37話 遊びのルール
「遊んで……勝つ?」
「はい!ルール説明は兄が担当致しますので、私はここまでです!それでは!」
そう言うとスポットライトは一瞬だけ消え、次に付いた瞬間にはベータとお揃いの小さなハット帽を被った男性がいた。
あれがアルファさんなのかな?
「皆様、ようこそお越しくださいました!ベータの兄、第一の支配人のアルファ・アミューと申します。それでは、ルール説明といきましょうか。今回のゲームは、ズバリ!『ガンシューティング』です!」
「がん……しゅーてぃんぐ?」
「銃を使って標的を撃つゲームだよ」
「へー」
雪、物知りだな〜。
それともわたしが世間知らずなだけかな?
「しかーし!ただ撃って落とし合うだけではつまらない!そこで僕は考えましたよ。ギャンブルをしようとね」
「おい!お主、儂の加護主に変なことを教えぬでないぞ。破ったら叩き潰すからのお」
は、泊莉がとんでもなく怖いオーラを出してる……怒ってるなぁ。
「その点は理解しておりますよ。エンターテイナーですから。ルールは簡単、このワンダーランドに散らばっているトランプを貴方方が制限時間内に見つけること。何度でも再チャレンジ可能ですが、僕達は妨害をしますよ。そこでさっき話したギャンブル!一人一回、ランダムでアイテムが与えられます!もちろん賭けてるからどんなゴミでもチートでも文句無し!一喜一憂をぜひとも楽しんで!そうそう、ワンダーランドにはアイテムが散らばってるから拾うも放って置くもご自由に、それと1日やそこらじゃあ終わらないのでご注意を」
「終わらないって……お腹減っちゃうじゃん……」
「ルナ、多分そこじゃない」
いや、お腹減っちゃうのは大事件でしょ。
しっかしこれは困ったね〜。
トランプを全部集めるまで帰れない、おまけに妨害ってここ結構広そうだし大人数いても厳しそうだよー。
「とりあえず本日は宿屋にてお休み頂きます。ご飯は……」
「ご飯はわたしが作る!」
「えっ……いや、大事なお客さんなので任せるわけには……」
「作って良いね!宿屋どこ!?」
「話を聞かないのお」




