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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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とうとう僕も

真菜先生、さきほどお父さんが帰って行かれた。お疲れのところ訪ねてきてくださって。夕方から教会で礼拝式があると言うのに。


「真菜が行って来いと命じるもんですから」なんて笑っていられた。「私はアゴで使われていますよ」と。「朋子、良かったねー。好きな人が出来てー」と手を取りながらあやすように言われた。するとね、聖女がニヤニヤして赤くなったよ。


台風に関係なく帰国できて良かったけれど、マニラはこれからが警戒なのかな。洪水被害がなければ良いが。大雨は宮古島周辺も今やばいらしい。


僕もやばかったよ。帰り際に祈ってくださった。お父さんと伯母様が肩と背中に手を当てて。お父さんの祈りのパワーで体ががたがた震え出してさ。


「田村さん!洗礼受けますか。是非、家族になりましょう。朋子が喜びますよ。」


実は僕も、ここ数カ月間考えて来たことではあったのだけど、なかなか言い出せないでね。お父さんのひと押しで「はい。お願いします」と答え(てしまっ)た。


「じゃ田村兄弟!また来週の土曜日」と言って帰って行かれた。伯母様と朋子と立ち合いで、とうとう僕も洗礼を受ける事になりました。


二人になった時、僕は朋子の膝を借りてさっきは25分泣きました。入って来た伯母様がそっとハンケチを握らしてくれました。はい。

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