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第19話 ギムディンの修行



ミノタウロス族の次期族長を決める決闘まで

あと7日・・・



ギムディンを勝たせるために始まった修行



ベルクスは相手のケンリガムの動きを完コピするために1人遠くからケンリガムの稽古を見つめていた



一方 ギムディンはアロード セレスティア グラディスの3人とそれぞれ1人ずつ稽古を続けていた



アロード戦・・・



ギムディン「ふん!」



アロード「そらよっと!」



ガキーン!と斧と剣がぶつかる



ガーン!とアロードが押し負け 後ずさりする



アロード「くー 手がしびれる~!」



ミノタウロスのパワーは人間を超えるため

力比べにもならなかった




セレスティア戦・・・



セレスティア「さあ 私の盾に打ち込んで来なさい!」



ギムディン「行くだぁ!」



ガキーン! ガキーン! ガキーン!



盾を使って 斧の攻撃モーションを色々 試してみる



ガーン! ガキーン!



セレスティアはギムディンの猛攻に一歩も引かずに耐えていた



ギムディン「さすがはケンタウロス 足腰が丈夫だぁ」





グラディス戦・・・



シュパ! シュパパパパ! 速すぎる剣にガードするしかできないギムディン



ギムディン「は、速すぎだぁ! おらぁついていけねーだぁ!」




戦ってみたが 丁度いい相手がいない



アロード「俺じゃあパワーで稽古にならない」



セレスティア「私は打ち込みの相手はできてもランスではリーチがありすぎますわ」



ユウマ「グラディスさんは速すぎましたね」



グラディス「ご褒美欲しかった・・・」



ギムディン「皆 すまねーなぁ おらのためにしてくれるのに・・・ミノタウロス族はパワーが取り柄だから 多種族との稽古は向いてないんだぁ」



アマネ「じゃが 同じミノタウロスでもギムディンと図体が一緒なのは あのケンリガムとやらくらいじゃな」




スラミン「あっ! ベルクス かえってきた~」



偵察に行ってきたベルクスが戻る



ベルクス「ギムディン・・・ケンリガムのパワー程ではないが やつが強い理由が分かった それを稽古の中で教える」



「おー!」と皆が期待する



【斬鬼丸】を抜き 構える



ギムディンも斧を構える



ベルクスは身体をねじり 回転させて大振りをしてきた



それをガードしようとするが ガキーン!と斧が吹き飛ばさせる



「・・・・・・・・・」




アロード「ギムディンの斧を弾き飛ばした?」



ユウマ「そうか 遠心力ですね! 身体をねじって 回転させることで遠心力がはたらき 人間でも凄まじいパワーが出せるとフィーネ副隊長から学びました!」



ベルクス「正解だ・・・これがケンリガムの強さの秘密だ 回転によるパワーのゴリ押しと考えたほうが覚えやすい」



ギムディン「確かに ケンリガムは回転して斧を振るだぁ」



ベルクス「俺でも斧を飛ばすことは出来たが ミノタウロスのケンリガムはもっとパワーが強いはずだ

まずは俺の動きを覚えて受け流すまたはガードすることなど対応をしていこう・・・」



ギムディン「ああ!頼むだぁ」



こうして ベルクスがケンリガムの動きを完コピした攻撃を何度も受けて体に覚えさせる修行が始まる・・・







族長を決める決闘まであと3日・・・




一行は途中でミノタウロス族の喧嘩を目撃する

それは角と頭をぶつけ合って 押し合う喧嘩だった

近くの人に聞くとミノタウロスの強さを決めるのは突進によるぶつかり合いだという




急いでギムディンの下へ行く一行




アロード「やべーぞ! 突進比べもあるじゃねーか!?」



ベルクス「武器だけだと思い込んでしまった・・・」



セレスティア「とにかく 私が盾でお相手しますので 突進の練習を!」



アマネ「それだけでダメじゃ! やはり誰かミノタウロスの者とやった方が・・・」



皆が焦る 残り3日で突進の稽古までつけなければならないからだ




ギムディン「すまねー 今まで言わなかったのは おらが悪いんだぁ・・・」



ギムディンが謝る



ギムディン「ちょっと 話したが おらはケンリガムと突進比べを一度やっているんだが やつの鋭い角が肩に刺さったことがあってそれからトラウマみたいになっちまっただぁ」



「・・・・・・・・」

皆が黙って話を聞く



ギムディン「情けねー話だが それから おらは突進比べをやらなくなっただぁ あの時の痛みが蘇ってダメなんだぁ」



アマネ「身体の傷は癒えても 心の傷は癒えぬと言うしのお」



ベルクス「だが 決闘は最終的に突進比べになると聞いたぞ」



ギムディン「そうなんだぁ せっかくみんなが おらを鍛えてくれたのに突進比べで怖じけついているんだぁ・・・」



「・・・・・・・・」

皆がまた 黙って考えてしまう

斧の対決はうまくいっても 角と頭の突進対決で負けるかもしれなかったからだ



ユウマ「・・・あのーちょっといいですか?」

手をあげて提案を出そうとするユウマ



ユウマ「こういうのはどうでしょう?・・・」































・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・































族長を決める決闘 前夜・・・



ケンリガムのところに謎の人物が現れる



ケンリガム「なんだ おめーか・・・」



?「ギムディンには勝てそうか?」



ケンリガム「あったりまえだ! 俺を誰だと思っている」



?「だが 慢心は敗北に繋がる・・・ あの方よりこれをお預かりしてきた 負けるようなら使え」



すぅと 謎の注射器を出す



ケンリガム「なんだそりゃ?」



?「これを打てば お前はさらに強くなる そうミノタウロス族の特殊個体『牛魔王(ぎゅうまおう)』になれる・・・」



ケンリガム「なっ! ミノタウロス族で唯一 『魔王』になった先祖にか?」



?「そうだ・・・これは切り札として取っておけ」



注射器を手にするケンリガム



ケンリガム「ふはははは 『牛魔王』になれるのか

最高じゃねーかよ! 」



?「では 失礼する・・・」



謎の人物はスゥと闇の中に消える













決闘 当日・・・




ミノタウロスの住処の中心にリングが作られ 観客席も準備され ベルクスたちは観客席から応援することに



審判役のミノタウロスが現れ 叫ぶ



「次期族長バトルのはじまりだ!!


青コーナー ギームディィィィィン!!」



まるで プロレスの紹介みたいになる



「続いて 赤コーナー ケーーンリガァァァァァァム!!」



2人は設置された石のリング場に上がる




ケンリガム「前みたいにぶっ潰してやるよ!ギムディン」



ギムディン「いつまでも前の おらと思うなよ」




審判役「それでは 両者 構え!」



2人は自前の斧を取り出す



審判役「レディィィィ・・・ファイト!!」



次期族長の決闘が開始される・・・






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