39話 お遊びの時間!
朝、起きても外は少し暗くて、目覚めはあまり良くない。
今日から帰るためのゲームかぁ……あんまり実感湧かないな。
ベータさんとアルファさんには会ったけど、シータさんってどんな人なんだろ?
横を見ると気持ちよさそうに寝ているルカがいた。
相変わらずの寝坊魔だねぇ、起こさないと。
「ルカ〜、早く起きないと、朝ご飯抜きになるよ?」
「朝ご飯抜きは嫌だ」
「起きるのはやっ」
さすが食いしん坊、食べ物関連になるとすぐに起きる。
「今日からゲームだから、ちゃっちゃと準備しちゃうよー」
「はいはい。で、朝ご飯は?」
「昨日のカレーだよ」
「カレーは二日目が一番美味いもんな!」
「それはそう!」
さらさらしたカレーも美味しいけど、二日目のとろっとしたカレーもすっごく美味しいよね!
わたしはどっちかって言うと二日目の方が好き。
さて、みんなも呼んでゲームに備えよう!
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「おお〜!しっかり来てくれましたね!私嬉しいです〜!」
「逃げても出られませんしね。理解がある方で良かったです」
「逃げても……出られない……」
じゃあ本格的にゲームをクリアするしかないじゃん!
やっぱりお腹減っちゃうよ〜!
「それでは、武器をお貸し致しますね」
「武器と言っても〜、焼けちゃうとかは無いのでご安心を〜!ちなみにそれは私達を妨害できたり?できなかったり?しちゃうので積極的に使って下さいね!」
武器か〜、あんまり使ったこと無いし、銃なんてもってのほかなんだよな〜。
しばらくはルカ達にサポートしてもらうしか無いのかな〜?
わたしにも銃が配られた。
黄色と水色の装飾が施されたそこそこ綺麗な銃。
「お、おぉ……!」
かっこいい〜〜……!!
しかも軽いし!わたしにも扱えそう!良かった〜!
他のみんなも興味津々、特にルカと泊莉。
ルカは予想付いてたけど、泊莉は正直驚きだったなー。
1000年以上生きてるらしいからね、キングオブおばあちゃんだ。
「シータ、ゲーム開始の合図、お願いします!」
『はい、了解です』
「相変わらずシータはテンションが低いですね〜、もっとに〜ってしましょ!に〜!」
「に、に〜?……姉さん、これからゲームなんです。しっかりしましょう」
「はーい」
「どっちが姉なんだか」
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『え、えっと……聞こえてますか〜?』
お、アナウンスかな?
「聞こえてま〜すっ!」
『あ、良かった。どうも、アナウンスなどの裏方を担当させていただいている第三の支配人、シータ・アミューと申します。ただいまから、ゲーム開始となります。準備はよろしいでしょうか?』
「はい、始めちゃって下さい」
『確認しました。では、ゲーム……開始!』




