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記憶-2-

なんとか、出せた~

「おお?今回はでかいな……。」


輸送機から見た今回の《奴ら》は、とにかく大きかった。全身真っ黒でドラゴンの形をしているもの、その周りではサメのような形をしたものが飛び回っていた。


「今回の敵はとても強い。しかも、今までの《奴ら》とは少し違う。」


「長官!!」


滅多に姿を見せないと言われている、司令長官がそこにいた。


「非常事態だ。お前ら以外はすでに出撃している。そして現在、陸・海・空全ての軍を総動員してことにあたっているが、被害が増えるばかりで《奴ら》は一向に弱らん…。あの集団を率いているのがドラゴン型の奴だということはわかっているが、再生能力が高くてな……。本部は急遽、君たちをこの戦いに参加させることにした。」


「了解しました!しかし、私たちが配属されるはずだった場所はどうするんですか?そこもまた、危険な状態だと言ってたではありませんか。」


「君たちが配属される予定だった基地には、第七航空師団と第六装甲師団、第三機甲化師団を向かわせるそうだ。」


「三師団も!?そこまでしてでも止めたいほどのものなのですかあれは……」


「そのようだ、司令部ではあのドラゴン型を新種と認定し、何がおこるかわからないので、君たちを投入して戦場の流れをかえたいらしい。それと、ドラゴン型だがあれは倒していいそうだ。さすがに、捕まえても手に余るものだからな。」


「了解しました!まぁ、俺とレイがいれば倒せない敵なんていませんよ。なぁ、レイ」


コクコク


「そうか…。自信があるのは結構だが、油断するなよ?奴は新種だ何がおこるかわからんからな…。ではカーゴドアを開ける、そこから征ってくれ。」


「毎回思うけど、このほうほう怖いんだけど……。」


私はムっとした。失敗すると考えるってことは、私を信用していないのか!?


「ククク……。レイを信用してるんじゃなかったのか?レイの機嫌が悪くなったぞ。」


「いや、そういうことではなく……って、うわ!?引っ張らないでくれ!!すまんって、お前のことは信じてるって、ぎゃぁぁぁーーーーーー」


彼の悲鳴を聞きながら、私は外に飛び出した。



次もすぐだしたい~

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