表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虚偽を謳う獣たち  作者: 弟切 湊
世界設定・用語
2/105

国《西側》

世界地図の西側にある国について纏めています。華宮、シグルドリーヴァ、フルムについて書いてあります。

華宮かきゅう


東極の西南にある正六角形の島国。高い城壁で囲まれた城郭都市。赤と黒に塗られた木材と籠形のランタンが特徴的な伝統建築が有名。伝統建築とは裏腹に科学技術の発展がめざましく、陸、海、空に分かれた軍隊は各国が”敵に回したくない”と考えるほど強固。国の中は六つの自治領に仕切られ、それぞれに自治領主が一人いる。真ん中には円形の線路があり、各自治領の駅から蒸気機関車に乗れば他領に移動出来る。夜の治安は最悪。名前は漢字だが、東極と読み方が違う。モチーフは中国。


《施設等》


・中央

華宮の全ての重要な機関はここに集まっている。


国会議事堂=六自治領主が集まって国の方針を決める。

蒸気機関車=各領を移動するための乗り物。

空軍基地=空軍の戦闘機や輸送機などを置いている基地。滑走路などもあり、ここから離陸しここに着陸する。

海軍基地=巡視船から空母まで、ありとあらゆる船を管理している基地。なお海まではかなり距離があるため各自治領地と連携している。

陸軍駐屯地=陸軍の駐屯地。あまり出番がないため、治安の維持に努めている。


・第二自治領

連絡橋管理所=東極との国境である連絡橋を管理している。


・第四自治領

連絡橋管理所=シグルドリーヴァとの国境である連絡橋を管理している。




【シグルドリーヴァ】


東極の西南、華宮の西にある軍事国家。南の”シグルド”と北の”リーヴァ”で役職を分け、効率的に国を運営している。”シグルド”は貴族のみで構成されており、国の治安維持や防衛、政治等々を担当する。贅沢な暮らしが保証されてはいるが、その分課される役割は重い。一方”リーヴァ”は農民として食料調達をし、質素ながらある程度自由な生活を送ることが出来る。様々な手続きを踏めば身分を変えることも出来る。

”シグルド”の民にだけ現れる特徴として、髪の色が二配色であることがあげられる。”シグルド”だからといって全員に現れるわけではないが、二色の髪色を持つものは”シグルド”であると一目で見分けることが出来る。

国の運営は有力な貴族であるアーレンベルク公爵、ベックマン公爵、ネフティス辺境伯、サライエ侯爵、べステ子爵の五家が執り行っている。

国土の半分ほどは森で、多くの人外が住んでいるという噂があるが定かではない。

名前に特に一貫性はなく、住む家によって異なる。モチーフはドイツやフィンランドなど。


《施設等》


・シグルド

士官学校=六歳から十八歳までのシグルドの民が通う学校。座学から剣術まで必要なことは全てやる。昇級試験は厳しいので、年齢に関わらずいつまでも在籍している者や、すぐ卒業する者までまちまち。

円卓会議場=上記の五貴族と”リーヴァ”の代表者などが情報共有等々をする場所。

貴族領=士官学校、図書館、寮、円卓会議場などが集まる場所。

国境門=フルムとの国境がある。


・リーヴァ

国境門=華宮との国境がある。

農民領=畑、森、市場などがある。




【フルム】


シグルドリーヴァの南に位置する国。閉鎖的で他国と関わらない。砂漠地帯で乾いた土地のため、オアシスの近くに集落が点在している。浅黒い肌と攻撃的な気性が特徴で、他国の人間を嫌う傾向にある。馬に乗って集落ごと移動することもしばしば。力が全てで強い者が上に立つという風習があるため、フルム人は他国では野蛮な民族として迫害されている。

家族同士の絆が強く、集落は親族関係で築かれる。外交はしていないし国そのものの長もいない。唯一、隣国のシグルドリーヴァとだけは交流がある。

名前に決まりはない。


《施設等》


オアシス=砂漠に出来た泉。力の強い一族がこの付近に集落を構える。

国境門=シグルドリーヴァとの国境。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ