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第2話 海賊との出会い



復讐の旅が始まったベルクスとそれに同行するアマネ




アマネ「ところで おぬし! 復讐する相手は暗黒大陸のどこにいるのじゃ?」



ベルクス「さあな・・・探し続けるさ」



アマネ「なんじゃい! 住所不定の浪人者かい!

それは骨が折れそうな苦労をしそうじゃのー」



ベルクス「かまわん・・・見つけ出すだけだ

それにヤツの刀は魔力を吸収する妖刀だった・・・

お前の欲しがる魔力がたくさん吸収されているかもしれんな」



アマネ「なんと!! それはいいのおー おぬしが倒して刀の魔力は(わらわ)がもらおう!」




いつの間にか目的が一致して打倒シンクロウに2人はなっていた




港を目指し 歩き続ける道中・・・



アマネ「なんじゃ? あれ?」




ドドドドドドドドドド!と誰かがこっちに向かって走ってくる

しかも 1人ではなく3人の姿が見える




?「キャプテン! だから洞窟には入るのやめましょうって言いましたよね 俺!」



キャプテン「馬鹿野郎! 海賊が冒険をしないでどうするんだよ!」



?「これで死んだら キャプテンを恨みますよー!」




キャプテンと呼ばれている男を先頭に部下らしき男 2人が猛ダッシュして何かから逃げて来ていた



その後ろには大百足(おおむかで)という巨大な虫の百足がキシャーー!と鳴いて自分の巣に近づいた3人を追いかけていた



部下A「あっ! 前に刀持った人がいる!」



部下B「よかった!倒してもらおうぜ! 丸腰の俺らを助けてくれるぜ!」



キャプテン「おーい!にいちゃん 助けてくれ! 後ろのデカいのに追われてんだよー」



海賊らしき3人組が助けを求める・・・




それを見たベルクスは・・・




道から外れ 3人と大百足に道を譲る




キャプテン「おい!なに避けてんだよ!」



部下B「助けてくれないんですか!?」



部下A「人でなしー!」




ベルクス「知らん! それはお前たちの問題だろ 巻き込むな!」




ガーーーン! 3人は落ち込む





そこへ ダン!と足踏みをたてて アマネが前に出る



「ふーーん!待たせたのー この物語の主役 九尾の妖狐『アマネ』様が受けて立つ!!」



「何言ってのこの子・・・」全員がツッコむ



アマネ「さあ 来るがいい たかが虫に(わらわ)が負けるわけ・・・・・・ガッハーー!」



大百足にひかれて宙に舞うアマネ



キャプテン「ザコー!?」



部下A「九尾って言っていたのに尻尾 1つでしたね」



部下B「でも 立派な幼女でしたね」



ドテーン!と地面に落ちるアマネ



アマネ「お、おのれ!よくもやってくれたなぁ

ふふふ・・・だが おぬしの出番だぞ

ベルクスー!!」

大声をあげて指さす 3人組も期待の目で見つめる



ベルクス「・・・ふん」

そっぽを向く



「なに無視してんだー!!!」全員がツッコミを入れる



しかし 大百足はベルクスに気づき キシャーー!と鳴いて噛み付こうとする


それをジャンプして華麗に避ける



ドゴーン!と地面に大百足の顔がぶつかる



スタッと着地をするベルクス



ベルクス「巻き込むなと言ったはずだが 狙われた以上 仕方ない片付けるか」



ついにベルクスは【斬鬼丸】を構え 大百足に挑もうとする



部下A「でも とっさに助けを求めましたが あの少年 大丈夫でしょうか?」



部下B「相手はあの大百足・・・伝承では装甲が硬いとの噂ですが・・・」



キャプテン「武器があれば 俺も加勢できるが今 整備中で丸腰だからなぁ」



いつの間にか立ち止まり ベルクスの後ろで談義をしていた



キシャーーと威嚇をする大百足



対するベルクスは抜刀術の構えをして迎え撃とうとする



キシャーー!! 顔を伸ばし 襲いかかる



キン!(つば)を押し 鞘から刃を少し出す


そして 柄を手にして 刀を抜き出そうとする



大百足でに噛み付かれる瞬間にベルクスはまるで消えるように疾走して居合斬りを放つ


シュ!・・・ザンッ!!とだけ音が聞こえ いつの間にか大百足の背後に移動していたベルクス



スーーと刀を納めてキン!と鍔と鞘をくっつけて納刀する



ズバー!と大百足の体が散り散りに斬られる



大百足はなにをされたか分からずに 絶命する



グシャ!と紫色の血とバラバラになった体が地面に落ちる



部下A「す、すげー・・・」


部下B「何者っすか あいつ・・・」


キャプテン「へへへ・・・どうやら とんでもねぇ奴に出会ったな・・・」



トットットッと何もなかったようにその場から歩き出すベルクス



アマネ「これー! 倒れておる(わらわ)を置いていくな!!」



キャプテン「そうだぜ! ちょっと待ちな!にいちゃん」



ベルクスは止まり 振り向く



トットットッと近づく キャプテンと部下2人



キャプテン「助けてくれて サンキューな お礼を何かさせてくれないか」



部下A「そうです! 見ず知らずの俺たちを救ってくれた恩人です! 金か宝を渡しましょう!」



キャプテン「馬鹿野郎! 宝はダメだ! 金ならいいが」



ベルクス「いらん・・・」



部下B「え? じゃあ 女ですかい?」



ベルクス「いらん・・・俺は先を急いでいる」



キャプテン「まあ 待ってくれ 恩人に何もしないのも海賊として俺の流儀に反する なんでもいい 何かお礼をさせてくれ」



ベルクス「海賊?」



アマネ「海の盗賊みたいなやつらじゃな」



アマネはいつの間にか復活していた



ベルクス「船があるのか?」



海賊と聞き 船で航海できるか 質問する



キャプテン「ああ! あるぜ! グランアロード号っていう最強にかっけー船が

もしかして 海を渡りたいのかい?」



ベルクス「ああ そうだ」



キャプテン「いいねー! 海を渡りたいやつは大歓迎だ!

この島国に来たのも補給や物質の調達とお宝を探していたところだ!」



部下A「それでお宝はないか 洞窟に入ったら 大百足の巣で縄張りを荒らされたと思われて襲われていました」



アマネ「なるほどのー それは災難じゃったのー」



部下B「でも アンタたちのおかげで助かったよ」



アマネ「えっへん!」 両手を腰に当てて威張る



ベルクス「・・・・・・」

お前は何もしていないだろうと言いたかったが 面倒くさくなるので 無視する



キャプテン「自己紹介が遅れたな 俺はアロード

キャプテン アロードだ! グランアロード号の船長だ」



手を出し 握手を求める



ベルクス「・・・ベルクスだ」



仕方なく 握手をする



アマネ「九尾の妖狐 アマネ様じゃ」 まだ威張っている



部下A「尻尾1つだけど?」



部下B「ガキの言うことだ 真に受けるな」

小声でボソッとささやく



アマネ「誰がガキじゃと! この三下が!」



部下A「まあまあ お嬢ちゃん・・・」


部下B「落ち着いてくれなぁ」


完全に子供をあやす態度で対応されてしまう



アロード「それで? どこに行きたい?」



ベルクス「・・・いいのか?」



アロード「ああ! 言ったろ 恩人には何かするって!」



海賊だが、案外 義理堅い男と認識するベルクス



ベルクス「暗黒大陸だ」

その一言で部下AとBは固まる



部下A「アンタ自分がなに言ってるのか 分かるんですかい?」


部下B「そうだぜ やめとけよ 死に行くようなもんだぞ!」


血相を変えて止めようとする部下たち



部下A「暗黒大陸は俺たち海賊でも近づかねー 危険地帯なんだよ!」


部下B「逆巻く波に大嵐 まるで地獄だっていう噂もある!」



アロード「まあ とりあえず聞こうか・・・なぜ暗黒大陸へ?」


部下を制止させて 事情を聞こうとする



ベルクスは事情を説明し 仇を討つために行きたいだけだと言う



アロード「それだけのために行くのか?」


ベルクス「ああ・・・」


アロードはベルクスの眼を見つめる

曇り無き(まなこ) それだけの信念を持っていると

師範の無念を晴らすために行く気の瞳を見て



アロード「・・・いいだろう 暗黒大陸まで送ろう!

ただし送るだけだ! 帰りは知らねーぞ」



ベルクス「かまわない・・・帰りは自分でなんとかする」



部下たちもキャプテンの決めたことに異議を出さず 従うことに 少しため息をしていたが・・・



アロード「よし! そうなれば港に行くか

船の補給が済んだら出発する それまでは待ってくれや」



ベルクス「分かった・・・」



こうして暗黒大陸へ航海に出るため 海賊 アロードの手を借りることとなったベルクス



復讐の旅に キャプテン アロード 彼もまた協力者となることに・・・





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