The fourth story:「日常 IV」
更新遅くなって、すいません。
誰か評価or感想下さい。
神無と琴乃はベットで互いに横になっていた。
神無は上は裸、下はジーパンを履いている。そして、何故か火の点いていないタバコを咥えていた。
琴乃は上は黒色のタンクトップ、下は腿をほぼ全て露出している短いジーパンを履いている。
「ねえ、神無」
琴乃は、天井の一点を見つめている神無に声を掛けた。
「何?」
そう言いながら、神無はゆっくりと琴乃の方を向いた。
「最近の仕事はどう?」
「どうって、何が?」
「あの依頼を引き受けたんでしょ」
「ああ、米沢先生の件か。今、流と百合に動いてもらってる」
「流君と百合ちゃんに?」
「ああ。偶々、米沢先生の息子と同じ学校だったからね」
「大丈夫なの?」
「あの2人に喧嘩を売る奴なんて、日本にはいないよ」
「そうね」
琴乃はくすっと微笑んだ。
「仕事の話はやめよ。それよりさ…」
琴乃は、神無のジーパンが膨らんでいるのに気づいた。
「まだやるの?今日、何回目?」
「覚えてる限りで…」
言い切る前に、琴乃は神無の口を口で抑えた。
「んっ・・・あっ・・・んっ・・・んぁ・・・」
唇と唇は触れ合い。
お互いの舌は口内でダンスのように踊る。
踊る。踊る。踊る。
互いの舌が疲れ果てた時、ダンスが終わり。
絡み付き合う。
「あっ・・・んん・・・あっ・・・」
琴乃は呼吸が苦しくなり、口を離した。
「大胆だね、琴乃」
「最近、私のキャラがMっぽいと感じてきたのよ…」
「普段はSで、ベットの中ではMか…ツンデレって奴かな?」
「ちがうと思うけど…」
「そうなの?まあ、いいや。第5ラウンドスタート」
「ちょっと、いきなり?」
神無は琴乃の下半身を露にし、交じり合おうとした。
「大丈夫、もうビシャビシャだから」
「そういう問題じゃなくて」
二人は交じり合った。
×―×
「ああ、暇だな」
百合は言った。
「そうだね。百合さん。僕もう帰りたいよ」
流は言った。
「でも、暇だから来たわけでもないでしょ?」
水無は言った。
「水無さん、流石鋭い」「やっぱり、水無は気づいてたのね」
「何の件なの?」
「この話は他言無用と神無さんに言われてるからね…」
流は言った。
「兄さんが?」
「そう。それに、最近水無には護衛が付いてるし」
「百合さん、その話秘密ですよ」
「本当に?気付かなかった」
「そうなの?ごめん」
「これで、警備が難しくなった。誘拐されたら、百合さんのせいだよ」
「だから、ごめんって」
「百合教えてくれて、ありがと。ちょっと、兄さんの所行ってくるわ」
「水無さん、気まずいから止めといたほうが…」
「行ってくる」
水無は部屋から出て行った。
「水無さん、行っちゃった」
「これで、早く神無さんがこっちに来るかもよ」
「その考えは流石に…」
「一先ず、待つか」
百合は言った。
二人だけの空間は氷が溶けるようにあっと言う間に過ぎていった。
やっと、5話に突入。まだまだ、これからが長いが頑張ります。