LⅩⅩⅡ Ⅳ SRAW NATIT (TITAN WARS Ⅳ )
水の国を間接的に滅ぼそうとしていた炎の国の王が自分達を助けに来たとは一体何事か。
そして、その過程で滅ぼされる予定だった雷の国の軍勢(彼らはそのことを知らないのだろうが。)もここに来ている。
「わからない……一体どういう風の吹き回しなのか?」
「滅ぼす側が救う側になっていて………混乱してきた。」
「雷の国が、こいつには利用価値があると思ったから脅してこき使っているだけだ。
とりあえずはこの岩の国の連中を殺すことだけを考えろ。」
「〈赫灼熱波〉」
炎の国の王が叫んだ瞬間、自分達を襲っていた岩の国の巨人3人が熱波の中に包まれ、朱色になりかけたような色をし始めた。
「おい!水の巨人!とびきり冷たい水を思いっきりぶっかけろ!」
雷の国の巨人、プラズの声に驚く。
「え?冷やしていいのか?」
「早く!」
「〈冷聖水〉」
水を浴びたい和の国の巨人の体は崩壊を始め、体は冷えたはずなのに突然死んでいった。
「物質は急速な温度低下に耐えられない。熱くなった岩の巨人に思いっきりお前らが冷水を浴びせたからアイツラの体は崩壊したんだ。」
なるほど、と思いながらレインは疑問を口にする。
「どうして雷の国の皆さんは岩の国を倒すんを手伝ってくれたんですか?」
すると雷の国の王はさも当然といった顔で、「炎の国が、自分にとって脅威になりうる水の国を滅ぼそうと考えたように私達も自分達の脅威である岩の国を滅ぼしたかった、ただそれだけだ。」
と答え、「まだ岩の国の王を殺せていない。行くぞ。」といい、炎、水、雷の連合軍が岩の国への侵攻作戦を開始した。
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岩の国が一瞬にして火の海になっている。
その状況を岩の国の王は一切考慮していなかった。
炎の国は水の国によって滅ぼされており、炎の国に巨人がいるんんて思っていなかったからだ。
別に雷の国は脅威ではない。
彼らの攻撃は妖精にすら効果をなさないからだ。
水の国も特段期にせずに済む。炎の国の巨人に自分が溶かさあれないことだけを考えればいい。本気でそう思っていた。
ただ、水の国の冷水攻撃によって街が一瞬で崩壊するさまを見て考えは一転した。
この状況は非常にまずい。
城が崩れ、街の跡形はない。
底にあったのは灰と、残骸と、自分の身体。
それだけだった。
そして彼が上空に見つけたのは、水をまとった大きな飛行体だった。
それは恐らく、水の国の王、その人だった。
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「よぉ岩の国の王。この状況は想像し得なかったんじゃないか?」
雷の国の戦力はないものとして考えると、実質的戦力は水の国と炎の国の国王で5人分。
雷の国には部下を助けてもらった恩がある。
炎の国との怨念はこの件が終わってから片付ければいい問題だ。
岩の国との闘いはなんとなくの状況を理解できている。
それなら行動は簡単だ。
「炎の国の国王、作戦を開始してくれ。」
そういうと炎の国の国王は再び岩の国を火の海にし、再び火の海となった岩の国。
岩の国の王を囲むようにして火が押し寄せる。
じわじわ朱く染まり始めた岩の国の王の体を見た雷の国の王は「水の国!お願いします!」と叫ぶ。
それを合図に水の国の巨人が放った水は、2手に分かれていた。
片方は、当然岩の国の王に。
ーーもう片方は、炎の国の王に。
ROVIVRUS SRAW-SNTIAT
|炎の国|
〈王 〉〈ーーーー〉〈ーーーー〉〈ーーーー〉
|水の国|
〈王 〉〈マリン 〉〈サド 〉〈レイン 〉礎✕2
|雷の国|
〈王 〉〈ボルト 〉〈アンプ 〉〈プラズ 〉礎✕2
|岩の国|
〈王 〉〈ーーーー〉〈ーーーー〉〈ーーーー〉礎✕1
|草の国|
〈ーー〉〈ーーーー〉〈ーーーー〉〈ーーーー〉
|魔王軍|
〈魔王〉〈サタン 〉〈生物兵器〉




