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5話 タレント、アイドルへの嫉みによる誹謗中傷の心の痛み

5話 妬みによる誹謗中傷の心の痛み


春雪かおるは前日の夢から本格的に動き出そうとしていた。


朝起きたかおるは母親と父親に決意してこう言った。



「お母さん、お父さん、私大学にはいかない事にした。」

  


母親、父親は突然の報告に驚いた。



「何を言っているの。」


「志望校だって決まったってゆってたじゃない。」


「何でいきなり」

 


かおるは冷静に分かりやすく両親に説明をした。



「就職することにしたんだ。」


「そこで働きたい。」


「何故かっていうと働いて自立したいから。」



母親は心配し父親は話を聞いていた。



「就職は大学卒業してからでも出来るじゃない。」


「それに志望校の為にずっと勉強頑張ってきたじゃない。」


「生涯賃金だって大学の方が高いのよ」



母親は続けて話そうとしたが父親が話を遮った。



「ちょっとお母さんいいかな。」


「かおるあのな。」


「世の中目的通りに上手くいくことはあまりない。」


「それにお前何か隠しているだろう。」


「隠している内容は言えないのか?」



突然の父親の話にかおるは大粒の汗をかいた。



「べ、別にある会社に就職したいだけ。」


「何も隠してない。」



父親ははるかの隠している内容に薄々気付いていたがその内容は言わなかった。


そして重い口を開けて話した。



「わかった。」


「お前がそこまで言うのは珍しい。」


「お母さん、かおるの就職を認めてあげよう。」



大学は絶対と言っていた母親も重い腰を上げてかおるに優しく諭す様に話した。



「いい。かおる。」


「私は貴方が将来少しでも可能性を広げて貰いたくて大学にいってもらいたかったの!」


「でも‥‥」


「ただかおるかが真剣に考えて選んだ選択肢ならかおるに任せるわ。」



かおるは母親、父親に認めてもらい凄く嬉しそうにこう答えた。



「就職が決まったら引っ越して一人暮らしする。」


「就職先ももう決めてあるんだ。」



父親は一人暮らしは反対じゃなかったが母親はさみしいのか家から仕事に行きなさいとかおるを説得しようとしたが、かおるは決意を決めていた。



「ごめん。お母さん。」


「でも私、決めたんだよ。」


「引っ越しするよ。内定が決まったら。」



それからかおるは両親を説得させる為に数時間を用した。




一方あのアイドルはいつも通り配信を頑張っていた。


しかしあの配信以降変わってしまった。


アイドルの動画のコメントの中には誹謗中傷や嫌味なコメントなどは動画欄のコメントから削除して視聴者に不愉快な思いをさせない事と、動画主の印象を悪くさせない事にも重要だからだ。


だが元々そんなアンチコメントには別段気にしない性格だったアイドルが何故あのコメント以降変わってしまったのか



それは‥‥



それから春雪かおるはいつも通りアイドルの動画を見て寝た。



そして春雪かおるは朝起きると実はアイドルの事や親友の事、母親、父親、友人や高校生の生活のこと等全て夢を見ていた。


何故なら春雪かおるの名前も夢の名前だった。


そして私は仕事をする社会人。


いつも通り出勤して仕事をする。


それから三年後仕事が終わった後ネットカフェでのんびりしている中パソコンを使って動画サイトを見た。


その動画サイトの中で自分が忘れていた夢の中に出てきた人物が配信をしていた。


そして私は目を疑った。


その動画の君はアイドルを夢見る楽しく配信する人だった。


でももうこの世に君は存在しなかった。


だって君は私が動画を視聴する数ヶ月前に‥‥‥


でも君は存在している。


そして夢を見た数年前に君を動画で見つけていたら


動画にコメントしていたら救えたかもしれない。


何故なら夢で君が泣いていたのを知っていたから。



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