イヤなものはイヤ!
すぐ怒られる
でも イヤなものはイヤ
どうしたって。
お片付けは面倒なんだ
散らばった おもちゃ
見て見ぬフリを続けていたら
いつしか無くなっちゃってた。
どこに行ってしまったんだろう?
聞いてみたいけど
怖くて聞けなかったんだ。
その微笑みがすごくいつも通りで
だったら 黙っていよう。
── しばらくして ──
また 怒られた
今度は 早くしなさいって
ぼくはいつも通り以上に
せいいっぱいがんばっていたのに。
キライなお野菜もむりやり食べて
イヤなものはイヤ
もう我慢も限界だよ
だから ぜんぶイヤになった。
そのうち
ぼくもイヤになった。