第4話 魔王軍四天王 深海将 シャークリア
まさかの魔王軍四天王の1人 深海将 シャークリアに目を付けられてしまったベルクス一行 果たして復讐の旅 第1関門を超えることができるのか・・・
シャークリア「さあ・・・覚悟しな!」
シャークリアは手を出して 合図する
ザパーン!ザパーン!と海からなんとサメが飛び出し 空に浮いている光景を目撃する
部下A「なんだあのサメは?」
アロード「スカイハイシャーク!」
スカイハイシャーク
魔力の秘めた尾びれによって一時的に空を飛べるサメの魔物
海だけでなく空の鳥も喰らい 漁師にも襲いかかる非常に厄介な魔物
「ちぃ! 仕方ねー!」と舵を切り 旋回するグランアロード号
アロード「正面のやつは相手にするな!
周りこんで陸地に近づける! 近づいたらベルクス アマネは陸地に飛べ!」
ベルクス「!? お前たちはその後どうする?」
アロード「なーに 逃げるに決まってんだろ」ウインクする
船は旋回して クラーケンとシャークリアを避けて周りこみ陸地に近づく作戦を取る
だが スカイハイシャークも追いかけ 船に襲いかかる
バリバリ!ムシャムシャと船の一部を喰らい始める
アロード「あっ!この野郎! 俺の船に傷つけやがった!」
ゲシッ!と1匹を蹴り飛ばす
他にも船員を喰おうとするスカイハイシャークだったが
ズバッ!ズバッ!ズバッ!と斬り捨て バシューン!と消滅する ベルクスの居合疾走によって・・・
アマネ「うぷ・・・動かぬより動いた方が良さそうじゃ
さあ かかってこい この九尾のアマ・・・」
ガプリ!と後頭部を噛みつかれる
頭から血を流し
アマネ「ぎゃああああ! 喰われたのじゃー!!」
船内を走り回り 痛がる
その光景を見て プークスクスと笑う子供のクラーケン
アマネ「べ、ベルクス~! 取ってくれ~!」
泣きながら懇願する 元 九尾の妖狐
ベルクス「はあー・・・仕方ない」
ズバー!と噛みついていたサメを斬る
頭から血を流したままだが 平気そうに立て直し
アマネ「もう怒ったのじゃ!」
すると 札を取り出し スカイハイシャークに投げつけ 体に札が張り付く
アマネ「妖術札『狐火』!!」
駆け声と共にボウ! ボウ!とサメが青い炎に包まれる
ギャアアアアアアア!とサメは断末魔をあげて燃えカスとなる
アマネ「妾がいつまでもやられていると思うなよ」キリッ!
ドヤ顔をするアマネ
部下C「なんかムカつく・・・」
部下D「わかる~」
アマネ「次はおぬしらを焼くぞ!!」
いつものアマネに戻る
スカイハイシャークと船員の攻防が続く中 グランアロード号はクラーケンとシャークリアの後ろに回り 暗黒大陸の陸地に近づいていた座礁するギリギリまで近づき 飛び移る準備をするベルクスとアマネ
着地する場所を探すが 中々見当たらない
すると クラーケンが後ろを向く さらにシャークリアがニヤリと悪い顔になり 海に飛び込む
それを見ていたアロードは「おい!まさか・・・アイツ!」
近づくシャークリア すると 身体が光り姿を変えて巨大なサメに変身する
スカイハイシャークも船から離れる
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!と迫る巨大ザメ
部下B「キャプテン! 超巨大なサメが来てます!」
アロード「魔王軍四天王 シャークリア!
アイツの正体は伝説の海の魔物『メガロドン』だ!」
部下たちは「ぎゃあああ!」と悲鳴をあげる
そしてメガロドンことシャークリアは船に体当たりをする
ドガーン!と激突して押されるグランアロード号
さらにバリバリ!ドゴーン! 音と共に暗黒大陸の陸地近くに座礁させられる
アロード「これが狙いか? まんまとやられたぜ!」
そうシャークリアは座礁させることを最初から考えていたのだった・・・
部下C「まずい! 船底に亀裂が入って浸水してくるぞ!」
座礁し 浸水までして船は完全に動けなくなった
子供 クラーケンはゆっくりと近づいてくる
さらにメガロドン姿から光り 再び 人魚型に変身してクラーケンの触手の上に乗るシャークリア
船に近づく2体にビビる船員たち 絶体絶命のピンチを迎えるベルクスたち
シャークリア「さあ 落とし前はつけさせてもらった!
次はいよいよ本題だ」
全員がシャークリアに圧倒され 固唾を飲み込む中
放った言葉は・・・
「お前ら全員 あたいの子分の友達になりなー!!」
なりなー!・・・なりなー!・・・なりなー!
謎のエコーがかかり響き渡る
「へ?」全員が首を傾げる
シャークリア「この子はあたいのかわいい子分なんだが 体がデカくて友達が1人もいないかわいそうな子なんだ!」
ぐすぐすと涙を流す子供 クラーケン
シャークリア「人間と出会うのも初めてでスゴく興味を持ったんだ だから船にしがみついたんだ!
だけど 敵と思われてショックを受けてあたいに相談しに来たんだ!」
部下D「じゃあ 最初のは友達が欲しくて絡みついてきたと・・・」
シャークリア「そうだ!だからあたいが出て来て イジメた借りを返しに船を座礁させてもらった」
アロード「つまり 攻撃した仕返しに船を座礁させたと?
俺たち乗組員には手を出さないと?」
シャークリア「ああ そうだ 船を止めなきゃ話を聞いてもらえないと思ってな 悪かったよ・・・」
アマネ「ちぃと 強引じゃよ イカの坊や」
キュキュ!と声を出す 謝っているように聞こえる
アロード「はは 面白いな!このクラーケン!
いいぜ! お前ら海賊がクラーケンと友達なんて聞いたことねー面白い話だ! なろうぜ!」
部下A「マジで 言ってるんですかい?」
部下B「でも 友達になるってことは殺さないってことじゃあ?」
部下C「まあ キャプテンの決めたことだし いいんじゃないっすか!」
部下D「クラーケンと仲良くなれば座礁した船を海に戻してくれるかもしれないですね」
キュ~ 不安で触手同士で指をチョンチョンとつけたり離したりする子供クラーケン
部下たち「いいですよ! 襲わないなら友達になりましょう!」
キュキュー!! 触手を上にあげて喜ぶ
シャークリア「良かったねー! 初めて友達が出来て!
でも人間で良かったのかい?」
キュキュー!! 「いいよ!」って感じに聞こえた
ベルクスは歩き 子供クラーケンの前に立ち
「足を斬ってすまなかった」と謝る
キュキュー! すると斬られた足が再生し始め 元に戻る
シャークリア「この子の親はユニークモンスターで脅威の再生能力を持っていたんだ! だからこの子にも少し再生能力があるんだよ」
ベルクス「そうか なら良かった」
キュキュ!と触手を近づける
ベルクス「・・・仕方ない 友達になってやるか」
手を出して触手にハイタッチする
キュキュー! 踊り出す子供クラーケン
アマネ「今度は叩くんじゃないぞ! イカ坊!」
アマネも手をあげてハイタッチする
アロード「よろしくな!」
同じくハイタッチする
その後も船員 全員とハイタッチを交わし なんとも不思議な魔物と人間の友情が芽生える・・・
アロード「しっかし どうしたもんかな~」
悩む船長
座礁して 船底は浸水 修理するにも人手が足りない
これでは航海できない状況だった
アロード「なあ アンタ? 暗黒大陸のやつって船の修理できるやついる?」
シャークリアに質問をしてみる
シャークリア「う~ん どうだろう・・・色んな種族が居すぎて分からないなぁ」
アロード「なるほど まあ なんとかなるだろう!
決めたぞ! ベルクス!お前の旅に俺も同行させてくれ!
船を修理できるやつを探すまでだがな・・・」
ベルクス「・・・いいのか? 他の船員はどうする?」
アロード「しばらく ここに居てもらう クラーケンも魚を採ってくれるらしいし 食糧も備蓄してある
まあ よろしく頼むぜ!」
こうして新たに海賊 キャプテン・アロードが旅に同行することが決まる・・・
アロード「それと魔王軍四天王が居るんだ この際 仇をことを聞いてみろよ」
アロードからのアドバイスを受けてベルクスはシャークリアに仇のことを聞いてみることに
シャークリア「人間から魔族になった紅い刀のサムライねぇ・・・」
少し考えて ハッ!何か思い出す
シャークリア「会議には最近出てなくて情報は薄いけど
数週間前に魔王サガーク様に挑んだやつがいたって聞いたことがある」
アロード「魔王に?」
シャークリア「けど サガーク様が勝ったって言うことしか知らないなぁ」
アマネ「つまり やつが魔に堕ちたのは魔王に敗れ さらなる力を求め 魔王の軍門に下った そう考えるのが筋じゃな」
ベルクス「すべての始まりは魔王か・・・」
シャークリア「言っておくけど 魔王様に挑むなら私が相手になるわよ! これでも四天王の1人だから・・・」
ベルクス「俺が斬るのは仇だけだ・・・魔王に用はない」
シャークリア「そう! なら良かった
また会いましょう! 子分のお友達たち・・・」
そう言うと 海に潜り どこかへ姿を消す
アロード「いい女だったなぁ・・・」
心の中で呟く
アロード「よし!じゃあ 準備して行きますか!」
気持ちを切り替え 準備に入る
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アロード「OK!出発準備完了だ!」
アマネ「ようやく 陸地じゃな」
ベルクス「ああ・・・では行くぞ!」
3人は バッ!とグランアロード号から飛び移り 暗黒大陸への第1歩を踏み出す・・・




