25話 教えて!泊莉先生!
泊莉が耳をぴくっと揺らす。
それと同時に苦い顔をした。
どうしたんだろう?
「むう……召集か……面倒くさいのお……すまんな、儂は少し天界へ行ってくる」
「うん、いってらっしゃい」
泊莉は神さまと同じように淡い光に包まれ、消えていった。
神さまって天界に行くときいつもこうなのかな?
それにしても、天界って何だろう?
神さまがいるところってイメージは軽くあるけど。
帰ってきたら教えてもらおうかな。
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天界、たくさんの神さまが召集によって集まっている。
「おお、泊莉はん遅刻は免れたようやな」
「む!失礼じゃな!儂の辞書に遅刻なんて文字は……」
「あれでも前回遅刻してたような……」
「それは言わないお約束じゃああああ!!」
「まあまあ、ちょっと落ち着きや」
「むう……というか、今日は何のようじゃ?今回は貴様の召集じゃろ?」
「あ、せやったな。すまんすまん、今日はな……」
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「あー……やっと終わったのじゃー!全く、召集の時は毎回話が長いから退屈なのじゃ」
「召集ってのはそういうもんやろ。じゃ、私は戻るわ」
「うむ、それじゃあなのじゃ!」
さて、儂も帰るとするか。
淡い光に包まれ、家へと飛ぶ。
「ただいまなのじゃー!」
「あ、おかえり!ねぇねぇ、天界ってどんなところなの?」
「む?天界か?そう楽しいところではないぞ?」
「え、そうなの?でも気になる!教えて!」
「ふむ、いいぞ!教えてやろう!」
やったー!
泊莉ってこういうところ甘いよね。
うーん、詐欺とかに合わないか少し心配。
「では、教えてやるのじゃ」
「何故に眼鏡……?」
泊莉の変なスイッチが入っちゃったな……。
「まず、天界と言うのは神が集まる場所なのじゃ、因みに、神達は固有の世界を持っておるぞ、それを神界と言うのじゃ。基本的に天界は宴等に使われるな。神は大体神界で好き勝手やっておるぞ。とまあ、これが天界のざっくりとした説明じゃ、分かったか?」
「成る程……泊莉の神界はどんな感じなの?」
「む?儂の神界は和風という奴じゃな!他のものとは少し違っていいぞ!」
「へー!行ってみたいなぁ」
「むう、すまんが神界には眷属か神しか入れないのじゃよ」
「そうなんだ……」
でも、いつかは行ってみたいなぁ!




