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ディープ・ブラック・アコニツム  作者: 谷口凧
第二章:海と異変の町編
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第十三話 海辺の町と、静かな異変

 ――数日後。

 出張を翌日に控えた市ヶ谷であったが、社内は、いつもと変わらず静かだった。


 市ヶ谷は雑務をこなしながら、どこか落ち着かない気持ちで過ごしていた。

 備品の補充。書類の整理。九条と野崎の業務サポート。

 それらひとつひとつの仕事は、すっかり慣れたはずなのに、妙に手が早くなる。


 「今日も仕事はやいね。出張、楽しみ?」


 通路の向こうから声をかけてきたのは、佐々木班の松村祥子まつむら しょうこ。四十代の女性である。

 

 普段はあまり接点がないが、こうしてたまに話しかけてくれる。

 そのさりげなさが、妙にありがたく感じられた。


 「……あ、はい。ちょっと緊張してますけど……」


 「そうだよねぇ、初出張だもんね。あっ、あとで、昨日の件の報告書、印刷して渡してくれない?」


 「わかりました!」


 ほんの短いやり取り。けれどそれだけで、少しだけ自分もこの職場の一員なんだという実感が湧いてくる。


 (いよいよ、明日か……)


 初めて任された仕事。初めての出張。

 期待と緊張がせめぎ合い、胸の内は少しずつ騒がしくなっていた。


 


 「今日はもう仕事は終わりにしよう。明日は絶対に寝坊なんてできないからね。じゃあ、ボクはお先に」


 野崎がそう言ったのは、定時を迎えた頃だった。

その言葉に、市ヶ谷はこくりと頷き、パソコンを閉じる。


 机を整え、足元のゴミをさっと確認してから、周囲に「お疲れ様です」と軽く頭を下げ、執務スペースを後にした。



 向かうのは、五階――宿直室。



 野崎に言われた部屋に着くと、鍵は開いていた。

扉をそっと押すと、かすかに薬品のような匂いが鼻をくすぐる。


 「おじゃまします……」


 おそるおそる足を踏み入れると、すでに中にいた野崎が、二段ベッドの下側に横たわり、一冊の本をめくっていた。


 「遅かったね。お腹空いたでしょ? 何か食べる?」


 「食べたい」


 「じゃあ、そこにカップ麺があるから。好きなものを食べていいよ。ついでに何でもいいからボクのも取ってほしい」


 野崎の指差す先には、大きなダンボール箱。

 その中には、コンビニではあまり見かけない高級そうなカップ麺が、ぎっしりと詰まっていた。


 「うわ、高いやつばっかり! ありがと、野崎!」


 「好きなだけ食べていいよ。ただし、食べるときは汁を飛ばさないでね。床がベタベタになると掃除が面倒だから」


 いつものように口調は淡々としていたけれど、そのひとことがあたたかく感じられた。


 入社初日には、野崎とこんなやり取りをする日が来るなんて、思いもしなかった。

 けれど今は、野崎の小言すら、不思議と安心できる気がした。



 カップ麺を食べて、お風呂に入って、歯を磨いて――寝る準備もばっちり。

 穏やかな時間が、ゆったりと流れていた。


 「市ヶ谷、上のベッドを使ってね。ボク、高いところあんまり好きじゃないんだよね」


 「えっ、野崎でも苦手なものあるんだ……!」


 「……別に、怖いとかではないけど」


 微妙にむくれたような表情が可笑しくて、つい笑いそうになる。

 ベッドの上には、備えつけの薄い掛け布団と、ややぺたんこの枕が二つ。


 (……なんか、修学旅行みたいだ)


 「布団、ちゃんとかけて寝た方がいいよ。明日の飛行機、冷えるかもしれないから」


 「わかった」


 照明を落とすと、部屋は一気に静かになった。

すぐ下から聞こえる、わずかな寝返りの音が、妙に落ち着く。

 目を閉じると、眠れそうな気がした――けれど。


 「……野崎」


 「なに」


 「ありがとう。明日はよろしく」


 少しの間があってから、返ってきた声は、いつもよりやわらかかった。


 「うん。よろしく」


 そのまま目を閉じると、市ヶ谷の意識はすぐに夢へと沈んでいった。

 


* * *



 翌朝は、思っていたよりすんなり目が覚めた。


 宿直室のカーテン越しに差し込む朝日と、野崎が静かに整えていた荷物の音が、自然と市ヶ谷の意識を引き上げていく。


 「おはよう」


 声をかけると、野崎が振り返った。


 「おはよ。……よく寝られた?」


 「うん。意外と……」


 「意外と?」


 「うん。野崎が意外と静かだったから」


 「……なんかそれ、褒められてる気がしないんだけれど」


 「いやいや! いい意味だから!」


 二人で笑い合いながら荷物を持ち、ビルの外へと出る。

 早朝の空気はひんやりとしていて、どこか特別な日にだけ感じられる静けさが漂っていた。


 最寄りの駅まで歩き、改札を抜けてホームへ。

ほどなくして電車が来て、二人はスーツケースを抱えて乗り込んだ。


 スーツケースの取っ手を何度も握り直しながら、電車の振動に身を任せる。

 九条の言葉、野崎の笑顔、自分の決意――いろんなものが頭の中をぐるぐると巡っていた。


 揺られてしばらく経ったころ、野崎がぽつりと口を開いた。


 「空港までは、あと一駅。人が多いから、迷わないようにしっかりボクに着いてきてね」


 「大丈夫……たぶん」


 「たぶんって言う人は大体迷うんだよ」


 「そんなことないって!」


 そんな軽口を交わしながら、二人は空港ターミナルに到着した。

 朝の光が差し込むロビーには、スーツケースを引いた人々が行き交い、非日常の空気が満ちている。


 ロビーを見回すと、カフェスペースの前で手を振る人物が目に入った。


 「おはようございます。二人とも、ちゃんと時間通りですね」


 「おはようございます、九条さん。早いですね」


 「おはようございます……!」


 落ち着いた色合いのリネンシャツに、クリーム色のスラックス。

 旅の朝でも、変わらぬ端正さ。それはまぎれもなく、九条光國くじょう みつくにだった。


 「少し時間がありますし、何か飲み物でもどうですか?」


 九条に勧められ、二人はカフェでアイスドリンクを手にした。プラカップ越しの冷たさが、手のひらにじんわりと伝わる。


 「では、まずチェックインを済ませて、それから荷物を預けましょう」


 空港という場所の持つ、独特な高揚感。

 九条に導かれるように、二人は静かに歩き出す。


 

 チェックインを終え、手荷物を預け、搭乗口へと向かう。

 ひとつひとつの手順を踏むたびに、「旅立ち」が現実のものとして形を持ち始めていた。




 そして、ついに搭乗ゲートを抜け――

 市ヶ谷にとって、初めての空の旅が始まった。


 「……今から、これが浮くんだよな」


 シートベルトを締めながら、窓の外を見やる。

 

 滑走路をゆっくりと進む機体。加速とともに、ふわっと体が持ち上がる感覚。


 次の瞬間、地面が遠ざかり、世界が一変する。


 (うわ……)


 言葉にならない感覚だった。

 高い場所は苦手じゃないけれど、飛んでいるという事実そのものに、実感が湧かない。


 けれど、それでも。


 (空って、こんなに……広いんだ)


 初めて知った、その広さ。

 遠くに広がる雲の海が、ゆっくりと流れていた。

 その雲の切れ間から差し込む陽光に、思わず目を細めた。

 

 隣に座る野崎は、いつの間にか眠っていた。

 静かな寝息と、ゆっくりと上下する肩。


 その横顔をちらりと見てから、市ヶ谷は再度窓の外へと視線を戻す。


 そして、心の中で、ひとつ呟いた。


 (行こう。俺の、初めての現場に!)


 


 ――和歌山空港に到着したのは、午前中の早い時間だった。


 到着ロビーには観光客の姿もまばらで、都内とは明らかに違う、ゆるやかな時間が流れている。

 若干の潮の匂い。少し湿ったような空気。それらを肌で感じながら、市ヶ谷はスーツケースの取っ手を引いた。


 「ここから電車で、T町に向かいます。ちょっと時間がかかりますが、駅まではタクシーで移動しますね」


 そう言って、三人は空港に停車していたタクシーに乗り込み、しばらくして目的のローカル線駅に到着した。

 

 タクシーを降りた先に広がっていたのは、小さな小さなローカル駅だった。


 改札を抜けると、ホームには二両編成の古びた電車が止まっていた。静かすぎる駅構内。誰もいないベンチ。

 アナウンスよりも、木々のざわめき、鳥や虫たちの声がやけに響く。


 「……すごい、のどかだな」


 「田舎はどこもこんな感じだと思うよ。都会に慣れてると、最初はちょっと落ち着かないかもね」


 野崎はそう言いながら、自動販売機で人数分の水を買ってきてくれた。

 ペットボトルを受け取りながら、市ヶ谷は緑の景色見つめる。


 「本当に良い景色だよね。……こういうところで、いつか暮らしてみたいな」

 

 そう言って、野崎は水を一口飲んだ。

 

 「――さ、電車に乗ろう」

 

 野崎に促され、電車へ乗り込む。

 

 電車はやがて、ゴトン、と揺れながらゆっくりと動き出した。

 外の景色は、だんだんと人家が減り、森と海が交互に現れるようになった。

 田んぼの水面に、空が映っている。

 遠くでカラスの鳴く声が聞こえた。


 「ここまで異星人はゼロだな……。空港には少しいたけれど。市ヶ谷も見たでしょ?」


 「……うん」


 電車内にはほとんど人がいなかった。

 老人がひとり、こちらを一瞥したあと、新聞に視線を落とす。


 (やっぱり、現場調査って……いつもの仕事とは違うな)


 胸の奥に、じんわりとした緊張が広がる。

 けれど、それでも。


 (大丈夫。俺は、任されたんだから)


 窓の外に、駅名の看板が一瞬だけ映った。

 あと数駅で、目的地――T町に着く。

 

 そして十数分後、電車はT町の駅に到着した。

 

 改札を抜けた先には、小さな駅前広場が広がっており、空は変わらず澄み渡っている。


 「では、ここからまたタクシーで旅館まで向かいましょう」


 九条がタクシーを手配し、三人は駅前から再び車に乗り込んだ。

 窓の外を流れる風景は、少しずつ海辺の町らしい表情を見せ始める。

 そしてしばらく揺られて、ようやく三人は海辺に佇む小さな旅館に到着した。


 建物は年季が入っていたが、手入れは行き届いており、白木の玄関には「いらっしゃいませ」の札が掛かっている。

 中に入ると、古びた畳の香りがふわりと漂い、市ヶ谷の鼻腔をくすぐる。


 「三名様でお越しの……九条様ですね。お待ちしておりました」


 対応に出てきた女将は柔らかく微笑み、館内の説明を手短に済ませてから、三人を部屋へと案内した。


 部屋は和室で、広さは十分。大きな窓からは、遠くに海が見えた。


 「ふうん、思ったよりちゃんとしているところだね」


 野崎が軽く伸びをしながらそう言うと、市ヶ谷もその様子に釣られて肩の力を抜く。


 「荷物を置いたら、どこかでお昼にしましょうか。長旅でしたし」


 「やったー! せっかく海の町に来ましたし、ボク、魚が食べたいです」


 子供のように喜ぶ野崎に、二人はあたたかい眼差しを向けた。

 


 それから数分後。荷物を置いたあと、三人は昼食をとるために外へ出た。

 旅館の前の道をしばらく歩くと、海沿いに一軒の食事処が見えてきた。

 店頭の看板には、こう書かれていた。


 『名物! 太刀魚定食あります』


 「……あ、これ」


 「ん? ああ。太刀魚って、前に九条さんが食べ損ねた……」


 「ここでは出されているんですね。せっかくだからここでお昼を済ませましょうか」


 店先に貼られたメニューには「本日限定10食」と太字で印がついていた。

 九条が小さく頷き、店の暖簾をくぐる。

 


 注文を済ませ、しばらくして運ばれてきたのは、香ばしく焼かれた太刀魚の塩焼き定食だった。


 パリッと焼かれた皮から、食欲をそそる香ばしい香りが立ちのぼる。

 添えられた酢の物や小鉢も丁寧に作られていて、この町の食への誇りを感じさせた。


 「……美味し」


 思わずこぼれた野崎の声に、市ヶ谷も頷いた。


 「……美味しすぎる……太刀魚って、こんなにふわふわなんだ」


 「旬のは脂がのっていて格別ですね。料理人の腕もあるんでしょうけど」


 静かに箸を進めながら、九条が言う。


 その後、若者の二人は無言のまま箸を進め、気づけば、三人とも白米をおかわりしていた。



 ――食後、三人は腹ごなしも兼ねて町の散策に出た。


 

 店員には、店を出る前に「今日は暑くなりそうだから気をつけて」と声をかけられた。

 空は初夏らしく明るく澄み渡り、白い雲がゆっくりと流れている。


 

 そんななか、三人には“もうひとつの顔”があった。


 九条と野崎と市ヶ谷は、「祖父と孫二人の家族旅行」という設定で行動していた。

 調査中に怪しまれれば、真実にたどり着くのは難しくなる――。

 だからこそ、あえて穏やかな観光客を装っているのだ。


 「なんか変な感じだよね。九条さんがおじいちゃんって」


 「そうでしょうか? 私ももう七十歳になりますよ」


 「えっ! 見えないです!」


 「この会社、年齢不詳な人が多いんだよね。まず社長でしょ? あと佐々木さんとか……」


 「確かに社長って何歳!? 全然わからない。佐々木さんは、二十六ぐらいだよね?」


 「佐々木さん、今年で三十四とかだと思うよ。二十六は……切里さんとか?」


 「えっ! 佐々木さん、すっごく若く見える……。

――そういえば切里さん。名前はよく聞くけど、まだ一度も会ったことないなあ。どんな人なの?」


 「切里さんは……なんて言えばいいかな。すごく強くて、綺麗な人……かな。でも、ちょっと扱いが大変というか。

 雨戸さんと清司くんがいつも振り回されてるイメージがある。

 ――それにしても、社長の年齢は一体いくつなんだろう? 九条さん、社長の年齢知っていますか?」


 「それが私も、よく知らないんですよ。女性に年齢の話をするのは、少々失礼かと思いまして」


 九条は苦笑しながら、そっと肩をすくめた。

 他愛もないやりとりを交わしながら、三人は路地を抜け、小さな丘を登っていく。


 その先には、海が広がっていた。


 青くて、広くて、どこまでも果てしない水平線。

 潮の香りと、波の音と、陽の光のきらめき。

 市ヶ谷は、思わず立ち止まり、言葉を失った。


 「……すごい」


 「初めて見るんだよね、海」


 「……うん。想像してたより、ずっと……ずーっと綺麗で……――って! 海ぐらい見たことあるわ! 初めてなのは飛・行・機!」


 三人の笑い声とともに、風が吹き抜け、髪がふわりと揺れた。

 そんな市ヶ谷の横顔を見て、野崎はふっと目を細めた。


 「市ヶ谷、今良い顔してるよ」


 「え?」


 「なんでもない。思い出作りに、写真を撮ってあげようか?」


 「いらないいらない」


 照れくさそうに笑いながら、けれど市ヶ谷の目は、ずっと海を見つめていた。


 すると、視界の端で、何か黒っぽいものがゆらりと揺れた。

 思わず、そちらに目を向ける。

 

 「……あれ?」


 沖合、遠くにぽつんと浮かぶ岩の塊。小さな島のようにも見えるが、ここからではよく見えない。


 「野崎、あれ……島?」


 「ん、どれ?」


 隣に立っていた野崎が、目を凝らす。


 「なんだろう。あんな島、地図にもなかった気がする」


 「へぇ……なんか、近くで見てみたいな」


 「おや、早速何かを見つけましたか」


 後ろから九条の声がした。

 その声には、少しだけ笑みが混じっていた。


 「あの島まで行くためには、船が必要だね」


 「うーん、そうだよね。歩いては行けないし、流れもあって泳いで行くのも危ないし。……船、借してくれる漁師さん、いるかな」


 「漁港まで行ってみましょうか。少し歩きますが、時間的にもまだ大丈夫でしょう」


 そうして三人は、ゆるやかな坂道を下っていった。

 道端の草が風にそよぎ、舗装の甘い道が広がる。海の近づく気配が、じわじわと肌に伝わってくる。


 やがて、視界の先に漁港が現れた。

 到着したそのとき、海風がにわかに強くなる。


 どこか湿った空気。塩気が肌を刺すようにまとわりつく。

 ウミネコの鳴き声だけが響き、港の景色には妙な静けさが漂っていた。


 人の気配が、どこにもない――そんな違和感だけが、じっとそこにあった。


 

 「……誰もいない?」


 「変だね……もうお昼はとっくに過ぎているのに、船がない。干している網もないし、なんだか静かすぎる」


 「船が戻ってきていないってこと? てことは、海で何かあったんじゃ……」


 市ヶ谷が言いかけたところで、野崎が静かに首を振った。


 「まだ確定じゃないし、現地調査もこれから。――今は、余計なこと考えすぎない方がいいよ。焦って想像すると、変に引きずっちゃうから」


 「……そうだね」



 会話が途切れ、風だけが海面をなぞる。

 三人は船着き場のすぐそばに立ち、しばらく静かな漁港を眺めていた。



 漁師の姿はいつまで経っても現れない。



 「……このあたり、探しに行ってみますか?」


 市ヶ谷がそう言いかけた、そのときだった。



 

 「――そんなところで、何か、お探しですか?」


 


 背後から、不意に声がかかった。


 振り返ると、そこに立っていたのは――一人の中年男性。かなり涼しげな柄シャツに、膝丈のパンツ。季節の空気と少しだけちぐはぐな服装だった。

 日焼けした顔に穏やかな笑みを浮かべているが、その視線はどこか宙を泳いでいるようだった。

 


 「私、T町町長の田村って言います。ご滞在中の方ですね。……こんな田舎まで、ようこそお越しくださいました」



 その瞬間、市ヶ谷の背を、海風とは違うひやりとした気配が這った。


ここまで読んでくださりありがとうございます。

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