LⅩⅦ IAKIAS(再会)
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レヴィアタン、マモン、アスモデウス、ベルゼブブ、ルシファー………
現在、〈神の魂が眠る石碑〉の中に5人の邪神の魂がはめ込まれている。
最近までは誰の魂もなかったのに、この数日で5つもはめ込まれた。
いつか〈神の魂が眠る石碑〉に邪神の魂全てが揃う。
そう考えられる今、5つの国の巨人それぞれが保有する鍵を全て独占してしまいたい。
という思いが出始め、戦争の準備進んでいた。
そして、巨人島にある国の1つ、
炎の国ではとある問題が起こっていた。
水の国へ貿易のために出た妖精の一人が帰ってこないというのだ。
その問題について騒ぐ巨人島を空から眺めながら邪神は、横についている遊霊を見て笑う。
その遊霊は、炎の国で行方不明だと騒がれている妖精を咥えているのだから。
「いやぁ、しばらくは大人しくしててもらうぜ。
炎の国の妖精さん。」
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数時間前、俺はサタンファクトリー本社にいた。
「ロボット4体、起動します!」
アランの声とともに、動きを止めていたロボット達の体が動き出す。
レイ、コ●助、花丸、スザク。
その名前の響きすら懐かしいと思う仲間たちを目の前に、俺は涙した。
「…………ユウキ?」
レイが俺に声をかけてきた。
ユウキ=サトウ。俺が地球で呼ばれていた名前であり、記憶を取り戻す前の俺の名前だった。
記憶を取り戻してからの俺を知らないこいつらからすれば俺は〈七人の邪神〉の〈憤怒〉のサタンであることも、
魔王軍が俺を狙っていたのは俺の記憶を取り戻すためだったことも、
抵抗軍が俺を探すのに協力していたのはレヴィアタンが、復活した俺を早く排除したかったからであることも、
レイナや生物兵器という新たな仲間についても、
何も知らないのだ。
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俺はこれまでの経緯を4人に話した。
計画の内容も全て話し、その上で巨人島や〈天界〉についてくるか質問した。
「そんなのついていくに決まってるじゃん。
ユウキ………サタン様のためなんだ……ですし。
私達、仲間なん………ですから」
「吾輩も………ユ、サタン様の力になりたい………です。」
「僕もユ、じゃなくて、サタン様の為に頑張るウキ………頑張りますウキ!」
「………私も以下同文……あ、以下同文です。」
どうやら、俺が邪神であること、名前もユウキでは無いことから混乱を招いているのだろう。
「俺のことはユウキでいい。
それに敬語もなしだ。仲間だろ?俺が邪神だからどうとかってのは気にしない。」
「さっすがユウキ!やっぱり優しいなぁ〜!」
「吾輩達の心でも読んだのか………?」
「僕もコ●助と同じこと思ってたウキ………」
「………以下同文」
これまで通りでいい。
それは俺の本心だ。
敬語を使い、気を遣い、距離を置かれるのは俺の本意ではない。
「とりあえず、巨人島には付いてくる、ってことでいいんだな?
〈神の魂が眠る石碑〉を通ればそこでは7つの試練全てを受けてクリアして、最高神に会うまでは帰れない。
生きて帰れるかもわからねぇぞ?」
「「「「もちろん!」」」」
こいつらの同意もある。
こいつらは俺に、自分の意志で付いてくることを決めた。
それなら。
「アラン。俺はこれから巨人島に向かう。
合図をしたら〈神の魂が眠る石碑〉に抜け殻の機械とこいつら4人を連れてこい。」
と言うと、俺は生物兵器と共に巨人島に向かった。
ROVIVRUS SRAW-SNTIAT
|炎の国|
〈 〉〈 〉〈 〉〈 〉
|水の国|
〈 〉〈 〉〈 〉〈 〉
|雷の国|
〈 〉〈 〉〈 〉〈 〉
|岩の国|
〈 〉〈 〉〈 〉〈 〉
|草の国|
〈 〉〈 〉〈 〉〈 〉
|魔王軍|
〈魔王〉〈サタン 〉〈生物兵器〉




