女神
初めてなので読みにくいとは思います・・・・すいません。
誤字脱字など気づいたことがあればお願いします~
「…う…」
「ここは…?」
見えるのは、灰色の空?
「なんだこれ…」
立ち上がりあたりを見まわすと、木や建物、動物などのものがなくただ一面に灰色の世界が広がっていた。しかし、一面灰色なのに自分が立っているということや自分自身には色がついているなど不思議な世界だった。
「あれ?俺、さっきまで書店にいたよな……なんで?」
「起きましたか」
「うわぁ!?え?何、どこから聞こえた??」
「こちらです。」
後ろから声が聞こえたので振り向くと、そこには古代ギリシャの服装、ペプロスに似た服を着た女性がいた。
「誰だ!?」
「女神です。」
「いや、ふざけてんの!?コスプレにしか見えないんだけど!!」
「残念です…そちらの世界の服装にあわせてみたのですが…」
「昔の服装ですよそれ?というか、こちらの世界?」
「はい。あなたはあちらの世界、地球?でしたっけ…その世界で死にましたのでこちらの世界にきてもらいました。」
「は?ここ異世界?こんな何も無いところが?てか、俺死んだの?」
「混乱するのもわかりますが落ち着いてください。あなたがいた書店にトラック?というものが突っ込み、あなたは死にました。また、ここは異世界ではありません。世界と世界の狭間に位置する神の空間です」
「え?じゃ俺、神の仲間いり?」
「いいえ。それも違います。あなたには、このあとに私の創った世界に行ってもらいます。しかし、あなたに与えるものに関して興味を覚えたので来てもらいました。そろそろ、時間がなくなってきましたね……」
「?」
体を見ると足のほうからボロボロと崩れ始めていた…
「ぎゃーーー、何これ!?崩れてる、体が!!」
「大丈夫ですよ。あっちに行けばちゃんと体がありますから。それより、聞いていいですか?何故、あなたは友達を望んだのですか?大抵の方は力を欲するのに」
「俺はちっさい頃からずっといじめられてきた。そんななか、ずっと一人だった俺を支えてくれたやつがいたんだけど、そいつがある時引っ越してな…いなくなったときはじめて、友達とはどういう存在か知って。だから俺は力より友達を望んだ。こんなもんでいいか?」
「ええ。なんとなくわかりましたが、やはりまだわからないところが多いです。これからも、観察していきたいと思います」
「え!?俺、観察されんの!?」
「ずっとではありませんよ。では、私の世界をよろしくお願いします」
「えーーー……」
俺は意識がなくなった。
3話目は早めにだしたい・・・






