33話 昼ごはんリクエスト
勉強の合間にちょびちょび書いてました。
「ただいまなのじゃー!ってあっつ!?」
勢い良くドアが開かれ、泊莉の元気な声が響く。
ドアを開けた瞬間、ムワぁってなるもんね。
「おかえり〜!」
「むぎゅっ」
わたしは嬉しくて勢い良く泊莉に抱きつく。
泊莉は少し変な声を漏らした。
「むぅ……いい匂いする……」
「なぁぁ……やめるのじゃ!」
そう言って顔を赤くしながらわたしを引き剥がす。
泊莉、照れることもあるんだ。
可愛いなぁ……!
「あ、そうだ。今日の昼ごはん何がいい?」
「む?そうじゃな……暑いし……そーめんと言うものがいいのじゃ!」
「オッケー、そうめんね」
「それにしても……なんでこんなに暑いのじゃ?」
「あー……」
わたしはふと天井を見上げる。
すると泊莉も、ん?という顔をして見上げ、あっ、という顔をした。
「エアコンが付いてないのじゃ」
「うぅ……そうなの。壊れちゃったんだよね……」
「そうか……で、なんで雪に張り付いてるのじゃ?」
ルカとルナは雪の尻尾に張り付いていた。
「な、なんか……私、冷たいらしいよ」
「そ、そうなのか……?」
「泊莉も来るか?冷たいぞ」
「ルカは聞く側ではないじゃろ……」
「い、いいよ、私は。泊莉も来る……?」
「いや、儂は遠慮しておくのじゃ。熱中症にはならぬからのう」
「そ、そう……」
__________
ツルツルとそうめんが口に運ばれていく。
「ん〜!美味いのじゃ!味付けもちょうどいいのう!」
「ふふ〜ん、でっしょ!わたしも料理上手くなったと思わない!?」
「そうだな。昔よりか何百倍も美味い。これからどんどん美味くなると思うと楽しみだな」
「えへへ〜、ありがとっ!」
やっぱりここでの暮らしはとっても楽しいな!
今度ゆーえんち?って所にも行きたいな、もちろんみんなで!
__________
知らない場所、そこにはただ2人、誰かの影が伸びていた。
少女がパチンと指を鳴らし、メリーゴーランドや観覧車が動き出した。
「迷える子羊ちゃん達〜、夢の世界へ〜〜ゴショウターイム!!」




