第十二話 ダンジョンへ行こう!②
列車でなんやかんやしてたらダンジョンに着いた。
今回の目的は4階層まで潜り、4階層に居るゴーレムの核を持ち帰ること。
先生からの説明を受け、いざ、ダンジョンへ!!
ダンジョンの中は等間隔に明かりが付いており、暗くはない。しかし、複雑に入り組んでおり、なかなか2階層への階段が見つからない。1階層に出てくる魔物はゴブリンにコボルトがメインで極希にオークが出てくる。ただ1階層に出てくる魔物は基本弱いのでサクサク進むことができた。しかし、
「なあ、こっち前にも来なかった?」
「そうだね。引き返すか。」
「あれ使おうよ。」
「あれ?」
セリカがとある提案をしてきた。
「うん、ズバリ左手の法則!」
「ああそれか。そうだね。そうしよう。」
「あれ!?反応薄くない?」
「だってなんか意外性がなかったっていうか。」
「とりあえず、壁に沿っていくか。」
無事左手の法則で2階層への階段を見つけ、続く2階層。2階層は1階層と同じ魔物が出てくる。しかし、1階層とは違い、少し強くなっていた。しかし・・・
「とりあえず、また左手の法則で行くかー。」
「そうだね。」
ポチ。うん?ポチ?
すると大きな岩が転がってきた。
「「「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」」」
全員大急ぎで曲がり角まで戻り、なんとか逃げ切れた。
「はあ、はあ。何だったんだ?」
「あれ多分罠かも。僕ポチっちゃった。」
「次から気をつけないとね。」
「そうだね。皆大丈夫?回復魔法掛けるよ。」
カナは回復魔法を掛けてくれた。癒やされる。感覚的には、凍えるような寒い日に入るお風呂って感じ。こうジーンと体に染み渡る感じ。これがすごく気持ち良いんだよ。
「ありがと。でも無理しないでね。」
「うん。でもきつかったら遠慮なく言ってね。」
そして、前に進むとそこにはゴブリン2体にコボルト3体がいた。戦闘だ。
「僕が前に出る。」
僕は目の前に出て牽制として150の魔力で魔力撃を打った。
「あれ?」
すると敵は全滅してしまった。ありゃりゃ、やり過ぎた。
「やり過ぎだよ!!」
「魔力残ってる?まだあと2階層あるんだよ。」
「あ、え~と。うん!全然大丈夫。」
「アルト君すごいね。」
「まあ休んどけな。」
「うん。」
その後、僕たちは順調に進んでいき、ついに3階層へ。
3階層。そこには3階層も1、2階層と雰囲気は変わらず、変わったのはオークが普通に出るようになり、魔物のレベルが上がったこと。
噂をすればなんとやら、オークが1体、目の前に出現した。
オークは強靱な肉体、それに手には棍棒を持っていた。あれに当たったらやばそう。
「オークか。油断したら危ないな。カナ!!」
「うん。ファイヤ!!」
1メートルくらいの火の玉がオークに向かって飛んでいった。しかし、オークは持っていた棍棒で防御し、こちらへ向かってきた。
「皆目を瞑れ。くらえ!!シャイニングソード!!!」
ケンがあの光るケンを投げまばゆい光がオークを包み、オークの目をダメにした。
「今だ。決めろ!!」
「セリカ。頼む!!」
「オーケー。ウィンド!!」
「<一閃>!!」
セリカが僕にウィンドを打ち、目にも止まらぬ速さで加速された僕の一撃がオークの首に直撃し、無事にオークを倒すことができた。
「「「「やったぁぁぁぁ!!!」」」」
「今の良かったね!!」
「なんと言っても俺のシャイニングソードおかげだろ。」
「ふふ、なにその名前。そのままじゃん。」
「あー、笑った。ショック。」
「ごめんごめん。かっこいいってば。でもアルト、すごかったね。」
「セリカのウィンドのおかげだよ。それに、カナのファイヤがなかったら集中できなくてあの一撃は出せなかったから、皆の勝ちだね。」
「おお、そうだな。さあどんどん進もう!!」
引き続き、左手の法則で壁に沿って歩いていくこと20分。4階層への階段を見つけついにゴーレムの居る4階層へ。
4階層。4階層も雰囲気は上3階とそう変わらなかった。
「ケン、これから一週間の成果を出すよ。サーチ!」
僕は一週間前にはできなかったサーチを使った。範囲は半径5メートル。消費魔力は300ってとこ。いつできるようになったって?まあ時間はいっぱいあったからね。たくさんのトライアンドエラーの末ようやくできるようになった。
サーチの結果を話す前に僕の能力を伝えておこう。
魔力:1200/1500
使える魔法、技術
ファイヤ:30~
ウォーターボール:30~
サンダー:30~
アイス:30~
ウィンド:30~
シールド:50~ new
身体強化魔法:毎秒-1
部分的強化:毎秒ー1
魔力撃:50~
羅針斬:200~
魔力付与
連撃~6(強化魔法を使えば~8) new
魔力回復量:1時間に65 new
サーチ:60~(半径1メートル:60)new
一閃 new
来ました!魔力千越え。頑張ったな~僕。ちなみに<一閃>は連撃を一つにまとめた一撃。使うには集中が必要。ついでに師匠が使っていたシールドも覚えた。この魔法は魔力の消費が大きいが使い勝手が良い。例えば、空中の足場として使えるからさらに戦いの幅が広がる。
サーチした結果、残念ながら目当てのゴーレムは見つからず、代わりに一つ魔方陣を見つけた。
「ねえ、なんか魔方陣を見つけたんだけど。どうする?」
「それより、お前すげえな。いつできるようになったんだよ。」
「まあこの一週間で。」
まあ、時止めまくって実際は一ヶ月くらいかな?
「それでゴーレムは見つからず、魔方陣が見つかったと。」
「うん。」
「でもまあ危険そうだし、ゴーレムを見つけて倒してからなんとかしよう。」
「そうだね。」
魔方陣はいったん放置してゴーレムを倒そうという事が決まり、続けてサーチを続けていくとついにゴーレムを見つけた。
「いたよ。ここからまっすぐに行った先を右に曲がった所。
「よし!それじゃあ行くか。アルト、魔力の方は大丈夫か?ダメだったら休むけど。」
「いや、大丈夫、先に行こう。」
「そっか。じゃあ行くか。」
行こうとした時、僕の下に突然魔方陣が現れた。
「へ?」
魔法が発動し僕だけがどこかへ飛ばされてしまった。
「ここどこ?」




