも…会いに来て」


「認知しなくていい…たまにこうやって三人で過ごしてくれるだけで私は満足なの」


「わかった…今度、三人で旅行しよう」


「うん!」


俺は逃げずに全て受け入れる事を決めた


「これから宜しくね?」



「パパ」

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