ニクシー基地陥落から暗黒大陸本土に向かうヘリック共和国軍
⭕️ ニクシー基地陥落→暗黒大陸へ。
ニクシー基地防衛戦では、エレファンダー、ライガーゼロが活躍しました。
両機体とも、パーツ換装により、様々な任務に対応する機体でした。
特に、ライガーゼロは、現実に存在するストライカー装甲車が、モデルだと思われます。
元は、帝国軍ゾイドだったため、帝国側でもバリエーションが作られましたが。
ガンダムでも、ジム・ストライカーと言う機体が存在しましたが。
これ等は、現実のストライカー装甲車と同様に、様々な派生型が存在するためです。
また、エレファンダーは末期ドイツ軍が使った自走砲エレファントが、モデルです。
防衛戦に備えて、配備された部分や長距離砲を備えている点が、該当するからです。
⭐️ ガイロス帝国軍は、ロシア連邦軍に該当しますが、一部機体や部隊は、ドイツ軍に該当します。
この時、共和国軍パイロット、レイ・グレックが、ヴォルフ・ムローアのゾイドを攻撃します。
しかし、彼を庇い、アンナ・ターレスが死亡しています。
この三人は、幼馴染みであったとされます。
⭕️ 暗黒大陸決戦。
ニクシー基地陥落により、暗黒大陸に向かいます。
しかし、帝国本土に続く海路は、機雷が設置されていたり、迎撃してくると思われました。
そのため、共和国軍は磁気嵐が吹き荒れるトライアングルダラスを通過します。
ですが、やはり強烈な磁気嵐と暴風雨、それに荒れ狂う波が、共和国艦隊を襲います。
ですが、ここで謎のエビ型ゾイドが、共和国艦隊を率いて、安全な海路を辿らせます。
これは、マッカーチスと言う、鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンや、ネオ・ゼネバス軍の機体でした。
暗黒大陸に上陸した、ヘリック共和国軍は、帝国首都を目指します。
ここで、プロイツェンによる総攻撃命令が下されます。
ここでは、骨董品とも言えるゲルダー、マルダーなどのゾイドが投入されます。
一方、共和国側も寒冷地での作業に適した、ゾイドとして、マンモスを投入します。
帝国軍は、共和国軍の五重に張られた防御陣地を攻撃しますが。
ここの部隊は、歩兵部隊やゴドス程度しかなく、帝国軍に、三番線まで突破されました。
帝国軍は、アイアンコング等を中心としていました。
最終的に、共和国軍は援軍の到着により、帝国軍ゾイドを撃退します。
プロイツェンによる総攻撃命令は、第二次世界大戦のヒトラーが出した命令と似ています。
また、防御陣地への攻撃は、ベトナム戦争や中越戦争で行われました。
結果、戦力を劇的に減らした、ガイロス・ヘリック両軍の隙を見て、プロイツェンは反乱します。
彼が率いるPK師団は、首都をPKコングとハンマーロックにより、速やかに制圧します。
首都には、式典用のゾイド部隊と、二戦級以下、つまり新兵しか存在しませんでした。
ゆえに、制圧は容易に達成されました。
プロイツェンの目的は、捨て石にされた、ゼネバス兵士による勝利と、ゼネバス帝国復活でした。
プロイツェン&ルイーズ・エレナ・キャムフォード大統領は、兄妹なのです。
しかも、ゼネバス皇帝の子供であると言う。
プロイツェンは、幼少期から自分が、ガイロス帝国の貴族ではない。
そして、ゼネバス皇帝の血を引く人間であると知っていました。
また、彼の反乱により、共和国軍と帝国軍による連合軍が首都に向かいます。
ハーマン大佐とシュヴァルツ少佐が、停戦交渉を行ったからです。
二人とも、戦略的に意味のない犠牲が出る作戦に疑問を持ってました。
ガイロス帝国皇帝ルドルフを人質に取り、プロイツェンは、首都に籠城します。
そして、連合軍はPK師団のゾイドを攻撃します。
しかし、PKコングやハンマーロックに乗っているのは、老兵ばかり。
それも、コックピットでは、満足気な顔で喜びながら死んでいました。
これで、首都のPK師団は囮であると察した、シュヴァルツ少佐は、ルドルフを救出しに行きます。
宮殿で、ルドルフを救出したシュヴァルツ少佐でしたが、プロイツェンは既に目的を達してました。
それは、デスザウラーのゾイドコアを暴走させて、首都を破壊すると言う。
シュヴァルツ少佐は、両軍の兵士に無線機を使い、首都から脱するように指示を下します。
結果、二人は助かったが、首都は核爆発により、吹き飛びました。
その後、皇帝ルドルフとシュヴァルツ大佐は、共和国本土に向かうウルトラサウルスを見送ります。
⭕️ 鉄竜騎兵団、共和国本土に上陸。
暗黒大陸と中央大陸に、共和国軍は大規模な兵力を展開していたため、本土は手薄でした。
そのため、スナイプマスターによる沿岸部から狙撃も効果を発揮せず、敵による上陸を許します。
また、鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンは、ネオ・ゼネバス帝国を名乗ります。
これは、現実だと、ネオナチを意味しますね。
⭕️ ネオ・ゼネバス帝国建国、ヘリック・クルセイダーズの抵抗運動。
ネオ・ゼネバス帝国の統治は、旧ゼネバス領土では歓迎されました。
また、ヴォルフ・ムローアによる軍事以外では、比較的に穏健な統治を行いました。
ここで、ムローアと言う姓が出てきますが、これは初代ヘリック・ムローア王の血筋を意味します。
ヴォルフ自身も、父ギュンター・プロイツェンと違って優しい性格でした。
さらに、旧大戦時には共和国首都を、ギルベイダーが爆撃して甚大な被害が出ています。
これは、ドレスデン空襲や東京大空襲、広島・長﨑屋の原爆投下。
また、戦後のソ連軍爆撃機によるアメリカ本土まで飛行できる性能など。
こう言った物に該当します。
つまり、ヘリック共和国軍が瓦解した今、東側のヘリック共和国民もですが。
強力な軍隊である、ネオ・ゼネバス軍に頼らざる負えないのです。
それだけ、ガイロス帝国=旧暗黒大陸帝国が恐れられていました。
⭕️ 東方大陸のゾイテック社による技術提供。
こうした中、ネオ・ゼネバス軍は、ブロックス・ゾイドによるキメラ型ゾイドを開発します。
また、セイスモサウルスなどの巨大なゾイドも、開発します。
対する共和国軍側も、ブロックス・ゾイドや新型ゾイド、ゴジュラス・ギガを登場させます。
超小型ゾイドの一部は、大型ゾイドと合体できました。
旧大戦時、ゴッドカイザー+ショットイーグル、ゴルゴランチャー。
現代、ダークスパイナー+キラードーム。
と、このように。
しかし、ブロックス・ゾイドは、合体をより簡易化させました。
また、整備性や修理の簡潔化など、さまざまな利点が存在しました。
しかし、ネオ・ゼネバス帝国によるゾイテック社への技術提供が執拗に要求されました。
このため、東方大陸に存在する同社は、ヘリック共和国に技術提供する事を決意しました。
また、西方大陸での戦いでは、ネオ・ゼネバス軍に存在しませんでした。
ここに存在したのは、傭兵部隊だけだったため、共和国軍は容易に撃破します。
こうして、ヘリック共和国軍は、中央大陸で戦うヘリック・クルセイダーズに援軍を送ります。
東方大陸のゾイテック社ですが、ブロックス・システムを使い、ゾイドを生産しています。
これは、日本のトヨタ社を表しており、ブロックス・システムとゾイドは、部品と車両です。
現実世界では、政府軍・反乱軍のどちらでも、トヨタ車が使用されます。
逃げるアルカイダと追う側のCIAと、両方が、ハイラックスを使う。
アフリカや中東では、テクニカルと言う車載機関銃を搭載した、ピックアップトラックなど。
政府軍・反乱軍の両軍で使われる理由は、耐久性が高く、部品が容易に手に入るからです。
この点が、ブロックス・ゾイドとトヨタ車が一致してます。