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第1章:ピラニア概論

 ピラニアは、丈夫で鋭い多数の歯を持ち、そのナイフのような切れ味の歯を武器に群れ、あるいは、単独で獲物に襲いかかって食べてしまう猛魚もうぎょとして知られています。


 ピラニアがこれほど有名になったのは、映画『緑の魔境』(イタリアのドキュメンタリー映画、1954年。「演出」「やらせ」ですが、仔牛こうしが無数のピラニアの群れに襲われるシーンがあります。)が初めてのきっかけでしたが、その後も様々な映画やテレビ番組、小説などに登場し続けたことで、世界で最も有名な熱帯魚のひとつとなったのです。


 ピラニアは、映画『緑の魔境』などの影響のためか・・・


 「数百匹の集団で獲物に襲いかかり、獲物の肉を噛みちぎって、たちまち骨だけになるまで食べてしまう恐ろしく凶暴な魚」


 というイメージだけが一人歩きしてしまっています。


 (実際のピラニアたちの生態とは、だいぶ異なります。)


 しかし、体色が非常に美しい種が多く、観賞用の熱帯魚としても人気が高いグループとなっています。


 ピラニアの代表的種類は、どこの観賞魚ショップでも入手できる『ピラニア・ナッテリー』ですが(もし在庫がなくても、注文すれば、すぐに取り寄せてもらえます)、他にも10種類以上の様々な種類のピラニアが、数は少ないものの輸入されてきます。


 ピラニア飼育の醍醐味だいごみは、美しい体色と、なんといってもその獰猛どうもうな捕食シーンを楽しめることでしょう。


 そういった、ピラニアならではの迫力満点の捕食シーンを大きな魅力として捉とらえている方が多いようです。


 そのため、ピラニア飼育者の中心は、男性ばかりのようですね。


 (特に、血気盛んな若い男性たちです!)


 また、その捕食シーンがかなり残酷に感じられるためか、女性にはまったく不人気な魚となっておるようです。


 もし、女性がいる家庭でピラニアの飼育を行なう場合は、クリル(= 乾燥エビ)などの乾燥エサを中心に与え、残酷な『』(= エサ用の金魚など)の捕食シーンは、くれぐれも見せないように注意しましょう。


 以上。

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