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エピローグ
眼を開くと、そこには誰もいなかった。
ただ、オレという個人が学校をサボって、自室で床に寝転がって昼寝をしていただけ。
オレは体を起こして、揺れる頭を軽く振る。
机の上には、コップが1つだけ置かれている。
オレはベッドの上に置かれていた携帯を手に取った。
開くと、大量の着信履歴。
ヒロキから。
ミキから。
そして、
アスナから。
まだ、昼休みは終わっていないだろうか。
そんなことを考えながら、オレは鞄を手に自室を後にした。
これで完結です。
最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました。
途中、多忙により更新に間が開いてしまって申し訳ありませんでした。
それでも読んで下さった皆様にはぜひとも感想を頂きたいのです。
批評、率直な感想なんでも結構です。
参考にして次回の糧にさせて頂きます。
ぜひ、よろしくお願いします。
ありがとうございました。