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太原雪斎と石山本願寺と堺の商人




太原雪斎と対面していた。


「そなたとは、しっかりと話をしないまま、今に至った。そなたのことを聞き、まことに驚いた」


「驚いた・・・・」


「そうだ、桶狭間の戦いの5年前に、夢を見た」


「夢ですか?」


なんかこのフレーズは、聞いたことがあるぞ・・・


「赤い鬼が合戦で活躍する夢だった。そして、それがしに何かを渡してきた」


「それで・・・」


「それだけだ」


なんだよその夢は、何か意味があるのか?・・・

そして、密命を受けた。




今の大阪城に建っていた所に、石山本願寺が建っていた。

約545メートル×763メートルも広がる城塞のような作りになっていた。

戦国大名でも作らない程の、頑丈で攻め難い作りだった。

もしかして、豊臣秀吉とよとみひでよしが建てた大阪城より凄いかも知れない。



石山本願寺を守るように村々が配置されていて、村の作りも砦のように作られていた。

川が流れていた為に、物流も滞ることもなく荷物が運ばれており、

結構な賑わいをみせていた。



そんな砦のような村に、俺はやって来ていた。

2万に及ぶ軍勢を引き連れていた。

今川の殿様から、石山本願寺へ1万貫の支払い命令を伝える為に来ていた。

この当時のレートでは16億円くらいになる。



前回、今川の殿様が上洛した際に、石山本願寺は5千貫を携えて今川に下った。


長島や紀伊と立て続けに一向一揆が壊滅かいめつ

何も打つ手もなく、短い時間での壊滅が応えたようで戦意喪失。

早くも今川の軍門に下った。



しかし今回は、加賀の一向一揆が動いたのが石山本願寺の差し金でないか、その疑問と服従度を見るためだ。

本当は、加賀一向一揆は勝手に動いたのは、忍者部隊によって分かっていた。

まさに言い掛かりに近い、クレームであった。




まさか証如しょうにょが来るとは思ってもいなかった。


俺の目の前の坊さんに隠れて、証如がこちらを見ていた。

名前の横には、△マークが表示。


どうやら敵対心はないようだ。



「今回が最後にして頂きたい。そちらの活躍によって門徒が少なくなり申した」


最後の抵抗のように嫌味を言ってきた。

その返事を返したのが、山田のおっさんだ。


「そちらが何もしなければ、こちらも何も言わぬ。いいか、若狭国や丹波と丹後には手を出すな」


ああ~あ・・・、若狭国や丹波と丹後への侵攻の事までばらしてしまった。

もし、ここから情報が洩れたらどうするんだ。

後ろの証如が驚いているではないか・・・


俺が見ても、目の前の坊さんは●赤丸マークだから仕方ない。

売り言葉に買い言葉だ。


俺は、急にクエストが発生しないかとドキドキしてしまった。

どうにか、1万貫の銭にて話がついた。





次の目的地に、我が軍勢が動いた。


堺を取り巻くように、軍勢が包囲。


海には、駆逐艦2隻が睨みをきかしている。

要求は一切しないまま、1日が経過。


しかし、内密に豪商の天王寺屋には理由が語られた。

堺の豪商の1店が三好と通じていて、上洛の情報もそこから三好に流れた。

なので、三好の動きが早かった。

本当なら、1戦交えて勝利したかったらしい。

それを聞いた今川の殿様は、ご立腹だった。


証拠の手紙も、ようやく今年になって手に入った。


『堺で起きた不始末は、堺でどうにかしろ』と厳重な命令だった。

そして、脅しの意味での包囲だった。


「まだ、話はつかないのか?天王寺屋はどうしているのだ」


「もうしばらくと、聞いてます」




「殿、手紙が届きました」


「それで・・・」


「明朝に発つ船に、豪商の家族が逃げ出すそうです。好きなようにして下さいと書かれてます。そしてお詫びに矢銭2万貫と書かれてます」


「すごい銭だな、その銭も俺に回せ。一昨日に新造された3万貫から、今川の殿様へ急いで回せ。分かっているな」


「ははー」




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― 新着の感想 ―
[一言] 証如は1554年と桶狭間以前にお亡くなりに
[気になる点] >今の大阪城に建っていた所に、石山本願寺が建っていた。 現代とか元の世界で大阪城であった場所は今石山本願寺が建っている とかの方が通じると思います。
[気になる点] この物語の秀吉は今どうしているのかまだ語られていないのだが。
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