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誰も信じない。

作者: 小波


 とても優秀な学業成績だったんです。思春期にあれもこれも投げ出すまでは。だーれも信じない。


 とても嫌味に聞こえますが努力しなくても解答の代表に選ばれたりするんです。黒板前に呼ばないで‥と消えそう。

なんだかな、と満更でもなく頭を掻く。

 

手を抜いて走っても5番内に入るうさぎじゃなくて。宿題忘れたらどうなるのかな?でびびってるだけでそれだけのひと。


 何もかも捨て、心の勉強の仕直し。


 勉強出来すぎる優等生はひとが怖かっただけ。

そんなしてるうちに幽霊よりもぼんやりしてしまった。


幽霊になっちゃうとはとはとはとは‥


戦略的に生きれてないのでいつのまにか死んでてびっくり。



 この人形にハートを打ち込む方法は。


白雪姫は幽霊じゃなくて果敢に旅しているし。

だったらキスじゃない。


もしかすると、怒りだったのでしょうか。



迷いに迷ってか細い手の中で握りつぶして火傷したあれですよ、きっと。



 手は、繋ぐ為にある。喉奥に詰まった過呼吸の元がぅおえ!と吐き出されて来そうです。



 人と繋がってよかったんですよ‥

 どうせみんな個人主義だと人形の目をしてないで。



 本音を晒したら傷つくとわかって、相手の様子を探っているのはみんな同じだよ。


 いじめだらけの汚い床の教室に血を吐いて倒れたい。



 私は人形ではない。暗闇で不敵に笑ってるホラー人形じゃない。

人形を被った私は凶暴ではない。信じて。


ありがとうございます。

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