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第8話 ゴブリン村の戦い



ソードドッグという魔獣の群れと戦い ゴブリンの村を守ることとなったベルクス一行



順調に討伐するが 群れのボスが現れる

しかも 尻尾の剣が2本ある大型犬の魔獣



アマネを先に吹き飛ばし 次はアロードに牙を剥く




アロード「かかって来な! ワンころ!」



ワン!と牙や爪で初めは襲いかかる



シュッ! ザッ!と避けて キン!と爪は剣で受け止める



次は体を回転させ やはり尻尾の剣で斬りかかってくる



ガキーン! となんとか止めたに見えたが 2本の刃に押され スザザザザ!と後ずさりをするアロード



アロード「やるじゃねー・・・」

言葉の言う間に2本の剣による突き技が同時に来る



「っ!!」頭を狙った剣は避けるが 太ももを狙った剣がスパー!と切り傷を負う



さらに突きばかり放ち 全然動けなく ガードか避けるだけの防戦一方になる



加勢に行きたいベルクスだが 次々と群れの魔獣が押し寄せてそれどころではなかった



村 全体を方位してくるソードドッグたち



群れのボスを倒さないかぎり 魔獣の勢いは止まらず

勝負の鍵はアロードという海賊の手に握られていた・・・




キン! キン! シュッ! シュッ! ガキーン!



避けるか弾くかの防戦になるアロード



スパー! シュパー!と身体に切り傷が増える

このままだと消耗戦で負ける!そう考えたアロードは・・・



左手にパイレーツピストル型の銃を持ち




魔獣から逃げ出す




ゴブリンA「あの方 逃げたぞ!」



ゴブリンB「オラたちを見捨てやがった!」



「ワーワー!」とアロードに対して怒る ゴブリンたち



しかし ベルクスは見逃さなかった・・・

左手に持った銃に魔力が込められていることに



ソードドッグのボスは逃げたアロードを仕留めようと追いかけていた ドスン!ドスン!と追いかける



ボスの尻尾剣を避けながら 何かを待つアロード



そして カチャン!と何か装填される音がする



すると 今度は村に引き返すアロード



ゴブリンC「なんだ? 戻ってきたぞ!」



ゴブリンD「逃げたんじゃないのか?」



村の入り口近くまで戻るが前には魔獣の群れが居て突破できそうになかったが それはしなくてよかった



ズザー!と後ろを振り返りボスを待ち構える



ボスは逃げ場がないと分かり 首に噛みつこうと飛び上がる



アロードはその瞬間を待っていた・・・



左手の銃には自身の魔力を溜め込んだ弾丸が込められていた



アロード「喰らいな!」



銃口をソードドッグのボスに向けて 引き金を引く







『エクスペンダブルショット!!』






バーーン!と放たれた銃弾は赤い光でボスの首に命中する



そのわずか 1秒か2秒後に赤い光の弾丸はドーン!と爆発を起こし

ボスは空中で爆散して飛び散った血が配下の魔獣にビタビタとまとわり付く



目の前でボスが死に 動揺して統率が取れなくなる魔獣たち



バーン!と空に銃を撃ち 静寂になる・・・



アロード「お前らのボスは討ち取った!!

まだ村を襲うならボスと同じようにぶち殺すぞ!!」



それは勝利宣言だった



ク~ンと鳴き 村から離れるソードドッグたち



アロード「さっさと失せろ! 俺は気が短けーんだよ!!」



さらに怒鳴り 魔獣たちは森の中に去って行った



スラミン「おわり~?」



ベルクス「ああ 終わった」



「やったー!! ヤッホー!!」と喜ぶゴブリンたち






アマネ「まだ安心するは早い! ほれゴブリンたち!ちいと手伝え!」

そう言うと お札を用意するアマネ



ゴブリンたちは1人1枚渡され アマネに指示を受ける



「地面についた魔獣の血を札に付けよ 数量でも数滴でも構わぬ!」



みんなは地面についた魔獣の血を札につけて回る



「次にやつらの森の入り口の木にその札を張り付けるのじゃ」



アマネの札は特別で魔力を込めると物や生き物に張り付く性質を持ち 簡単に木に張り付けることができた



族長「これはいったい?」



アマネ「いわば結界じゃよ 自分たちの血の匂いが漂うのじゃ 昔 同胞が殺されたという意味を持つから 二度と襲われることはないのじゃ 」



族長「あ、ありがとうございます! ここまでしていただけるとは! 本当に感謝いたします!!」



「ありがとうございます!」 「感謝します!」など次々とゴブリンたちから礼を言われるアマネ



アマネ「ふっふっふ もっと感謝するがいい!」



アロード「あの性格じゃなかったら完璧だよな」

小声でベルクスにささやく



ベルクス「確かになあ」と答える



ゴブリンたちが土下座する光景に1人高笑いするアマネ


「ふっはははははは!」



スラミン「ああいうのが ゲスっていうんでしょ?」



ベルクス「どこでそんな言葉を覚えた?」



スラミン「アマネから~」



ベルクス「アイツに説教決定だな この前のお返しだ」



アロード「スラミーン! 回復薬(ポーション)をかけてくれ! ちょっと怪我した」



スラミン「は~い! いらっしゃいませ~!」

バシャン!とかける









こうして ゴブリンの村を魔獣から救ったベルクス一行






約束通り ゴブリンの首飾りをもらい ゴブリンに認めてもらえた証を手に入れる



魔獣に襲われる心配も無くなり 一行は次の地を目指すことに



「ゴブリンの村を抜けると何がある?」

ベルクスが族長に質問をする



族長「この先には草原と丘が広がる 比較的に安全地帯であります ただ・・・」



ベルクス「ただ?」



族長「その辺り一帯はケンタウロスの領地なのです!

それに誇りが高く高圧的な態度なのでお気をつけてくださりまし」



アロード「エルフよりはマシらしいが 変な誤解を招くと面倒くさくなるって聞いたことあるぜ」



スラミン「フラグ♪フラグ♪フーラーグ♪」



アロード「やめろ! スラミンの当たるからやめてくれよ!」



スラミン「え~ いやだ! たのしいのに~」



アマネ「それにしてもまた草原じゃとわのお

いっそ ケンタウロスに乗せてもらいたいものじゃ」



族長「それはやめたほうがいいじゃろ

ケンタウロスが人を乗せるのは自分の主と認めた者 または伴侶だけじゃと聞く」



スラミン「へぇ~」



アロード「フラグって言わねーのかよ」

聞こえないように小声でツッコむ



ベルクス「分かった 気をつけよう では 失礼する」




ベルクスたちは出発する 新たな地を目指して・・・



と その前に入り口でゴブリンのみんなが待っていた



リン「スラミン! それに皆さん助けてくれてありがとうございます!」



「ありがとうございます!!」みんなが言う



リン「またいつか来てね! スラミン!」



スラミン「うん! またね~!」




「さようならー!」 「ありがとうー!」

「またねー!」 「元気でねー!」


とみんな 別れの言葉をかけて 見送ってくれる




アロード「じゃーなー!」手を振るキャプテン



スラミン「バイバ~イ!」



アマネ「達者でのおー!」



ベルクス「・・・・・・」

師範の言葉を思い出す


「弱者を助けよ! 強き者は弱き者を護る責務がある!」




俺は出来ただろうか? 師範・・・




ゴブリンたちの姿をもう一度と見ると 笑顔であった



それが答えだと分かり 振り返らずに歩く





ゴブリン村の問題・・・



魔獣のボス撃破 および結界の展開により2度と村が襲われることはなくなったとのこと・・・










アロードの必殺技



『エクスペンダブルショット』


パイレーツピストルに魔力を込めて放つ

いわばチャージショット

命中してから数秒後に爆発するようになる

溜めた魔力の量によって爆発の威力も変わる



名前の由来は映画「エクス○ンダブルズ」から





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