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第17話 先生と生徒



その夜 私はあるレポートをまとめていた カキカキカキ



フィ「よし!これならあの子も理解出来るだろう」



あの子とは先月から入隊した男性隊員ゼオンのことである

隊長が連れてきた時は驚いたが 真っ直ぐで優しく他の隊員とも協調性ができる少年だった



そんな彼が私の補佐をする時は学習を教える立場になる

元々 勉学は得意でありそれなりの知識もあっただが 人に教えるということは初めてだった 上手く伝えられるか分からない状態だが 思いのほか教えるのが楽しかった



帝国ことをよく知らない彼を1から教える優越感 興味深く帝国の歴史や戦場での知識を聞き ノートにまとめる彼はまさに私の生徒と言っても過言ではない



自分でも不思議思ういつもこの時間はワインを嗜む程度

ヴィヴィアンのおしゃれやステラの歌などには全く興味がなくただ時間が過ぎるそんな退屈な日々だった



しかし 今はあの子に教えるという楽しみでしょうがなかった 刺激に飢えていた私に火をつけたのだ



教えている時間はまるであの子を支配しているみたいだった従順に素直に聞く姿が愛おしくも感じる



きっと 吸血鬼(ヴァンパイア)の血が疼き 支配欲が滾ってしまっているのだ



ああ 早く自分の番にならないかと願うばかり



今日はステラの番かー 外から歌声が聞こえる



「「♪♪♪」」



ス「・・・もっとそこは高い音・・・」



ふいにステラの声が聞こえる



ゼ「こうかな ♪♪♪」



ステラが歌を『教えている?!』

歌は専門外だが間違えなく教えている! なぜか嫉妬心が生まれる『教える』のは私の役目なのに!!



ワインを飲み 自分を落ち着かせる・・・

歌は私にも分からないからしょうがない 仕方がないと

しかし 我慢できずレポートにさらに問題を追加するようにペンを動かす・・・














今日の問題はいつもより難しい 「う~ん」悩むゼオンに

「分からないのですか?」と質問してくるフィーネ

その顔はどこか嬉しそうに微笑む



ゼ「この問題ってよく分からなくて・・・」



フィーネはさらに微笑むそれを教えるために問題を作ったのだから



フィ「ここはね この前教えた・・・」



ああ~! たまらない! 教えることに快感を見に出す!

無知なこの子の答えが分かった時の顔が素敵

こっちまで嬉しくなる



フィーネとゼオンの関係はまるで先生と生徒

二人っきりにならねば この関係は起きないが フィーネはこの時間がなによりの時間になる・・・




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