29話 お待ちかねのパスタ
泊莉が頑張って買いに行ってくれたんだし、美味しい物作ってあげよう!
麺は既に茹でてあるから、ソースを作ろう。
まずはトマトのヘタをくり抜き、熱湯に通す。
皮がめくれてきたら、冷水にとって冷まして、皮を剥く。
皮剥きしたトマトをざく切りして、たまたま家にあった玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。
フライパンにオリーブオイルとさっきのにんにくを入れて熱する。
ここで焦がさないようにするのが難しいんだよね〜。
いい匂いがしてきたら玉ねぎを入れる。
玉ねぎの甘みが引き立つよ〜。
そうしたらさっきのトマトを加えて軽く混ぜる。
塩コショウ、どうせならハーブも入れようか。
7〜8分ほど煮込んだら、ソースは完成!
あとは麺と絡めたら、パスタ完成だよ!
「出来たよ〜!」
「む!出来たか!」
「じゃあ食べようか」
「うむ!」
「「「いただきます(なのじゃ)」」」
「む!美味いのじゃ!」
「美味っ」
「ん~!美味しい!」
あ、そうだ。
いいこと思いついちゃった〜。
わたしはとある物を冷蔵庫から取り出す。
「じゃじゃーん!」
「ん?粉チーズか?」
「うん!これをかけるとね〜……」
そう言ってルカのパスタに粉チーズをかける。
ルカはパスタを食べると、目を輝かせた。
「ん!美味っ!」
「でしょ〜。チーズの量は美味しさの量なんだよ!(諸説あります)」
「じ〜〜……」
な、何かすごく見られてる……。
「え、えっと……チビ丸?雪?クラ?何で見てくるの?」
「ボクも食べたいのだ〜」
「る、ルカ達だけずるい……」
「ぼくもお腹空きました……」
「……よそいます」
そう言ってるけど、みんな食事する必要は無いんだよね。
でも料理を褒めてもらうのはすっごく嬉しい。
モチベに繋がる。
「美味しいのだ〜!」
「お、美味しい……!」
「美味しいです!」
「そ、そう言って貰えて良かったよ……」
あの後、大量のパスタを作り、全部無くなりました。
わたしはもうお腹いっぱいだけど、ルカ達はまだ甘いものなら入るらしい。
もうブラックホールだよ!
逆に怖いって!
でも満足してもらったなら……いいか!




