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嫌いな歌手は?

 私が自室でピアノを弾いていると、ノックの音がした。そのまま無視して弾いていると、更にドンドンと強く叩かれたから渋々開けてやった。

 すると部屋の外には、びしょ濡れの髪にタオルを被ったシャリム・マリスが、おそらくは私のパパから借りた、彼らの民族衣装である二部式着物姿で立っていた。


「何、その格好。ボリスと喧嘩でもした?」


「いいや、君のパパからだ。インディアンサマーに、うじうじするなって水ぶっかけられた。バーバラ先輩、嫌いな歌手は?」


「特に居ないけど。ていうか私、歌手で曲を選ぶことってまず無いから」


「自分もそうだ。ただ今、どうしても嫌いな曲が1つだけあって。でも歌いたいから弾いて貰える? アゲハ蝶っていうんだけど」




 不思議だ。聴いたことがある知っている曲なのに、ただピアノで弾くだけで、何故こんなにも切ない曲に聴こえるのだろうか。ああ、なんてお馬鹿なシャリム・マリス、母国語で歌えばいいのに。


「あーあ。私、生モノは苦手なんだけどな」




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