サンジューシー!
ポチ先輩と一緒に家に帰っていると道に塞ぐように3匹の動物が立っていた。
ポチ先輩とハム助さんが一定の距離を取って立ち止まる。
僕は良く分からずに問いかける。
キュー?(友達?)
チュー(いえ、あれは…)
ワンワン(まさか、3ジューシーが来るとは思ってなかった。)
緊張感のある空気が一帯を包む。
僕が3匹に近づこうとするとポチ先輩に止められた。
ワンワン(あれは、三元豚のトンカツ、黒毛牛のステーキ、烏骨鶏のカラアゲと言う有名な家畜だ。)
ブーブー(まさかこんな所でポチ、ハム助に会えるとは。)
チュー?(こんな所まで何をしにきましたの?)
コケッコ!(私達はもう人に飼われるのは嫌なのです! ペット会の者達と野生に帰ろうと交渉に来ました。)
僕達には、思いもしない答えに困惑した。
モーモー!(もうこれ以上、牛乳は出ねぇ~だよ!)
コケッコ!(卵ばかり産まされる生活には飽きました!)
ブーブー!(オラこれ以上太りたくないんだ!)
家畜組の人も昔のご主人みたいに働かされて大変そうだ。
キュー?(それだったら僕達のご主人に会ってみる?)
家畜組達は僕の提案に驚いていた。
家に帰ると畑から白菜を取って来たママさんがいた。
「おかえりなさい。 お鍋の材料を用意してたのよ。」
片手に白菜、片手に包丁、そしてお鍋と言うキーワード。
ブーブー!?(食べられる!?)
モーモー!(キャー!)
コケッコ!(に、逃げましょう!)
家畜組の人達が何故か逃げ出した。




