16話 依頼を受けよう
「依頼?」
「はい……」
クラが急な提案をしてきた。
わたしは本を閉じてクラの方を向く。
クラがこんな顔するほど大事なことなんだな。
真面目に聞かなきゃ。
「すごく急だけど……どうして受けようと思ったの?」
「ルナはレストランを開きたいって言ってましたよね。でも……資金が無くって」
「ああー……成る程ね」
それはちょっと困ったなぁ……。
でもわたし達なら多分大丈夫でしょ!
雪やルカもいるんだから。
「分かった、わたし行くよ。雪やルカの都合が合ったら今から行こうか」
「はい」
_________
「ってことで、行ける?」
「る、ルナ、私達は仕事とか無いから……ずっと暇」
「そうだぞ……だから行くか。お前の料理が世に知れ渡ってほしいし」
「ありがとう!」
承諾してくれたのは嬉しいけど……聖獣っていつも暇なんだね!
そっか、ルカも初めて会った時も特に何もしてなかった!
うん……まぁ何もしてないみんなも可愛いか。
だよね!そうだよね!
_________
ということでギルドに来たはいいものの……何を選べばいいんだろう?
分からなくてクラに問う。
「何を選べばいいんだろう……?」
「まずは簡単な物からがいいと思いますよ、でもうちは……この二人がいるんだよなぁ……」
「「ん?」」
最強二人組の雪とルカがきょとんとした顔をする。
わたしとクラとチビ丸が呆れた顔をする。
「取りあえず、これにしようか」
わたしが選んだのは魔獣退治。
Cランクだから結構早めに終わりそう。
わたしも魔法は使えるし、頑張ろう!
__________
今回の依頼は簡単な魔獣退治。
どうやら近くの畑が食い荒らされてるらしい。
そうこうしている間に着いたね。
すると魔獣の唸り声が聞こえた。
それぞれが身構える。
そして……瞬殺した。




