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第14話 狼先輩の戯れ



デミナスに所属して数日後・・・

今日の補佐するのは半獣人のリザさんだ



初日も気さくに挨拶してくれて好印象だったのを覚えている

偵察担当だから隠密? 極東の島国 大和(ヤマト)のニンジャみたいな仕事かな? ワクワクしながら軍服に着替え部屋を出ると目の前に下着のまま廊下を歩くリザさんに出会う



リ「んっ ああ おはよう 新入りくん」下着のままでも気さくに挨拶してくれるリザさん



ゼ「ちょっ・・・服 着てくださいよ!リザさん!」慌てて目を反らし注意する



リ「何言ってんだ 着てんだろ ほれほれ」わざとらしく胸の谷間をつくり からかってくる



ゼ「ぐっ、軍服あるじゃないですか?」チラッとリザさんを見てしまう



リ「あっ今 チラ見にした エッチだな君は」さらにからかってくる



ゼ「み、見てないです」



リ「本当かな? じゃあ あたしの目を見て」



ゼ「今は見れないです」



リ「なんで?」



ゼ「リザさんが下着 姿だから・・・」



リ「本当はもっと見たいんだろ?」リザさんが誘惑してくる 誰か助けてぇー!!



「いつまでやってるのですか!早く部屋に戻りなさい ふしだらですよ!リザ!!」そこにフィーネ副隊長が来てくれた!


助かった~!



リ「わかったよ 新入りくんがウブでついからかっちまった へへへ」



リザさんは自分の部屋に戻っていった



ホッとしているとフィーネさんが近づき「ごめんなさいね リザは基本ああなのよ 男性が入ったことにまだ自覚してないのかしら」



えっ?以前から下着姿で過ごしてたの? つうか今日はリザさんとペアじゃん!! 気まずいよー!



「今日の任務だが、リザとゼオンには調査任務を行ってもらう」イングリット隊長が命令を下すが、よりよって本格的な隠密任務!!



イ「今回はとある馬車の荷物を調べてもらいたい

荷物の中身は一見 回復薬(ポーション)に使う薬草に見えるが、その一部の薬草の中に麻薬の成分の元となる葉っぱワリーフが密輸されている情報が届いた!


二人は現場に赴き、リザの嗅覚を頼り ワリーフの発見及び密輸者の確保だ! ゼオンここでは密輸者と最悪 戦闘になるだろう気を引き締めて挑め!!」



「「了解!!」」















現場につき 馬車が来るまで待機することに・・・



ゼ「・・・」



リ「・・・」



気まずい! 朝の件で気まずいよ!!



リ「ねぇ?」


ゼ「なんですか?」


リ「新入りくんってガールフレンドいるの?」

ズコー!


ゼ「な、なんで今 聞くんですか?」


リ「いや~緊張をほぐそうと思ってね」ウインクする


ゼ「い、いないですよ まだ・・・」


リ「ふーん じゃあ優良物件だね 新入りくん」


ゼ「え?どういう意味ですか?」


リ「いや 立候補しちゃおうかな あたし♪」


ゼ「えっ?」


リ「だから 彼女 あたしなってあげようか?」

ズコー!


ゼ「ちょっ、ちょっと急すぎませんか?」


リ「だって あたしもいないし、新入りくんかわいいし、ちょっかい出したくなっちゃうし! なんてね」テヘペロ


ゼ「もう!からかわないでくださいよ」



リ「それにオスの匂いも未熟だし、メスの匂いもないからあたしがつけようかな」ボソッ



ゼ「え?今なにか・・・」


リ「しっ! 馬車が来たわ!」



現場に馬車が到着する

運搬者が降りて 取引相手の家に入る



リ「今よ」

馬車まで静かに走り、荷物を調べる



だが、リザの鼻が違和感を覚える 匂いが濃すぎる!

荷物を全部調べるとなんと回復薬(ポーション)の薬草は一つもなく、全てワリーフだった・・・



リ「まずい! 罠!」



気づいた時には馬車を10人の男たちが囲んでいた

さらにリザはワリーフの濃密な匂いを嗅いで頭がクラクラしていた



「なんだよ!獣人の女 一人じゃなく男までいるのかよ!」


「せっかくの楽しみの邪魔だ! 失せやがれ!」


「殺されてーのか!」

男たちが騒ぎ立てる




ゼ「うるせぇよ!」ゼオンはキレていた

リザさんと知って罠にハメようとしたこと

そのリザさんにひどいことをしようとした男たちを


そして 彼はステラさんの戦い方を思い出す

ステラさんは50人を相手にしたんだ



次の瞬間 ステラの動きを完コピしたゼオンは5人の男を蹴散らす! なにが起きたか分からないまま5人は気絶する



だが 残り5人から反撃を受け、殴り蹴られる

しかし ゼオンの怒りは治まらず 一人にデンプシーロールを喰らわせ 一人にボディーブローをかますとジューと焼かれる音が立ち「熱ちぃ!」と腹を押さえ倒れる



残り三人も拳の乱打が炸裂し 身体中が火傷を負った痕がつき倒れる


騒ぎを駆けつけた衛兵が見たのは10人の男たちが一人の少年に打ち負かせられていた異様な光景だった・・・











ワリーフの匂いが無くなり朦朧としていた意識が戻ったリザは一人で戦い抜いたゼオンの手当をしていた



ゼ「痛っ!」怪我したところに絆創膏をベシッと貼るリザ



リ「もう 男の子なんだから我慢しなさいよ!」



ゼ「痛いところを叩いて貼らないよ 普通!」



リ「フフフ・・・」



リ「情けないよね?新入りに助けられる先輩なんて・・・」



ゼ「そんなことないですよ リザさんがいなかったら俺 全部 回復薬(ポーション)の薬草だと思ってましたから・・・」



リ「あっはっはっはっはっは! あれ薬草だと思ってたのー!? おかしい! ハハハ!」



ゼ「だからその・・・助けたのでお相子ということで話は終わりです!!」



リ「はっはっはっは! 何言ってんのよ あたしの負けよ」

そう言うと頬を赤く染めて潤んだ瞳でゼオンを見つめ

「ほんと からかいたくなっちゃう後輩君だ」・・・







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