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第6話 迷子と迷子



暗黒大陸に着いて 早々 スライムしかもユニークモンスターのスラミンが旅に加わったベルクス一行



草原を抜け 今は森の中を移動中



パクパク パクパク とスラミンは薬草を食べて 回復薬(ポーション)を蓄えている



アロード「スラミーン! これ食べれるか?」

アロードから食用の果実か聞いてきた 2つの種類があった

1つをあーむと口にしてみる

ブブー!と✕マークを出す もう1つを口にする

ピンポーン!と○マークが出る



アロード「よし! こっちが食えるだな サンキューな!」



スラミンに判定してもらい 食用の果実を集める



スラミン「どういたしまして~」

なんとスラミンは道中に食えるものと食えないものも分かるようになっていた



スラミン「ぼくは~♪すごい子~♪ すごい♪ すごい♪ すごい子~♪」

歌いながら森の奥へ進んでいく






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





アロードは食べれる果実を集め終えて ベルクスたちと合流する ベルクスは先に進みに偵察へ アマネは昼寝をしていた



ベルクス「? アロード スラミンはどうした?」



アマネ「ん~ むにゃむにゃ 本当じゃわい どこじゃ?」



アロード「え? お前たちのところに戻ったんじゃねーのかよ?」



「・・・・・・・・・・・・」




「「「!?」」」



「ま、まさか 迷子!?」 全員が同じ考えになる










その頃


「あれ~ みんなどこいったの~?」スラミンはみんなと はぐれてしまった



スラミン「こっちかな?」スイスイと進む


また同じ場所に戻ってきた


スラミン「あれ? こっちかな?」スイスイと進む


また同じ場所に戻ってくる


スラミン「あれあれ~ わかんなくなっちゃった・・・」



スラミン「ベルクス~ アマネ~ アロード~」呼んでみるが誰も来ない



スラミン「うう・・・1人ぼっちだよ~ さみしいよ~」



スラミンは自我が目覚めてすぐにベルクスと出会った

だから最初からさみしいという感情はなかったけど 出会ってすぐに仲良くなった3人と はぐれて初めてさみしいという感情が芽生えたのだ



泣きそうな声を出していると近くの茂みがカサカサと音を立てる



ビクッ!驚いていると



?「パパ・・・ママ・・・どこ?」


同じく はぐれた親を探している緑色の肌をした幼いゴブリンの女の子が現れる



?「あ スライムさん」



2匹は同じ境遇で偶然出会う



スラミン「ぼく・・・スラミン・・・わるいスライムじゃないよ」



?「うわー! しゃべるスライムさんだ!」



スラミンに近づき ツンツンと指でつっつくゴブリンの女の子



?「スライムさんはじめまして リンだよ」



スラミン「スラミンだよ♪ はじめまして リン」



リンとスラミンはお互いのことを話した


リンは狩猟の手伝いに来たら はぐれてしまったと

スラミンもお手伝いしていたら はぐれてしまったと



リン「こう言うの 迷子って言うんだって」



スラミン「まいご ぼくは・・・まいご」



リン「でも1人じゃないから寂しくないよ!」



スラミン「うん 1人ぼっちじゃない」



幼い子供のゴブリンと子供のスライムはお話をして少しでも寂しい気持ちを無くそうとする



話していると 遠くから声がする・・・



?「おーい! リン!どこだ?」



?「リーン! どこにいるの?」



リン「あっ! パパとママだ!」

子供のゴブリンは父親と母親の声を聞いて



リン「こっちだよ!」と返事をする



ガサガサと茂みが揺れ 同じく緑色の肌をしたゴブリンの男女が現れる



リンの父「おお!いた!」



リンの母「探したのよ!リン!」



親に抱きつき 「うん!ごめんなさい!」と謝るリン



リンの父と母がスラミンに気づく



リンの父「スライムと遊んでいたのか?」



リン「ううん スラミンは喋るスライムさんなんだよ」



リンの父「何を言って? スライムは しゃべら・・・」



スラミン「はじめまして~ スラミンです」



リンの父「なっ!」



リンの母「あなた! スライムが今 喋りましたよ!」



リンの父「こりゃー ビックリした!」



リン「でしょー!」と自慢気に話すゴブリンの子供



リンの母「そうだ! あなた それよりも森を離れましょう!」



リンの父「そうだった! やつらの縄張りが広がっているからもう帰らねば!」



リン「スラミンも迷子なの! 助けてあげよう・・・」



リンの父「そうなのか・・・では スラミンとやら 我々についてくるといい」



スラミン「え?・・・でもみんなが・・・」



リンの父「ここいると・・・」

話してる途中で ワオーーーーン!と犬の遠吠えが近くから聞こえる



リンの父「しまった! やつらに気づかれた!」



タッタッタッタッ!と何か集団で周囲を囲んでくる



シャキン!と短剣を出すゴブリンの父



リンは母に抱きつき 怖がっている



スラミン「なに? なに?」

状況が分からないスラミンは周りをキョロキョロ見る



リンの父「『ソードドッグ』だ」





ソードドッグ

野犬型の魔物 牙や爪で襲うだけでなく 尻尾の先が剣になり 獲物を切り裂くように進化をした魔獣

ゆえに ソード(剣)ドッグ(犬)と名付けられた





周りに数体 囲まれた ゴブリン家族とスラミン



リンの母「ここはもう 縄張りの中だったんだわ!」



リンの父「クソ! 群れで襲いかかってくるとは!」



「は、はじめまして~ ぼく スラミン! わるいスライムじゃないよ」

初めての魔物にただ挨拶するしかなかったスラミン



ガルルルルル! ワン!ワン! と吠えられ

意思疎通が出来ない魔物に困惑するスラミン



スラミン「うう・・・どうしよう・・・」



ガルルルルル! ワンー!

すると 1匹のソードドッグがスラミンに目掛けて飛び出す



スラミン「うわーー!!」



襲われる直前・・・ バーン! と銃声が鳴り キャン!とソードドッグが撃たれ 倒れる



「見つけた! こっちだ! スラミンが居たぞ!」



助けてくれたのはアロードだった 他の2人も呼ぶ



アロード「大丈夫か? スラミン?」



スラミン「アロード~! ごめんなさい ごめんなさい」

と泣きながら 謝る



アロード「こっちこそ お前をちゃんと見てなくて悪かった・・・だから俺も許してくれ!」



スラミン「うん・・・いいよ」



「ん? ゴブリンか?」

ゴブリン家族に気づくアロード



スラミン「あの子も まいごだったの・・・いっしょにいてくれたの・・・だから たすけて!」



ソードドッグはまだ囲んでいた



アロード「分かった!」



ゴブリン家族にソードドッグが1匹飛び出す



アロードは左手にパイレーツピストル型の銃を向けて魔獣を撃つ バーン!と



キャン!を声をあげて絶命する

2匹を仕留めるが 怯えずにソードドッグは次々 襲いかかろうとしてくる



アロードは腰に付けた剣を右手で取り出す



襲いかかる無数の尻尾の剣をたった一本の剣で受け止める

ガキーン!



アロード「寄ってたかって仕留めようとするんだからな! お前ら獣は!!」



ガキーン! と弾き返すアロード

その剣は両刃の普通の剣かと思えば剣の先が(いかり)の形をした変わった剣だった・・・



ザッ!ザッ!とベルクスとアマネも合流する



ベルクス「スラミン!」



アマネ「無事じゃな?」



スラミン「うう・・・ベルクス~!アマネ~!

ごめんなさい! ごめんなさい!」

子供のように泣いて謝る



ベルクス「もう大丈夫だ」



アマネ「おうおう! 泣け泣け! 泣いた分だけ 強くなるから安心するのじゃ」






ベルクス「さて・・・迷子を襲うような野良犬は許せんな・・・」

【斬鬼丸】を手にかけて スーーと抜き出す



アロード「気をつけろ!コイツら統率が取れているぞ!」

注意した時には数匹がベルクスに尻尾を振り下ろしていた



ギロッ!と鋭い瞳で睨むベルクス

ズバババババババババ! と高速の連続斬りをしてトドメとばかりにもう一振りすると



ソードドッグの剣ごと微塵切りのように斬られ 跡形もなく散る魔獣たち



ゴブリンの家族は「かーーーー!!」と口を開けっぱなしになる



それを見た他のソードドッグは初めてビビる

さらに 自分たちをギロッ!と睨むベルクスに恐れて 森の奥へと逃げ出す



アマネ「こやつは怒ると 恐ろしくなるからのお~

逃げ出すのも分かるわ」

魔獣に同情する



アロード「とりあえず スラミンもこっちのゴブリンたちも無事みたいだな」




リンの父「に、人間がなぜ我々 ゴブリンを助けてくれるのだ?」



アロード「俺たちの仲間が世話になったからなぁ

そっちの嬢ちゃんに・・・それにスラミンの頼みだったしな!」



「・・・・・・・・・」ゴブリン一家は静かになる




スラミン「アロード~ ありがとう」



アロード「おう! お安いご用だぜ!」




ベルクス「さあ 行くぞ 早く森を抜けよう・・・」



と 出発しようとするが・・・



ドサッ!とゴブリンの父親らしき人物が土下座をする



リンの父「ま、待ってください! 旅のお方たち!

ど、どうか我々の村をお救いくださいませー!!」



と 突然 大声をあげてお願いしてきた・・・






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