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鑑定魔法発動!!.........出来ない!?

てきなとできないをかけています。

 的な 出来ない

サブタイトルから駄洒落ですみません。


 全身真っ黒なローブで身を包んだ人物。

 そいつを見た瞬間、長年(3年くらい)培ってきた本能が警鐘を鳴らした。


 これはまずいと思った俺は、無詠唱で鑑定魔法を発動させる。


 《スキル:鑑定魔法が習得可能になりました》


 そんな()()()()と共に、激しい頭痛が俺を襲った。

 しかし鑑定魔法は発動しようとしない。


 何故......?

 魔法式は間違っていないはずだ......。


 その事に疑問を覚えつつも、もう一度鑑定魔法を発動させようとすると。


 《鑑定魔法を習得していません》


 そんなイメージと共に、再び頭痛が俺を襲う。


 何だ?今のイメージは......?

 頭の中に直接語りかけてくるような、まるで自分の状態を言葉にしたような......。


 まさか、これもステータスの影響なのか...!?


 思えば、ステータスも言ってしまえば自分にしか見えないイメージだ。

 サラは俺の方を見ていないが、後ろに立っている神官さんたちは痛みで頭を押さえている俺を心配そうな目で見ている。

 だが、この声が聞こえている様子はない。


 取り敢えず、ステータスを見ないことには始まらないか。

 黒ローブの事を警戒しつつ、ステータスを開く。






 ミサキ


 Lv.1


 種族:人間


 性別:男


 年齢:15


 称号:世界を■■者

    悲劇の勇■

    ワードマスター


 スキル(100P):なし

         (鑑定魔法)


 ステータス(100P)


 HP:100

 MP:100


 筋力  :100


 耐久力 :100


 魔法耐性:100


 巧緻性 :100


 俊敏性 :100






 ふむ.........。

 見てもよくわからん。


 今必要な情報は、スキルだ。

 幼女神(黒)はステータスのことは説明していたが、スキルのことは説明していなかったからな。


 ............。

 やばい、スキルの事を聞くの忘れてんじゃん、俺......。


 そういえば、レベルアップの時にもらえるのがステータスポイントとスキルポイントっていっていた気がする。

 まさか、スキルポイントを使わないと魔法を使えないとか......!?


 もしそうだったら、本当にまずい。

 覚えられるスキルの数に限りがあるってことになってしまう!!


 俺の強みは使える魔法の数が多いということだ。

 『神話(イミテーショ)再臨(ン・ゴッズ)』もあるが、それは最後の手段としてとっておきたい。


 随分と、これからの予定が狂わされた...!

 これからどうする?スキルポイントはレベルアップ以外にも手にいれる方法はあるのか?スキルポイントが無いと、スキルを習得する事が出来ないのか......!?

 いや、今はそれどころじゃない!

 目の前のこと(黒ローブ)に集中しなければ...!


 そんな風に俺が葛藤していると、黒ローブに動きがあった。

 流石に俺がずっと見ていることに気がついたのだろう。


 フードをとって、こちらに微笑みかけてきたのだ。

 いや、これは微笑んでいるのではなくこちらを嘲笑しているというべきか......。


 ずっと男だと思っていたが、どうやら少女だったらしい。

 真っ白い肌に、同じく少し癖のある真っ白な短い髪。

 そして、俺はその顔を見て、驚愕した。  

 

 彼女の顔を見て俺が驚いたのは、幼女神たちに負けず劣らずの美少女だったからだ。

 幼女神たちは、どちらかと言うと可愛らしさが勝っているが、この少女は違う。

 幼いながらも、微笑んでいる表情に妖艶さが混じっているのだ。


 そして、極めつけは左右で違う瞳の色だ。

 左の瞳は、紫に近い赤色をしていて、彼女の髪の色といい、美しさを引き立てている。

 が、右の瞳はどす黒く、さらに黒い線で紋様が描かれている。


 あの右目は何だ?

 あの紋様は、魔方陣にも見える。

 だが、あんな魔方陣は見たことがない......!


 どうやら俺の長年(3年くらい)で培ってきた勘は正しかったようだ。

 こいつはまずい、すぐに対処するべきだ!


 俺はスキルポイントを使って、鑑定魔法を習得する。


 《スキルポイントを100P消費し、スキル:鑑定魔法を習得しました》


 初めてだったが上手くいったようだ。

 が、喜んでいる暇はない。

 少女の右目が怪しく輝きだしたのだった。


 俺は今度こそ鑑定魔法を発動させ、彼女のステータスを見る。


これから少しづつ文字数が短くなっていくかもしれません。

ごめんなさい。


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