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大切なおじいちゃん

作者: 照屋 啓二郎

 僕は、5人家族でおじいちゃんとおばあちゃんお父さんとお母さんで住んでいる。しかし、ほかの家族は4人だという。それもそのはずだ。なぜなら僕は今、とても不思議な生活をしているからだ。そんな不思議な生活が始まったのは数か月前のことだ。その日僕が学校から帰ってくるとその日は誰もいないはずなのに鍵が開いている。かけ忘れだと思って家に入り「ただいま」といった。その時中から「おう、お帰り」と声が聞こえてきた。怖くなったがしかし、僕はこの声に聞き覚えがあった、懐かしく当分の間聞いてこなかった声。数年前に亡くなったおじちゃんの声だった。僕は、急いで家に入った。いつも通りに荷物を置く場所へ行った。そこから居間の様子が見られる。荷物を置きそちらを見た。そこには、数年間あっていなかった、あいたくてもあえなかったおじいちゃんの姿があった。とてもうれしくなった僕は「おじいちゃん」そう言って駈け出し、そして抱き着いた。僕はおじいちゃんに「何でいるの?」と聞いた。「いつも見ていたがお前がよく悲しんでいたり、会いたがっていたりしていたから最近努力しているようだし会いに来たやった。なまけたらすぐ帰るからな」と言った。その後すぐ、おばあちゃんが帰ってきたがおばあちゃんには見えていないようだった。僕は、ずっとしたかった将棋を挑んだ。案の定負けてしまったが将棋について教えてもらった。

 次の日、急いで学校から帰ってきた。友達にもこの話はしなかった。変な人に思われたくなかったからだ。

 今日は、野菜の育て方について教えてもらった。おじいちゃんが亡くなるまでにできなかったたくさんのことをした。

 そんな生活をして、しばらくしたある日おじいちゃんがあることを言った。「もうそろそろあっちへ戻らなければいけない。また、頑張ったり努力したら少し来るよ。ずっと見守っているからね。」そう言って消えてしまった。

 僕はまたおじいちゃんに会えるようにおじいちゃんから学んだことを活かしたり様々なことに挑戦したりしていくのだった。


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