1話 「みんなの推しアイドル 」 いつも周りに元気を与える推しアイドル。だけど君は既に‥‥いた。だけど、君は今も活躍している。‥‥を知る事は私にとってとても悲しいことだった。
男性、女性両方の目線から主人公を作成しています。
君は私にとって太陽みたいな人だった。
ai.ロボットなど技術進歩が著しく繁栄した近未来のある日常
私は今まで実物のイケメンアイドルや女性アイドルや歌手に興味はなく、ただただ普通に生きてきた。
ある時インターネットの動画サイトでたまたま動画の君を目にした。
その動画を目にした時私はとても驚いた。
動画の構成力や企画力は面白く、人を惹きつける人間力、世間に有名になった理由がわかった。
そんなある日体調不良で数ヶ月君は活動を休止した。
しかし、復帰後からある違和感を君に感じた。
動画を見る限りでは今まで通りの君だった。
だけど、何故か違和感が拭いきれなかった。
言葉では表せない何かを感じた。
それから君の動画をたまにからではなく一日一回は見るようになった。
動画を見ていくなかでどうしてもその違和感が気になり私は‥‥
一話 みんなの推しアイドル
「起きろ」
「おい、かおる、起きろ。」
「数学の問題の答え、次はお前の番だぞ」
隣の席の友人が主人公を起こそうとするがそれでも起きない主人公。
主人公の名前はかおる
至って普通の高校に通う、普通の高校生。
そして久しぶりに授業中に爆睡して寝るかおる。
友人が何度も起こそうとするが全く起きない。
しかもよだれを垂らしながら寝ている。
そして先生がかおるの名前を言う。
「春雪かおる」
「この問題を黒板に書いて解きなさい。」
名前を呼ばれたがまだ寝ている。
「春雪かおる」
「起きなさい。」
かおるはいびきをかきながら熟睡している
「グーZzz」
何度も呼んだが、起きないかおるに耐えかねた先生はかおるの頭を手刀で軽く叩いた。
「あ、いた」
かおるは軽い悲鳴を上げて手刀で目を覚まし、クラスの皆んなからクスクスと笑われて頭を抑える。
そしてかおるは先生の鬼の様な形相を見て堪らず怖くなり、頭を何度もペコペコした。
「すいません。すいません。ぺこぺこ。」
「すぐに書きます。」
「えっと、えっと、何pだっけ」
慌てるかおるを見て隣の席の友人が教科書のページを教えてくれた。
「77pの問題3だよ。」
友人が教えてくれた後反ベソかきながら、友人にお礼を言うかおる。
「ありがとう」
かおるは友人にお礼を言った後、黒板に問題の解き方を書きにいった。
そして黒板に書き終わった後、席に戻る。
ふと、さっき寝ていた時の夢の内容を思い出す。
「あれは誰、芸能人?」
「それに見たこともない光景。」
「あれは何処だろう?。」
「そして何で泣いているんだろう。」
普段かおるは夢を気にしないが、その夢は凄く気になった。
なんて言えばいいのだろう。
そう、ひとことで言えば誰かを探している感覚に近いような。
そして1日の授業が終わる頃には夢の内容もその時感じていた心情のことも忘れていた。
だがこの夢はかおるにとって絶対に忘れてはいけない出来事だった。
もしかしたら君を救えたかもしれない。
それぐらいこの夢が後々大事になるとは今のかおるには想像もつかなかった。
そして授業が終わり部活を終えてかおるは家に帰った。
すぐに宿題にとりかかり終わらせた。
その後いつも通りパソコンを開き動画サイトを見た。
その時にたまたま関連動画にアイドルが面白い企画をしている動画を見つけた。
その時には面白い動画構成しているなぁと感心して複数の動画を見るだけでその時は終わった。
そして夕飯を終えて直ぐに寝た。
朝起きた時目に手を当てると何故か私は泣いていた。
手から涙がこぼれ落ちた。
夢の内容で泣いていたかその時はわからなかったが、その夢の内容は断片的だが覚えていた。
その夢の内容は私がスーツを着てパソコンを見ながら泣いている光景だった。