LⅩ NOITCERRUSER(蘇生)
予約投稿の日付を完全に間違えていました。
先週日曜日(2月4日)分の投稿です。
「〈遊霊・漆・蘇生〉」
俺が出せる最大の回復魔法。
苦手だし、うまくいくかもわからない。
だがこうしないと彼らは死ぬ。
極暴の宴城の隔壁を何度も操作し、監視の目をなんとか掻い潜り、保険として3体の遊霊はそれぞれ別のルートで侵入させ、
時刻表ミステリーのようなカツカツスケジュールで到達した〈遊霊・漆〉は無事に3人を救出できた。
最悪の場合はレイナだけでも起こすことができれば回復魔法を使わせることができるのでそれでなんとかしようと思っていたが無駄な心配だったようだ。
「一か八かの救出作戦だったが、どうやら無事成功、かな?」
「……な……かな…、そんなバカな!
極暴の宴城の傭兵部隊を向かわせろ………!」
自らの牢を破って出て来くることも生物兵器なら出来そうだし、分身してレイナやガルを守りながら上手いことやるだろう。
それよりも俺はベルゼブブをどうにかしなければならない。
動揺しているベルゼブブの元に遊霊を一体向かわせた。
「〈遊霊・強奪〉」腰にかけていた神の駒を盗む。
「〈闇への贈り物〉」
神の駒は無力化できた。
あとはベルゼブブを倒すだけ。
〈遊霊・漆・遊霊闊歩〉」
黒い遊霊が多数飛び回り、ベルゼブブを襲う、と思いきや、ベルゼブブは
「〈暴熱波〉」
荒れ狂う熱波が、俺が作った和食たちを襲い、俺がいる方向に吹き飛ばす。
「〈遊霊・漆・防護〉」
食べて中で毒発動、と言うより、強力な毒を体へ付着させることを目的とした行動だろう。
遊霊は食べた分以外は、水魔法を使って部屋ごと洗浄すればいい。
「〈洗浄〉〈闇への贈り物〉」
毒入りの和食を混ぜた水は異空間にしまい込んで俺は槍を握った。
「〈遊霊・漆・武具装甲〉」
そして槍を投げ、その槍はベルゼブブの胸を貫いた。
「終わりだ。ベルゼブブ。」
その瞬間、極暴の宴城での戦いが幕を閉じた。
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その瞬間、〈神の魂が眠る石碑〉にまた神の魂がはめ込まれた。
そしてサタン一行は、次の目的地である革命軍の本拠地、ブルラーデンへ向かう。
その戦いは、サタンからの報復であり、彼の目的への一歩であり、彼のケジメでもある。
彼が殺す最後の邪神。〈傲慢〉のルシファーとの戦いが今ここに始まる。




