ⅩⅩⅩⅩⅥ AGEROAHEMODOT (トドメは俺が)
「殺す?〈七人の邪神〉第2位の私を?3位と4位が束になったところで私を殺すことなど………」
「今、4位とのタイマンで負けそうになっていたやつのセリフとは思えねぇな。そこに3位が手助けすれば、確実にお前は死ぬぞ?」
「そんなわけ……」
レヴィアタンは俺の言葉に動揺を隠せていない様子だった。
「もー、いーよ。レヴィアタンって意味わかんねーとこで嫉妬してさ、いちいちめんどくせーんだよ。とっとと死ねよ。」
「俺も、ここでレヴィアタンと長話するつもりはねぇよ。行くぜ、ベルフェゴール!」
「〈遊霊・身体装甲〉」
これは全身に遊霊の力を纏い、機動力と攻撃力が飛躍的に上がる術式だ。これを使うか使わないかで戦闘力に大きな差が出る。
そのまま俺は槍を持ってレヴィアタンに向かって突進していく。
「蛇・暴・破・又・殺」
先程までの緑色の蛇と違い、今回レヴィアタンが放った蛇は血のような紅い色をしていた。
何匹もの蛇がサタンとレヴィアタンを襲おうとするが、
「〈Ⅲ・小槍虫〉」「〈遊霊・武具装甲〉」
ベルフェゴールの小槍と、術式で強化した俺の槍で、一瞬にして消えてしまう。
そのまま、「〈紫電黒炎〉」
ミラ戦の時のように炎と電気を帯びさせ、最大限に槍を強化した状態で、レヴィアタンの胸に槍を突き刺す。
突き刺さった槍は、レヴィアタンを焼き尽くしたが、まだ致命傷には程遠かった。
髪はチリチリに焦げていて、服も、少年漫画のように都合よく上半身だけ焦がされたレヴィアタンは、
「貴様らぁ!よくも、よくもぉ!この服、そこそこ高かったんだぞ!」
「あ、キレるとこそこなんだ。」
「ほんと、もっとなんかなかったんじゃねーの?って思うのは俺だけじゃなかったよーだな」
意味わからんポイントでキレていた。
「大丈夫だよ。テメェは今、ここで死ぬっつったろ?」
「俺もとっとと終わらせて眠気をどーにかしたいんだよ。」
「バカな、貴様らに私を殺すことなど………」
「できるから言ってんだろーが」「できなきゃ言わねぇよ」
「〈Ⅲ・小槍虫〉」「〈遊霊・武器装甲〉〈紫電黒炎〉」
「「〈合技・狼の暴踊劇〉」」
ベルフェゴールの大量の小槍は、俺の巨大な槍の周りを渦を巻くように進みながら、俺の槍と共に、紫電黒炎と武器装甲を纏ってレヴィアタンへと襲いかかる。
まるで大きなドリルのようだった。
その槍はレヴィアタンの胸をガリガリと削り、貫いた。
「もう終わりだ。お前の虚しい抵抗も、もうで終わりだ。レヴィアタン。」




