51話 みんなで作るもの2
割と大変な回でした。そろそろクライマックスとなります。お楽しみに
ここからは気合い!
ちまちまやる作業はつまんないけど、ちょっとの作業が一番喜ばれるからね!
頑張らなきゃ!
「ルカ!ルカはチョコの方をお願い!ガナッシュ絞って挟むだけだからいけると思う!」
「絞って挟むだけか……!ならオレでもいけるな」
ルカ……それでドヤ顔してる……可愛い。
やっぱりしっかりはしてるんだけど、こういう所が可愛いんだよ。
尻尾があったら振ってただろうなぁ、見たかった。
さて、わたしはラズベリーとキャラメルをしようか。
終わったらラズベリーを使ってイスパハンを作ろう。
キャラメルはクリームの上に軽く塩を降る。
塩がキャラメルのたまにある甘すぎ問題を解決してくれるんだ。
それに塩気が甘さを引き立たせるのもわたしは好き。
ラズベリーの方はコンポート。
キャラメルに比べると甘いけど、割と万人受けするからわたしは大好き!
シータちゃんはイチゴが好きみたいだし、イスパハンとも相性抜群だね。
イスパハンはバラ風味のマカロンにバタークリーム、木苺、ライチを入れた物。
木苺やライチを入れてないから少し変わっちゃうけど、それもまたアレンジってことでいいよね。
まぁコンポートを作る時に余ったラズベリーがあるし、実質木苺。
ラズベリーは元々バラ風味で作ってたからちょうど良かったよ。
コネコネ作ってる時がなんだかんだ一番癒されるんだよね。
わたしだけかな?
さて、ルカの方はどうかな?
「おお!ちゃんとできてるじゃん!」
「ん?なっ?オレもやればできるんだよ!」
緊張しているのかスピードはちょっと遅いけど、それでも形はしっかりしてる!
家に帰ったらたくさん褒めてあげなくちゃね!
さて、わたしも頑張って完成させなくちゃ!
まだもう一つ作るものが残ってるからね!
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「で、出来た〜〜……!」
「ちまちました作業って難しいな……もうやりたくない」
「これからわたしはカクテルを作るんだけどね。ルカは向こうの方を手伝ってて、と言ってももう完成してるだろうけど」
「ん、わかった。ルナも頑張れよ」
「もっちろん!」
よーし、ラストスパートだー!
作るのは巨峰のカクテル。
他の物はみんなの分も作ってあるんだけど、これはシータちゃんのための特別な物。
わたしはまだ未成年だから飲めないけど、いつか飲みたいなぁ。
まずは巨峰をハンドプレッサーでよく潰す。
ブランデーとコアントロー、そしてレモン汁を入れてシェイクする。
これは近所のバーテンダーさんから教えてもらった技、すっごく大変だった。
カクテルグラスに注いだら、巨峰のサイドカーの完成!
やっと全部終わった〜!
ルカの方では机とかの準備をしてるみたいだし、わたしも頑張って持っていこう!
喜んでくれるといいなぁ。




