閑話 万華神《衰月編》
衰月は碧を司っている生まれて800年程の圧倒的な知識がある神。
物静かで守備に特攻している神。
衰月は序列2位、自分にとって都合の良い守備を作る、簡単に言えば炎の龍に水の盾を使って相手に触れる。
衰月は知識と創生と境界を司る神である。
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「……うん、面白いな。ベル、この作者の他の作品ある?」
「あると……思います。とって来ます」
「んー……」
やっぱりベルは物静かで暮らしやすい、側近にして正解だった。
しかも私と同じで本好きだし、鬼羅とは大違いだね。
「おーい、衰月いるかー?」
「げぇ……」
「げぇとはなんだげぇとは」
「……私の境界を使って罪人裁くとか神経どうかしてるんじゃ?」
「しゃーねーだろ。アイツら現世にほおって置くわけにもいかねーし、境界使うしか無いんだよ」
「………それじゃ」
すると衰月は自身で作った境界に入った。
「あっ、おい……!全く……」
衰月は怒ったり機嫌が悪くなると自分が作った境界に閉じこもって満足するまで出てこないため、少し扱いに注意が必要。
自分の境界を罪人に使われて鬼羅には少し当たりが強い。
「衰月様……って、また籠ってらっしゃる。………どういったご要件でしょうか、鬼羅様」
「あー……ちょっと境界についてな。まぁ籠もられちまったけど」
「……ならば、嘉楽を呼んでは……いかがでしょうか。……嘉楽は霊体なので、境界を無視して移動できます……」
「お!そういやそうだったな。……あ、でも今日仕事あるっつってたな、しゃーない。また来るな」
「了解致しました。衰月様が帰ってきたらまたお呼びしますね」
「サンキュー、じゃな」
そう言って鬼羅は地獄へと帰っていった。
それを確認すると衰月はまたベルの所へと帰ってきた。
「………よし、よくやった。ベル」
「衰月様、あまり同期の方々を困らせないで下さいよ」
「あれは鬼羅が悪いんだもん」
「もう……しばらくしたら行ってくださいね」
「んー……」




