35話 レッツゴー!
ルナは周りを見渡し、目を輝かせた。
すると前へと走り出し手をばっと広げた。
「遊園地だーー!!」
「そんなに喜ぶことか?」
ルカは呆れながらもルナに言う。
「喜ぶことだよ!ずーっと憧れてた夢の場所なんだ!」
「夢ね〜、だったら私達がたくさん楽しませないと。ねぇ?泊莉」
「うむ!お主らもしっかり楽しむのじゃよ!」
「う、うん……」
「やったのだ〜」
「それじゃあ……レッツゴー!」
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最初の行き先はジェットコースター。
今回のルートはルエルに仕上げてもらった無駄のないスケジュール。
キャーとたくさんの楽しそうであり怖そうでもある悲鳴を聞いてルナは少しだけ怯えた。
「うひゃあ……なんだか怖そう……」
「大丈夫よ。あんまり怖くないの選んだから」
「あっ、そうなんだ。なら安心」
カタカタカタとジェットコースターが上がっていく音がより一層恐怖が増す。
ルナは少しだけ顔が青くなっていた。
そして一番上までつき、落ちていく。
キャーとたくさんの人の悲鳴が間近で聞こえた。
「いやー思ったより楽しかったわね〜♪ルナはどう?……ルナ?」
ルナの顔を覗き込むと、気を失っていた。
「お、おいルナ!?」
「死んだのか〜?」
「縁起の悪いこと言わないで下さい!ちょ、ちょっと誰か、水を〜!」
それから5分後、ルナはぱっと目を覚ました。
それを確認した泊莉はルナに抱き着く。
「よ、良かったのじゃ〜〜!」
「は、泊莉!?どういうこと!?」
「あー……実はな……」
誤解を解くためにルカは詳しく説明をする。
「そ、そういうことがあったんだ……。というかごめんね。迷惑かけちゃった」
「いや、私もごめんなさいね。絶叫系苦手なのに入れちゃって」
「いや、でも楽しかったし、ルエルちゃんは悪くないよ。こんな雰囲気で遊園地周るのも嫌だし。次行こ!」
そんなルナの笑顔を見てみんなは安心したよう。
「……そうね。次行きましょうか」
「だな」
「えへへ……早く行こっ!」




