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天才の僕が高校入学初日に彼女を作る!?  作者: 六年生のなっさん
3/5

#三話 恋の訪れ

「動くな」

冷徹に、そして残酷に茄子は告げた。

でも、反応はない。

誰も頭の整理が追いついていないのだ。

いや、()()()()()()()()()()()()()()

だって、茄子は、人間の動きをしていなかったのだ。拳銃を構えてから、距離を取るまでなら、人間でもできる。

しかし、銃弾を指で受け止めて、瞬間移動のように相手の後ろに回る。人間にできる技ではない。

どうやってやったのか。なぜできたのか。この2つの疑問が頭をよぎる。

しかし、答えは出るはずもなく、全員考えるのをやめた。

「どうする?このまま警察に連行するのか、それとも、ここで人生を終わらすのか(死ぬのか)。」

「……」

(え?あれ?反応すると思うんだけど?あ、あれ?お、おかしいぞ)

いや、反応しないのは当然である。だって、子供に脅されているのだ。

「まぁ、殺すのは面倒だし、警察に行こっか。」

そう言って、茄子は犯人と思われしき人物の手を掴んだ。

そして、どことなく現れたロープで縛る。そして、その最中に、男が聞いた。

()()は、どこまで強くなるのですか?」

え?と全員が反応する。いや、()()?なんで?

「いや〜、気づいてた?」

「気づかないほうがおかしいですよ」

理解不能な会話が聞こえる。頭がパンクしそうなのは私だけじゃないと信じたい。

「では、一旦ロープを外していただけますか?」

「あぁ」

そう言って、茄子はロープを外す。

「これは警察による訓練なのか?」

「……左様で御座います」

「では、結構良い訓練だったぞ」

「否、全くのごとく効かなかったので良い訓練とは言えません」

(すぐに否定してくるところ変わんねぇなぁ)

「まぁ、ちょっとお仲間さんを連れてきてもらえるか?」

えぇ。と犯人と思われし男は去っていく。


「はい。んじゃ続きをしましょう」

は、はいとみんながうなずく。初日から大変なものである。


   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いつからなのだろう。自分でもわからない。なっさんに惹かれ始めたのは。いや、初対面のときすでに惹かれてたんだ。()()()()()()()()

なんで、今まで気付かなかったのだろう。と疑問に思う。

でも、告白して、受けてもらえるわけがないのだ。初日から、あんな事があったから疲れてるだろうしね。告白なんて追い打ちになるだろう。オーバーキルはしたくないから。

でも、振り向かせたい。だけど、どうすれば良いのかわからない。距離を縮める?ソレがわからないのだ。

「う〜ん」

「どうしたの?」

と、横から声がするのでそちらを向く。そこには、

「生徒会長。」

生徒会長がいた。名前は確か、

神崎 愛依(かんざき あい)

ここは海の前なので、結構風で寒い。でも、だからこそ、黒髪の彼女は似合う。

「で?どんな悩み?生徒会長としては聞きたいものだけど、」

彼女は聞いてくる。デリカシーが無いなぁと思いながらも、答える。

「恋。ですね」

へぇ、といった表情をする愛依。

「初日から?」

「は、はい」

「ふ〜ん」

本当にデリカシーが無いなと思う。

「ちなみにどんな男子?」

「名前?」

「いや、雰囲気」

「雰囲気かぁ。男の娘って感じで、運動神経が良い。」

「あぁ、分かったわ。茄子さんでしょ?」

「え、えぇ?」

いや、なんで分かるの?めっちゃ疑問なんだけど、

「あの子ねぇ、上の学年から狙われてるんだよ」

「え?」

「すっごい人気あるの。貴方も一緒だけどね、心愛」

「私も?」

「ファンクラブできてるわよ?」

「うわ、いやだなぁ」

そこで、強い風が吹く。

「きゃっ!」

「大丈夫?」

「は、はい。一応は。」

「敬語外していいわよ。あまり慣れないからね」

「え?良いんですか?」

うん!といった表情をする生徒会長。

「まぁ、頑張ればいいじゃん。だって、二人の家隣なんだし」

「!?それってどういう...」

「え?知らなかったの?」

知るはずもない。え?隣の人だよね?なら、知ってる筈。でも、なっさんなんて見たことない。どうして?

「謎だねぇ」

まさに謎である。

「まぁ、今後は仲良くしてね」

「はい!神崎さん!」

「愛依でいいわよ」

「私も心愛で良いですよ!」

又新しい仲間が増えるのであった。

一気に3つ投稿しました!休日は時間あるのでもっと投稿したいですね!今日は休みなんだけどね

リクエストはtwitterとかでよろしく!

https://twitter.com/nasutorathebest ←twitter 

絵は #なっさんの支援絵 でよろしく!

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